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比例復活含め9氏全員当選 衆院沖縄
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=94769
第47回衆院選は14日投開票され、沖縄選挙区は1区で共産前職の赤嶺政賢氏(66)、2区で社民前職の照屋寛徳氏(69)、3区で生活前職の玉城デニー氏(55)、4区で無所属新人の仲里利信氏(77)が当選した。4氏は県内で争点となった米軍普天間飛行場返還問題で名護市辺野古への新基地建設に反対を主張し、各区で自民公認候補を破った。11月知事選に続き、衆院選でも県内有権者が辺野古反対の民意を安倍晋三政権に突きつけた。選挙結果が普天間問題に影響を与えるのは必至だ。
選挙区で敗れた自民前職の国場幸之助氏(41)=公明推薦、宮崎政久氏(49)=同、比嘉奈津美氏(56)=同、西銘恒三郎氏(60)=同、維新元職の下地幹郎氏(53)の5氏は、比例代表の九州ブロックで、いずれも復活当選した。
県内選挙区に出馬した全候補が比例復活を含めて当選するのは、1996年の小選挙区比例代表並列制が導入されて以降初めて。
県全体の投票率は52・36%で前回56・02%を3・66ポイント下回り、70年の国政参加以降、最低となった。
[沖縄タイムス 2014/12/15]
◇
「県民は怒っている」 沖縄の全選挙区で自民が敗北
http://www.sankei.com/politics/news/141215/plt1412150027-n1.html
「政府の押し付けに県民は怒っている」。沖縄県は4選挙区でいずれも自民候補が敗北し、与党が議席数を伸ばした全国的な流れとは逆の結果となった。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画が大きな影響を及ぼし、1区で当選した共産前職の赤嶺政賢氏(66)は「(移設計画の)白紙撤回を首相に突きつける」と意気込んだ。
那覇市の事務所で開票結果を見守った赤嶺氏。当選確実をテレビが報じると、笑顔を見せて手をたたいた。共産党が選挙区で勝利したのは18年ぶり。「感動でいっぱいだ」と喜んだ。
支持者とともに沖縄の伝統的な手踊り「カチャーシー」を舞い、ガッツポーズを繰り返した。
選挙戦では、自民党前職が2年前の前回選挙で県外移設を公約に掲げて当選しながら、昨年11月に辺野古移設容認に転じた姿勢を、赤嶺氏が「公約違反で裏切りだ」と批判し続けた。
[産経ニュース 2014/12/15]
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