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【衆院選2014】政権取りにいかない民主は「理解不能」 党首インタビュー(7)生活・小沢代表
http://www.sankei.com/politics/news/141209/plt1412090004-n1.html
野党はまとまること
−−生活の党の候補者擁立を他党に譲ってでも野党間の連携、選挙区調整に取り組んだ狙いは
「別に狙いは何もないのだけども、野党が統一戦線を組んで選挙戦に臨めば、必ず政権交代できる、現状の安倍晋三政権、自公政権に対しては非常に国民の不満が大きくなってきている。必ず勝てるのだから、野党はいろんな問題を乗り越えて、一つにまとまってやろう、というのが持論だ」
「絶対勝てると思うチャンスなんだが、仕方がない。それ(野党統一戦線)もできなかった。だけど、そのことをずっと言い続けてきたわけだから、こちらが譲れるところは譲った方がよいだろう、と。うちの方としては、できるだけ譲って、無益な戦いをしないように、ということだね」
−−対自民党の一番の旗印は何だと考えるか
「基本的な政治に対する考え方、理念の違いだよ。安倍政権は、要するに自由競争、市場原理を最優先して、競争力のあるところをどんどん伸ばす。結果として大企業をよりさらに強く、大きくし、その利益を配分すればいいという議論なんだけれども、現実には国民全体として見ると、所得は減る一方だ。生活の党のモットーは『国民の生活が第一』だ。国民の生活を充実、安定させることが政治の、そもそもの使命だ」
−−今後、自民党と競い合う政党が出てきて二大政党政治になるか
「僕の政治家としての生涯の目標は、二大政党を中心とした議会制民主主義の定着だ。何としても2つのグループをつくって交互に長所を生かしながら切磋琢磨(せっさたくま)する姿をもう少し、追い求めようと思っている。ただ、それをやらない、できない、ということになれば、結局、第2回の55年体制だ。それが国が滅びるまで続くという格好になりかねない」
−−衆院選前に新党ができなかったのは、機が熟していなかったからか
「そんなことないね。やっぱりそれぞれのしがらみやら、思惑やら、いろいろあるさ。枠組みを変えたくないとかな。ポジションがどうだとか、いろんなこと、いろいろあるさ。だけど、それを言っていたんじゃ、いつまでたったってできない。そのしがらみを超えて、枠組みを打ち破って…。そうでなけりゃ、本当の維新はできない」
野党結集を見て死にたい
−−民主党も、民主党という枠組みにこだわらずに、ということか
「(民主党の枠組みを)取っ払ってな。そう思うよ。政権を取りたいんならな。取らなくていいんだったらもう、55年体制の社会党になっちゃう」
−−米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を国外や県外に移設すべきだとの声が沖縄県内にある
「軍事的な面からの、あれ、調べたことないから、あれがどの程度、軍事的に必要なのかちゅうことは、分からんけれどね。仮に沖縄だって、ど真ん中に造んなくたって、造れるところはあるしね。俺から言わせりゃ。僕が言いたいのは、アメリカとちゃんと、ざっくばらんに話をすりゃあ、話はできるちゅうことを言いたいんだ。(安倍政権は米国の)顔色をうかがっているという現状なんだろうな」
−−選挙後のビジョンは、悲願である野党結集、二大政党政治の実現か
「そうそう。その状況が達成されるのを見て死にたいけども。今回はだめだったんで、本当に残念だけれども、選挙後にみんながまた意識を取り直して、新しい自公(政権)に変わる受け皿ができるような方向になればいいなあという思いで、今はいる」
−−民主党が過半数の候補を立てられなかった
「理解できないね。だって今度の選挙どうするの?次で結構でございます、今回はいいです、というのか。そんなばかな選挙ないだろう。結果はどうであれ、政権交代を目指して、政権交代したらこのマニフェストのこれを実行します、というのが選挙だろうと理解しているんだなあ。だから、理解不能」
−−今回の選挙戦の戦略、戦術について
「選挙に、戦術だ、戦略だの、そのたぐいのことはないんだよ。百術不如一誠(百術は一誠にしかず)だ。ただ、この安倍政権の弱肉強食的な政策の中で、地方に行けば行くほど困っているんだ。だからそういう人たちの方が真剣に話聞いてくれるだろうということはいえる」(原川貴郎)
[産経ニュース 2014/12/9]
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