http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/417.html
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自公3分の2超!安倍首相、改憲“レリゴー”強行採決可能
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/15/kiji/K20141215009462360.html
アベノミクスの是非を問う衆院選で、自民、公明両党が定数の3分の2となる317議席を獲得した。安倍晋三首相は国民の理解が得られたとして、長期政権も視野に入れる。この国をどの方向に導くのか。特別国会は24日に召集される。
午後8時の投票締め切りと同時に大勝が報じられた自民党。同40分すぎ、党本部の開票センターに姿を現した安倍晋三首相は、党幹部らに笑顔で迎えられ、谷垣禎一幹事長や茂木敏充選挙対策委員長らとがっちり握手を交わし勝利を祝った。
安倍首相はNHKや民放番組に出演。選挙結果を受け「2年間の安倍政権に信任を頂いた」と感謝の気持ちを示した。スタジオとの中継では集団的自衛権に関して聞かれ「7月1日に憲法解釈を変更する閣議決定をした。それを加味した上での選挙だった」と行使容認について前向きな姿勢を示した。さらに、長年の“悲願”としている憲法改正については「国民の理解が得られることが極めて重要だ。改正の必要性を訴えていきたい」と話した。
自民、公明両党は合わせて3分の2を上回る317議席を確保することが確実となったほか、自民党は単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266議席)を上回った。安倍首相は24日にも特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運びだ。
政権で317議席に到達したことで、重要法案を次々に強行採決することが可能となり「安倍首相の思うままの政権運営ができる」(永田町関係者)。数の力で異論を寄せ付けぬ、巨大な政権となる可能性がある。
今選挙では反発を招きかねない改憲を訴えるより、経済政策の成果を前面に打ち出して議席を確保し、安定した政権基盤を築くことに主眼を置いた。徹底した“争点ぼかし”が功を奏し、安倍首相が描く日本の未来図は一歩目から見事に成功した格好だ。
強い求心力を保ったまま、来年4月に実施される統一地方選や16年夏の参院選でも有利な展開を目指す。安倍首相は来年9月の総裁選で再選する公算。任期は3年で、18年9月まで党総裁の座にいられることになり、政権の長期化が可能になった。ただ、17年4月には消費税引き上げを迎える。国民の関心事項である経済対策の遅れや憲法改正で自衛隊の「国防軍」化などの懸念もあり、政権への不満が一気に膨らむ可能性は残っている。
▽安定多数と絶対安定多数 国会の各委員会で野党による政府提出法案の否決を防ぎ、与党が安定的に国会運営を進めるために必要な議席数。衆院での現在の安定多数は249で、絶対安定多数は266。法律上の常設機関である17の常任委員会の委員長職を独占し、全常任委員会で野党と同数以上の委員を確保できるのが安定多数。全常任委員長ポストを押さえ、過半数の委員も送り込めるのが絶対安定多数。いずれの場合も実際には議席数に応じて野党に委員長を割り振るのが慣例。
[スポニチ 2014/12/15]
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議席317超!安倍首相、自公圧勝で長期政権へ「信任を得た」
http://www.sanspo.com/geino/news/20141215/pol14121505040010-n1.html
第47回衆院選は14日に投票、即日開票された。自民、公明両党は定数475議席の3分の2(317)を上回り、安倍政権の継続が決まった。自民党は単独で国会運営を主導できる「絶対安定多数」(266)も超えた。自民党総裁の安倍晋三首相(60)は24日にも特別国会で第97代首相に指名され、第3次安倍内閣が発足する運び。民主党は公示前の62議席から上積みし、維新の党は同42議席の確保が微妙な情勢。
穏やかな笑みを浮かべた安倍晋三首相は、居並ぶ自民党幹部らとがっちりと握手を交わした。勝利に沸いた東京の自民党本部。候補者の名前が並ぶボードは、勝利を象徴する赤いバラで埋め尽くされた。
紺色のスーツに黄色いネクタイ姿で現れた安倍首相。東京1区で民主党の海江田万里代表を抑えて当選した山田美樹氏(40)の名前にバラを付ける際には、うれしそうに「おー」と声を上げ、白い歯をのぞかせた。
首相が掲げる経済政策「アベノミクス」をはじめ、約2年にわたる政権運営が信任された。自公連立政権が最長で4年間継続する道がひらかれた。首相は「政権の信任を得たと思っている。慢心せず、国民に丁寧に説明しながら政策を進めたい」と自信を見せた。
北海道から九州まで25都道府県で応援演説に駆け回った。民主の海江田代表や枝野幸男幹事長ら野党幹部との激戦となっていた選挙区に重点を置き、自ら乗り込んで勝利をもぎ取ろうとする執念を見せた。13日夜に首相が最後に演説した東京・秋葉原では、若者ら約3000人を前にアピール。その存在感は各党党首の中で際立っていた。
首相は24日召集予定の特別国会で第97代首相に指名され、同日中にも公明党との連立による第3次内閣が発足する運びだが、閣僚と谷垣禎一幹事長ら自民党主要幹部を続投する方針を固めた。
先の臨時国会では「政治とカネ」を中心とした閣僚のスキャンダルが追及された。しかし、第2次改造内閣は今年9月に発足してからまだ約3カ月しかたっていないことや、衆院選の自民党大勝を受けて閣僚のスキャンダル追及は沈静化するという見方もある。来年秋には自民党総裁選も控えるが、安倍首相による長期政権が現実味を帯びてきた。
安定多数と絶対安定多数
国会の各委員会で野党による政府提出法案の否決を防ぎ、与党が安定的に国会運営を進めるために必要な議席数。衆院での現在の安定多数は249で、絶対安定多数は266。法律上の常設機関である17の常任委員会の委員長職を独占し、全常任委員会で野党と同数以上の委員を確保できるのが安定多数。全常任委員長ポストを押さえ、過半数の委員も送り込めるのが絶対安定多数。
[SANSPO.COM 2014/12/15]
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安倍首相無敵!自公で3分の2上回る公算、長期政権へ
http://www.hochi.co.jp/topics/20141215-OHT1T50100.html
風が吹かない選挙に勝ったのは、安倍自民だった。単独過半数、そして公明との連立政権で3分の2(317議席以上)を上回る公算で、群馬5区・小渕優子前経産相(41)、東京14区・松島みどり前法相(58)ら「政治とカネ」問題のスキャンダルに揺れた閣僚、元閣僚に早々と当確がともる圧勝劇となった。信を問い、信を得た安倍首相が長期政権へと走り始めた。
午後9時40分、党本部の開票センターに姿を見せた安倍首相は、係員から「東京1区、山田美樹、当選確実」と告げられると「オオーッ」と声を上げた。民主・海江田万里代表(65)を小選挙区で敗北に追い込んだことを示す当確だ。真っ赤なバラを渡されると、公認候補の名前が並ぶボードの空欄に添えてポーズ。報道陣のフラッシュを浴びた。
「2年間の安倍政権に信任を得たと思っています」。勝利宣言も、表情は厳しい。テレビ各局の収録の合間には自らのガラケーで開票速報に目を光らせた。
序盤から優勢が報じられた選挙戦だったが、安倍首相は北海道から九州まで25都道府県を駆け回った。最終盤は菅義偉官房長官に「一つでも多く取る。私と2人で徹底的にやろう」と告げ、野党幹部との激戦区に重点を置き、自ら乗り込んで勝利をもぎ取ろうとする執念を見せた。
今後注目される組閣については「選挙結果が確定する今夜から考えたい」とし、早くも着手を宣言。15日にも公明党の山口那津男代表と会談し、連立政権維持を確認する。特別国会は今月24日にも召集され、同日中に第3次安倍政権が発足する。
国政選挙3連勝の実績により、再選が濃厚とみられる来秋の党総裁選の際に「総裁は2期まで」という党則を改正するのでは、との臆測も出始めている。実現すれば、18年の総裁選で3選を果たし、19年の参院選に臨んだ後に20年東京五輪を首相として迎えるという青写真も見えてくる。祖父の岸信介元首相の在任日数を来春に超えることは確実で、長期政権を築いていく上で今回の勝利が持つ意味は大きい。
党本部4階の開票センターには熱気が充満し続けた。室内の体感温度を下げたのは、高さ約160センチにもなる巨大送風機だった。大勝を予想した党本部が「熱気対策」として事前に発注。選挙戦には起きなかった「風」が勝利の現場に吹いていた。
[スポーツ報知 2014/12/15]
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