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《表の見方》※○は「当確」、△は「優勢」、▼は「劣勢」、無印は「苦戦」。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141214/plt1412140830002-n1.htm
2014.12.14
12・14衆院選は最終盤を迎え、女性候補たちの戦いも熾烈(しれつ)さを増している。安倍晋三政権は、成長戦略の柱として「女性の活躍推進」を掲げるが、今回の選挙では、女性閣僚2人のスキャンダル辞任の余波で“オンナへの逆風”も吹く。どの候補が勝ち残り、どの候補が涙をのむのか。政治評論家の浅川博忠氏が、注目される女性候補38人(前職31人+元職・新人7人)の当落を大胆予測した。
「よろしくお願いします! あと少しです! 最後まで頑張ります!」
師走の街に、女性候補の絶叫が響いている。
注目の予測結果は別表の通り。自民党、民主党、維新の党、次世代の党、共産党、生活の党から出馬した女性候補38人について、比例復活は考慮せず、小選挙区の勝敗に特化した。
自民党が大きくリードする選挙戦を反映して、女性候補の当落予測も、自民党と野党で明暗がくっきりと分かれた。「当確」は自民党の9人に対し、野党はゼロ。野党は「優勢」も1つもなく苦しい戦いとなっている。
「当確」が出た自民党9人は、中川郁子氏(北海道11区)、小池百合子氏(東京10区)、野田聖子氏(岐阜1区)、稲田朋美氏(福井1区)らで、序盤から他候補を圧倒してきた。
「当確」ではないが、終盤に入って支持を広げているのは加藤紘一元自民党幹事長の三女、加藤鮎子氏(山形3区)だ。
浅川氏は「公示日段階では、加藤氏と無所属の阿部寿一氏は互角だった。その後、自民党の谷垣禎一幹事長や小泉進次郎復興政務官ら大物弁士が選挙区入りし、加藤氏に勢いが出てきた。小渕優子前経産相の問題が、同じ『2世のお嬢さま』である加藤氏のハンディになるとの見方もあったが、『与党でなくては地元に予算を持ってこれない』とアピールし、ハンディを乗り越えつつある」と語る。
参院議員からくら替えした落下傘候補の佐藤ゆかり氏(大阪11区)も、「尻上がりに良くなっている」(浅川氏)と浸透を広げている。
東京1区で、民主党の海江田万里代表と激突する自民党の山田美樹氏は「優勢」だ。山田氏は新人だった前回選挙でも海江田氏を破っている。
浅川氏は「海江田氏は危機感を持って選挙区を回っているが、おひざ元の新宿区長選(11月投開票)で民主党候補を擁立できなかったのが致命的。党代表としての求心力に欠けていることに、有権者も気付いている」と喝破した。
女同士の戦いとして注目されているのは新潟4区と、大阪7区だ。
新潟4区は、「元ミス日本関東代表」である自民党の金子恵美氏と、民主党の菊田真紀子氏の事実上の一騎打ち。「金子氏がリードしている。金子氏は『選挙の達人』である二階俊博総務会長率いる二階派の一員で、適宜アドバイスを受け、票を伸ばしている。菊田氏も選挙に強いが、新潟は地方格差が深刻で、与党に対する期待感が強まっている」(浅川氏)
大阪7区は、「浪速のエリカ様」こと維新の党の上西小百合氏と、自民党の渡嘉敷奈緒美氏、共産党の村口久美子氏が争うが、渡嘉敷氏がややリードしている。
おわび行脚に奔走する元閣僚コンビも注目だ。元経産相の小渕氏(群馬5区)は「当確」だが、「うちわ問題」の元法相、松島みどり氏(東京14区)は「優勢」判定も油断できないという。
浅川氏は「松島氏は、民主党の木村剛司氏とほぼ互角だ。東大、朝日新聞というエリート意識が、下町の選挙区に受け入れられていない。一連の騒動で『二度と閣僚になれない』という烙印(らくいん)を押されたことも、選挙戦に響いている」と指摘する。
野党はいずれも追う立場だが、侮れない。
新党大地の鈴木宗男代表の長女で、最年少国会議員だった民主党の鈴木貴子氏(北海道7区)や、小泉政権時代に「ソーリ、ソーリ」の国会追及で有名になった辻元清美氏(大阪10区)らは、「接戦だ。選挙区が厳しくなっても比例復活の可能性は十分にある」(浅川氏)という。
一方、厳しいのは新旧小沢ガールズだ。
民主党の田中美絵子氏(石川1区)や、生活の党から維新の党にくら替えした太田和美氏(千葉8区)、生活の党の青木愛氏(東京12区)と森裕子氏(新潟5区)らは、復活当選も厳しい情勢。「政界の師」である生活の小沢一郎代表の現状が影響しているようだ。
浅川氏は「小沢氏の離婚問題などが、小沢ガールズの女性票離れにもつながっている。トータルで見ると、今回は女性閣僚が起こした問題が解散の引き金となっただけに、女性候補には厳しい結果になるだろう」と分析している。
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