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民主・海江田氏落選!野党第1党党首では49年片山元首相以来の屈辱
http://www.hochi.co.jp/topics/20141215-OHT1T50128.html
第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。自民、公明両党は定数475議席の3分の2(317)を上回って325議席となった。安倍晋三首相(60、自民党総裁)は24日に特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運びだ。民主党は公示前の62議席から73に上積みしたが、海江田万里代表(65)は東京1区で前回に続き自民党前職の山田美樹氏(40)に敗北。比例復活もならず、議席を失った。野党第1党党首が落選したのは、1949年衆院選で社会党の片山哲委員長が落選して以来。
党の顔だったはずの海江田氏は選挙区で敗れ、比例復活もかなわなかった。党代表ながら、議席を失う異例の事態。海江田氏は「党のために頑張ってきたが、代表を辞任する」と表明。野党第1党の党首が落選するのは、1996年に現行の小選挙区比例代表並立制となってからは初めて。
“完全落選”が決まる約1時間前。日付が変わった15日午前0時30分から党本部で会見したが、質問はわずか3問、約7分で打ち切った。代表続投に意欲を示しつつ「来年4月の統一地方選に向け、1月17日の党大会で体制を整えたい」とやる気満々だった。ただ、進退について問われると、「まだ結果を見ているので…」と言葉を濁した。党職員から会見打ち切りが告げられ、報道陣から「短すぎる」との指摘が出ると、海江田氏は「みなさんも締め切りがあるでしょう」と言い残し、席を立った。完全落選の一報が伝わったのは、その1時間後だった。
経済産業相などを歴任して知名度も高い海江田氏。だが、民主は13年の都議選で惨敗。地元の都議が1人もいなくなり、地盤が揺らいでいた。今衆院選でも党代表として各地に応援に出向いたが、劣勢が判明すると、地元にとんぼ返り。だが、都市部に多い無党派層の“神風”が吹くことはなかった。
民主党代表の敗北は、党勢低迷の象徴となった。午後8時。本部の開票センターには福山哲郎政調会長だけが姿を見せた。前髪を気にするなどしていたが、“第一声”を発したのは、約15分後のテレビインタビュー。長い沈黙が続いていた。
民主はこれまで全候補者の名札を並べ、当選者名の上にバラをつけていた。だが、今選挙から当選者の名前の入ったボードを並べる方法に変更した。2012年衆院選では自民にひっくり返され、当選者が激減。当時、バラのつかない真っ白なボードが話題になり、「惨めだからやめよう」との声が出ていた。
民主では、維新の党などと野党再編を求める勢力と、労組系に依存する議員が混在する。野党再編派で、当選した細野豪志元幹事長(静岡5区)はこの日、「野党結集の責任を果たす」などと述べた。代表まで落選する大惨敗を受け、今後、党が分裂する可能性も出てきた。
[スポーツ報知 2014/12/15]
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海江田氏敗戦、野党第1党党首では65年ぶり…辞任表明へ
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/15/kiji/K20141215009462170.html
民主党は公示前勢力の62議席を上回ることが確実になった。ただ、海江田万里代表が東京1区で自民党の前職・山田美樹氏に敗れ、比例での復活も果たせず落選。党の顔が消えるという、衝撃の結果となった。海江田代表は15日未明、党代表を辞任する考えを周辺に示した。同日中に正式表明する見通し。
野党第1党党首が落選したのは、1949年衆院選で社会党の片山哲委員長が落選して以来。支持者らが集まった東京都新宿区の選挙事務所で、海江田代表は「議席を失い残念。支持してくれた人には、ありがとうと言いたい」と力なく話した。
東京18区では、菅直人元首相も敗れた。党の“ツートップ”の相次ぐ敗北に、議席増も党内の喜びは控えめだった。
野党転落から2年。安倍内閣で不祥事が相次ぐ中での選挙戦だったが、追い風はほとんど吹かなかった。海江田代表の「確かに自民は議席を伸ばした。だが民主も伸ばした」という強がりがむなしく響いた。東京都千代田区の党本部の開票センターは静まり返った。
広がらぬ支持に、最大支持基盤の連合の関係者から「民主党が政権時代の不信感を拭うにはあと30年くらいかかるんじゃないか」との指摘も。ある労働組合の幹部は「この2年間何をしていたんだ」と吐き捨てるように言った。
[スポニチ 2014/12/15]
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