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桶川ストーカー殺人事件とJKビジネス:少子化対策とは何か
桶川ストーカー殺人事件が起こったのが1999年だ。この頃から、一部の週刊誌で一流大学の女子大生がヌードになったというような話が出るようになった。早稲田大学のスーパーフリーという同好会(?)が始まったのは確かこれよりもずっと前だが、この1999年というのは首都圏で高校入試不正がかなり一般化した時期だ。基本的に平成元年ごろから県立高校での入試不正が始まっていて、埼玉新聞で県東部の県立高校での入試合格確約という不祥事が報道されたのが1988年だった。当然その前から教育界への工作がされていて、1980年代の初期のころからの団塊世代の子供たちが高校受験期になり、公立高校の増設ラッシュが始まったころに、相当多数の教員がひも付き教員になった様子だ。
携帯電話の普及に伴い、援助交際というものが流行って行った。確か、モーニング娘の登場も同時期だったはずで、この時期に性的なものを商業的に利用するという意識が一般化し、若さを売り物にするという風潮が世間に広がった。
少子化問題の一端は、単に階層化とか派遣労働の一般化だけに関係するわけではなく、性的な意識そのものに関係している。だからこそ、「1989年には1966年の丙午の数値1.58をも下回る1.57であることが明らかになり、社会的関心が高まったため1.57ショックと呼ばれ、少子化問題が深刻化した。その後も徐々に数値は減少していき、2005年には1.26にまで減少した」( http://ja.wikipedia.org/…/%E5%90%88%E8%A8%88%E7%89%B9%E6%AE… )というように、製造業への派遣解禁がされた2004年以前に少子化傾向がはっきりしている。
この数年でJKビジネスというものがマスコミで報道されるようになってきた。この意味するところは、援助交際よりもより大手を振って若さを商業的に利用する風潮が出てきているということで、ますます少子化が進むということだ。
人間だれでも、というか、生命体はどんなものであっても老いて行く。その時に、次世代へ命を引き継ぎたいと思うのは本来的な意思のはずだが、若さとか性の商業化はそういったことに対して明らかに逆こうする。
確実に老いていくということについて、もっと正面から考えた方がいいのではないだろうか。いつまでも若くいたいという気持ちはよく分かるのだが、現実はそうならない。そして、少子高齢化は経済的にも非常に大きな悪影響を与える。今の若い人たちに対しても、どうやって年老いていくのかということについて、もっと考えることを促すべきだ。政治や学校教育、または、マスコミ、言論界にとって、少子化対策というのであれば、本来、性に対する意識をどうするのかという点こそが最も取り組むべきことではないかと言いたい。若さと子育てということについて、その関連をもっと考えるべきだと思う。
2014年12月10日02時10分 武田信弘
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