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2014年12月16日
いずれは、日本の政治シーンで重要な地位を占めるであろう小泉進次郎の言葉には、安倍晋三首相よりも、現時点でさえ、発言に既に重みがある点が、なんとも薄ら寒い。自公与党が勝つべくして勝った、想定通りの選挙結果だったが、色々とみるべき点もあったようだ。一つは、国民の政治に対しての関心が、年を追うごとに希薄なものになって行くと云うこと。半ばヤケクソ気分が一定の広がりを見せ、共産党が伸びたこと。民主党が二大政党の地位から、かなり遠ざかった印象があること。
それでは、永遠に自民党独裁が可能かと云うと、以下の安倍晋三の会見を読んでも判るが、これだけの国民を見殺しにしたり、切り捨てたり、サディスティックな政策に邁進するのだから、途中で幾つもの落とし穴があるわけで、順風満帆な政権運営が続くとは思えない。何で、大きく躓くか、死に絶えるか判らないくらい、問題山積だらけなのだ。最近の官僚にも、それを乗り切るだけの器量のある者たちがいる状況ではないようだ。
おそらく、自民党内が大きく揺れる可能性がある。理由は、確たるものではないが、大きくなりすぎた組織は、常にアキレス腱の一つや二つあるものである。反乱する気がなくても、これだけ大ぼらを吹き続けるのだから、必ず、堪らんと云う自民党政治家が出現する。野党の再編などよりも、こちらの方が、余程確実に自民党が弱体化するのだろう。民主と維新が合併しても、意味不明な政党が出来、寸暇の二大政党風になるが、自民党と大きな違いがあるとは、一般国民がジャッジするのは困難だ。共産、社民、生活の方が、余程対立軸が出せるのだが、小沢一郎も、そこまで思い切る歴史観は持たないのだと思う。
≪「この道をぶれることなく進む」(安倍首相会見)
安倍晋三首相は15日、党本部で記者会見し、衆院選での与党圧勝を受け「緊張感を持って政権運営にあたる」と強調した。会見の詳報は以下の通り。
「今回の総選挙は、アベノミクスを成功させるため、来年の消費税率2%のさらなる引き上げを1年半延期する、この税制上の大きな変更について国民に信を問う解散でありました。いわば、アベノミクス解散であったと思います。
当初はさまざまなご批判をいただき、大変厳しい中での選挙戦になる、この覚悟のもとに自民党、公明党、全力で戦いぬいたところでございますが、今回、自民党、公明党、連立与党で過半数を目指して戦った結果、この予想をはるかに上回る国民の皆様からの力強いご支持を得ることができました。
投票日は大変な悪天候となりましたが、あの悪天候の中、投票所まで足を運んでいただき、与党に投票していただいた多くの方々のご支持をもちまして、自民党公明党連立政権は、今後も引き続き政権を担っていくということとなりました」
*筆者の突っ込み:過半数なんて目標が冗談だろう。自民党単独で2/3が目標でなければならない。憲法改正に近づく努力の姿勢にかけておる!
「比例では自由民主党に対して、政権交代を実現した前回選挙よりも100万票多い票を確保することができました。改めてご支持をいただいた皆さまに心から感謝申し上げたいと思います。本当に身の引き締まる思いであります。291議席という数、その責任の重さを、私たちはかみしめなければならないと思います。先ほど、 公明党の山口那津男代表と連立合意に署名をいたしました。引き続き、自民党、公明党、強力な連立与党のもと、政策を前にしっかりと進めていく考えでありま す」
*筆者の突っ込み:解散前295議席あったのだから、291は4議席失ったのだよ。引き算は知っているよな!
「15年苦しんだデフレからの脱却を確かなものとするため、消費税の引き上げを延期する、同時に景気判断条項を削除し、平成29年4月から消費税を 10%へと引き上げる、この判断が解散のきっかけでありました。同時にその大前提として、日本経済を、国民生活をどのようにして豊かにしていくのか、経済政策のかじ取りが今回の選挙において最大の論点、焦点になったといえると思います。そして昨日、アベノミクスをさらに前進せよとの声を国民の皆様からいただくことができました。三本の矢の経済政策をさらに強く、大胆に実施してまいります。明日早速、政労使会議を開催し、経済界に対して来年の賃上げに向けた 要請を行いたいと考えています」
*筆者の突っ込み:おいおい、50%の人は意思表示してないんだよ。アベノミクスを更に進めよと誰が言った。自分で勝手に解釈しているだけでしょうが。政労使会議なんてさ、社会主義国か全体主義国家の経済運営発想だよ。民主主義自由主義経済ではタブーな発想。立憲君主制が判らんわけだ。それに、おそらく自民への投票は25%チョイなのだから、国民の1/4が投票しただけ。比例区だけの比率だと20%にも満たないぜ。勘違いせずに、国民を奈落の底に突き落とさないようにすることだ。
「今回の選挙戦では、全国津々浦々を巡り、『物価が上がって大変だ』という生活者の声や、『原材料が上がって困っているんだよ』という中小・小規模事業者の方々からの声がございました。こうした声に対し、きめ細かく対応することによって、個人消費をてこ入れし、地方経済を底上げしていかなければなりません。ただちに行動してまいります。年内に経済対策をとりまとめます。さらに来年度予算を編成し、年があければ通常国会もあります」
*筆者の突っ込み:それもアベノミクスで解消できるんじゃないのか?その穴埋めを、またまたバラマキ補正かよ。何時になったら、財政は再建できるのかな?取って、それをばら撒く、ただそれだけの話なんだな。
「農業、医療、エネルギーといった分野で、大胆な規制改革を断行し、成長戦略を力強く前に進めてまいります。引 き続き経済最優先で取り組み、景気回復の暖かい風を全国津々浦々にお届けしていく決意であります。経済だけではありません。東日本大震災からの復興も、また教育再生についても、あるいは外交・安全保障の立て直しも、まだ道半ばであります。しかし、『この道しかない』と選挙戦を通じて訴えてまいりました。この度、国民の皆様からいただいた力強いご支援を胸に刻み、私は国民の皆様とともに、この道をぶれることなく、しっかりと、まっすぐに進んでまいる考えであ ります」
*筆者の突っ込み:おいおい、アンタに道案内は頼んでいないよ。取られた税金や保険料がどのように使われようと、法に従って粛々と、政府は国民との契約だけこなしてくれよ。奇妙な道しるべ勝手におったてて、こっちの水は甘いぞ、なんて奇妙な宗教の教祖のようなこと言うものではない。アンタはキリストか?お釈迦様かいな?ただの右巻き隷米のオッサンでしょうが!
「前回の選挙に引き続き、自民党・公明党併せて、3分の2を超える議席を頂きました。引き続き、安定した政治を進めようと国民の皆様が大きな期待を 寄せてくださっていることに心から感謝いたします。他方で、今後より一層厳しい目線が私たちに対して注がれる。そのことを全ての自民党議員が意識しなくてはなりません。私たちが数におごり、そして謙虚さを忘れてしまったら、国民の支持は一瞬にして失われる。政権運営にあたっては、このような緊張感を持って あたってまいりたい、取り組んでまいりたいと考えています」
*筆者の突っ込み:ここだね。これは暴言だね。「驕ることなく謙虚に」最も似合わない言葉を取ってつける心臓が凄い。君は、自分の話している、唯我独尊な口ぶりをビデオテープで見直すべきだよ。小学校高学年の、金に物言わせて威張るガキそっくりなんだよな。
「思い返せば2年前の今日は、政権交代のまさに前夜でありました。民主党政権 のもとで日本は国家的な危機に直面していました。何としても日本を取り戻す。この強い危機感からわれわれは全力で政権交代を目指し、国民の皆様が私たちのこの主張に対応していただき、そしてわれわれの背中を押していただき、政権交代が実現をいたしました。あれから2年が経過をしたわけでありますが、あれから2年経って、日本を覆っていた暗く重い空気は一変しました。しかし、私の中にあるあの時の危機感、そして使命感は今も全く変わることはありません。目の 前には、まだ困難な課題が山積をしています。2年前の初心を忘れることなく、全身全霊をもって国家国民のため私の職責を果たしていく決意であります。私か らは以上であります」
*筆者の突っ込み:覆っていた暗雲な雲は一段と厚みを増して、世間を覆い始めている。いつトルネードが起きるか、大噴火が起きるか、大地がふたつに割れるかの寸前まで経済は追い込まれている。なに、ボケ言っているのか、こりゃ寝言かな?
■ 「われわれは安定した低廉なエネルギーを供給していく責任がある」(質疑)
*多分仕込みの質問集だねW
−−改めて選挙の結果の受け止めは。投票率が戦後最低だった点も踏まえ、今後の政権運営にどう当たるか。例年であれば税制や予算編成の時期だが遅れが生じている。今後の経済対策、補正予算編成、本予算編成について、どのようなスケジュール感を描いているか
「たくさんの質問を1度にいただきましたが、まず今回の選挙の結果、われわれは2年前、いわゆる異次元の経済政策、3本の矢の政策を進めていくと国民に約束しました。その結果、2年前、3年前、日本を覆っていた暗く重い空気、連鎖倒産、行き過ぎた円高、日本企業の海外への脱出、この空気を大きく変えることができました。
*筆者の突っ込み:出来てねえよ、ますますのっぴきならなくなっているだけだよ。来春には消費税納入不可倒産が激増するから、その対策でも考えておきな!
倒産件数は2割減り、この2年間で100万人以上の雇用を作ることができました。*筆者の突っ込み:非正規雇用は増えたよな。正規雇用は減ったよな。正直に言えよ! 宿題だった正規雇用も7月、8月、9月、10万人以上増やすことができました。こうした私たちの実績に対して評価をいただくとともに、しっかりとこの景気回復の暖かい風を各地域に、あるいは中小企業、零細事業で、そして小規模事業で働いている皆さんの下にも届けよ、この政策をしっかり進めていけとの声をいただいたと思っています」
「投票率については常に政治の課題であろうと思います。前回の総選挙も残念ながら戦後最低と言われました。われわれは当時、野党でありました。私は野党の党首ではありましたが、大変残念だったなと思いました。今後、投票率を上げていくために、政治への信頼と同時に、国民の皆さまの一票が日本をつくっていくということをしっかりと、国民に訴え続けなければならないと考えました。同時に、あの寒い雪、あるいはみぞれの振る中、投票所に足を運んでいただき、自民党、公明党、あるいは民主党、維新、そして共産党、次世代、さまざまな党にしっかりと自分の意思を表示をして、自分の権利を国造りに生かしたい。この権利を行使した皆さんに対し、改めて敬意を表したいと思います」
「昨日の街頭演説でも、みぞれの振る(*産経よ振るは降ると書いてくれ)中、傘を差さずにじっと熱心に私たちが訴える政策に耳を傾けていた方がたくさんいました。こういう皆さまが、よし、今度も自民党、公明党の連立政権に一票入れようと意思を示していただいた。この意思によって私たちは連立政権を維持することができた。そして自公政 権、安倍政権が続いていくことになった。その結果、私はここに立って皆さまにこうしてお話しさせていただいている。われわれに、さまざまな困難な中、投票所に行き、一票を投じていただいた皆さんに心から感謝申し上げたいと思います。そして同時に、まさに『アベノミクスをスピード感を持って進めていけ』、これこそがこの選挙で示された声であろうと思います。それに応えなければなりません。そこで、経済対策、ただちに年内に取りまとめていきたいと思います。
*筆者の突っ込み:こりゃもう自己陶酔の境地だな(笑)手がつけられんわい!
「そして税制大綱についても、異例ではありますが、残された日数の中で年内中にとりまとめを指示したいと考えています。そして来年の通常国会においてできる限り速やかに法案の、予算の成立に向けて努力していきたいと思います。野党の皆さま方においても、『とにかくこの景気を何とかしてくれ』と、これが国民の声だということも受け止めていただきながら、国会運営、そして予算の成立にご協力をいただきたいと思っています」
−−今回の選挙ではアベノミクスのほか、集団的自衛権の行使容認や憲法改正、原発再稼働も争点になった。選挙結果を受け、来年の通常国会に提出する安全保障法制整備の関連法案はどのように審議を進める考えか。
憲法改正にどう取り組むか。原発再稼働についての考えは 「まず安全保障法制についてですが、今回の選挙はアベノミクス解散でもありましたが、7月1日の閣議決定を踏まえた選挙でもありました。そのことも われわれ、しっかりと公約に明記しています。
*筆者突っ込み:アベノミクス解散だと、マスメディアにプロパガンダの限りを命じておきながら、公約に集団的自衛権も憲法改正も、原発再稼働も書いてあるのだから、実は、主目的は集団的自衛権行使と原発再稼働が、真の狙いであった。チョッと看板がでかすぎやしないか?こういうのを、咬ませ犬詐欺という。国民はカネの亡者に過ぎないから、金目で勝負だよケッケッケ。自民党の真の体質がこの辺で平気で顔を出す。
また街頭演説においても、あるいは数多くのテレビの討論会でもその必要性、日本の国土、そして領空、領海を守っていく、国民の命と安全な国民の幸せな暮らしを守っていくための法整備の必要性、閣議決定をもとにした法整備の必要性ですね、集団的自衛権の一部容認を含めた閣議決定に基づく法整備、これを来年の通常国会で行っていく、これを訴えて来たわけです。このことにおいてもご支持をいただいた。
*だから、マスメディア通じて、アベノミクスに国民の判断を集中させ、それでて、違うものへの支持をいただいたと言い出す。まさに、ナチスの手口だよな。麻生は正直者だよ。
当然、約束したことを実行していく。これは当然、政党、政権としての使命だと思う。来年の通常国会のしかるべき時に法案を提出していきたい。そして成立を果たしていきたいと考えています」
*筆者の突っ込み:おや?急に選挙の争点が増えたんだね。集団的自衛権行使の法整備に、原発は安いぞ再稼働。それから、憲法改正かいな。さすがに、憲法改正に関しては歯切れ悪いな。隷米に主義者に出来るわけないからな。ネトウヨらも、安倍の正体をもっとクリアな目で見るべきだよ。
「原発については、これもさまざまな討論会などで議論させていただいたが、毎日、100億円の日本の富が今の状況では海外に流出しているわけです。われわれは安定した低廉なエネルギーを供給していく責任があるわけで、徹底的な省エネ、再エネの導入によって原発依存度を限りなく低減させていく方針に変わりはありませんが、原子力規制委員会が最高度に求められる安全性を確認した原発については、地元の理解を得つつ再稼働を進めていく考えです」
*筆者の突っ込み:原子力規制委員会は安全を審査保証するものではないと断言しているのだ。安全は、安倍晋三個人に帰する問題と解釈して良いのですね?
「憲法改正については、これは自民党結党以来の一貫した主張です。ただし、国会において3分の2の議員を確保しなけれ ばならないと同時に、最も重要なことは国民投票において過半数の国民の支持を得なければならない。その観点から、国民的な理解と支持を深め、広げていくた めに、これから自由民主党総裁として努力をしていきたいと思っています」
−−現在の内閣の布陣を変えるつもりはあるか。党役員の人事は
「先ほどの臨時役員会におきまして、現行の態勢で臨むことを確認いたしました。そして、閣僚についてでありますが、女性の活躍や地方の創生といった課題 は、いまだ緒についたばかりであります。そして大詰めの予算編成や経済対策の取りまとめ、さらには来年の通常国会など、今後のスケジュールを考えたときに も、あまり時間的な余裕はないと考えています。こうした観点を踏まえながら速やかに決定いたします」
■ 来年9月に自民党総裁選「候補は雲霞のごとくいる」
−−来年9月の自民党総裁選の対応について、現時点での考えは
「それは大変気の早い話だと思いますが、わが党には雲霞のごとく将来 の総裁候補の方々がたくさんおられると、このように思います。来年の総裁戦に向けてはですね、やっと衆院選挙が終わったばかりではありますが、多くの方々の支持を得ることができるように努力を重ねていきたいと思います」
*筆者の突っ込み:安倍晋三レベルが雲霞の如くか、う〜ん、相当病んでいる人々の群れのようであるな。
−−岩盤規制の打破はアベノミクス推進の重要な鍵だ。規制緩和をどう進めるか
「岩盤規制の打破については、さまざまな規制がありますが、規制の緩和、これは明らかに経済や国民生活にとってプラスになります。例えば燃料電池車。この燃料電池車を車道で実際、商業用として走らせていくためには、この燃料電池プラス水素ステーションも合わせて、一気通貫で規制緩和をしなければなりませ ん。われわれは25あった規制をすべて取っ払った結果ですね、近々、ディーラーにミライという究極のエコカーが並び、実際に活用できるようになります」
「電力の自由化についても、2年後にはですね、これは60年ずっと続いてきた地域独占が撤廃され、電力を作る、あるいは小売りをする、これが完全自由化されます。大きく世界は変わっていくと思いますし、農業においてもそうであります。この岩盤規制と呼ばれたものを突破していく上においてはですね、政治の強力な意志プラスですね、その分野で従事している皆さんが自分たちにとって、そうすることによって未来はひらかれていくんだということを理解していただく、 そして消費者の皆さんの支持をいただく。そういう努力を重ねながらやるべき改革はしっかりとやっていきたい。その中でもやはり政治の意志は極めて重要だろ うと。政治の意志を貫いていく上において、今回の大きな勝利は強い力となったと思います」
*筆者の突っ込み:上記いずれをとっても、霞が関文学の手になるもので、本質的改革ではなく、見た目や言い方、名称を変える改革なんだよ。今までのパターンと同じ。霞が関と闘うなら、経産省と財務省の官僚を官邸に入れるなよ。それが出来たら、本気で改革するのだな、と理解してやるよ。
−−組閣は速やかに決定するというが、顔ぶれを変える必要はあると思うか
「これはまさに、今申し上げた通りでありまして、速やかに決定していきたいと思います。ですから皆さんも速やかにその結論を知ることになると、このように思っております」
−−沖縄の4選挙区では移設反対候補が勝利した。米軍普天間飛行場の移設問題について、県民へどのように説明するか
「今回の沖縄県における選挙の結果は、大変残念な結果でありました。この結果はわれわれ、真摯(しんし)に受け止めたいと、このように考えております。同時に、また大切なことは、住宅街に囲まれ近辺に学校もある普天間基地の固定化は断固としてあってはならないということであります。これは沖縄の皆さまと認 識は共有していると思います。その上において米軍の抑止力維持も考え合わせれば、そしてこれは交渉相手があることでありますから、かつての民主党政権のように『最低でも県外』といえば県外になるかといえば、そんなことはないわけであります。無駄に時間を浪費するに過ぎなかったんだろうと思います。私たちは 辺野古移設が唯一の解決策であるという考えでありますが、その考えに変わりはないわけであります」
*筆者の突っ込み:辺野古の海埋立新基地問題と、普天間基地の取り扱でバーター取引するんじゃない!そっちの危険から、こっちの危険に変えるから、それでイイでしょうって話じゃないか。やくざの縄張りが変わるだけで、味の違うやくざに支配されるのは同じだべ!明らかに日本政府の政策は、沖縄蔑視、これだけは絶対に間違いがない。
「同時に、安倍内閣においては日米の緊密な協力の下、例えば普天間配備の空中給油機全機の岩国基地への移転を行いました。これは普天間基地の3つの重要な機能のうちの1つであります。そしてこ の機能のうち、辺野古に移るのは1つだけ、オスプレイの機能だけであります。さらにはこのオスプレイの訓練などについても、なるべく沖縄県外で行うように 今進めているところであります。また、嘉手納以南の返還も進めているわけでありまして、西普天間の返還においては、東京ディズニーランドに匹敵する土地が 日本に返ってくるわけであります。今の普天間の状況であれば1万戸以上のお宅に防音施設をしなければならない状況でありますが、辺野古に移せば、これはゼ ロになるんだということも丁寧に説明していきたいと思っています。いずれにせよ沖縄の基地負担の軽減についてですね、具体的に実績を出していくべく努力を していきたいと思います」
−−今回公約で掲げたすべての公約が「この道しかない」という形で、すべて信認を得たと考えるか。
沖縄では小選挙区で自民党候補がすべて敗れた。 川内原発の地元でも自民党候補が敗れた。地元の問題で、今回の国政選挙で得た民意をいかに政策に取り込んでいくべきだと考えるか
「日本というのは政策を決定、進める上において、国民投票制、直接投票制はとっていないわけでありまして、まさに政権選択の選挙が衆院選挙であり、あるいは中間評価として参院選挙があります。この代議制の民主制の中において、間接代表制の中において われわれは、国民の意思を受け止め、そこでお約束をしたことを進めていく義務をもっているのだろうと思います。今回われわれは、政権公約をお示しをしている。当然政権公約でお示しをした、われわれが政権を取った以上、 この中身を進めていく責任があるのだろうと考えています。各地域でそれぞれの結果がでています。そうした声も十分に耳を傾けながら、あるいは分析をしながら、丁寧な政策運営に当たっていきたいと思っています」 ≫(産経新聞:安倍首相会見*見出しは産経新聞)
*筆者の突っ込み:安倍首相の丁重な政権運営てのは、やらずボッタクリのことを、丁重な運営と言うらしい。麻生の漢字の読み違いは笑って済ませられるが、意味の穿き違いは、こりゃ怖いな〜(笑)。
≪「言い訳許されぬ」 小泉進次郎氏
3選を早々と決めた11区の自民の小泉進次郎氏(33)は午後8時すぎに横須賀市内の事務所に姿を現した。支援者への謝意を述べるとともに「消費 増税延期とアベノミクスが争点の総選挙でこれだけ多くの議席獲得予想を踏まえれば、もう自民党に言い訳は許されない」と口元を引き締めた。
今回も党の顔として全国を駆け巡り、27都道府県、64カ所に足を運んだ。移動距離は日本−南極間に相当する約1万5千キロで、自身の選挙区に終日入れた のは2日間だけ。「私のような30代の議員はアベノミクスの先を考えないといけない。人口減でも活力と豊かさを引き継げる国づくりをしなければいけない」 などと訴えた。
衆院解散の瞬間、「有権者の受け止めは冷ややか」と本会議場で万歳をしなかった小泉氏。最後の地方遊説先だった山形県米沢市の上杉鷹山の言葉を用い、「これから自民党に与党としてできないことがあったら全て自民党の責任。『ならぬ』ことが、あってはならない」と語った。 ≫(神奈川新聞)
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