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ヘイターの親玉は国会議員だった!衆院選候補者“極右ヘイト”ランキング(中編) (リテラ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo176/msg/124.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 09 日 13:10:10: igsppGRN/E9PQ
 

            総務省HPより


ヘイターの親玉は国会議員だった!衆院選候補者“極右ヘイト”ランキング(中編)
http://lite-ra.com/2014/12/post-692.html
2014.12.09. リテラ


 衆院選に出馬している候補者からベスト(?)15を選出する“極右ヘイト議員ランキング”。前回は15位から11位までを発表したが、中編となる今回はいよいよベスト10に突入する。おぞましいヘイトの嵐にうんざりするかもしれない。日本の将来を思って暗い気持ちになるかもしれない。しかし、これが現実なのである。吐き気止めと頭痛薬をかたわらにおいて、ぜひおつきあい願いたい。


“日本にヘイトスピーチは存在しません”とのたまう新進気鋭の女性ネトウヨ議員
★第10位 杉田水脈(次世代の党/兵庫6区)

「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想」という驚愕の台詞で女尊男卑被害妄想のネトウヨから絶賛された杉田氏だが、前回、衆院選で日本維新の会から初当選して以降、歴史認識や従軍慰安婦、ヘイト問題でも大向こう受けするような言動を連発している。

 14年2月の衆院予算委員会で河野洋平の参考人招致を要求した際も、本人自ら公式サイトで「『神質問』といわれた」と自慢するなど、とにかくネトウヨに評価されるのがうれしくてたまらないご様子である。

 そんな杉田氏だから、もちろんヘイト系の集会に参加するのも平気だ。14年12月12日に「慰安婦問題に終止符を!〜日本の未来為に 立ち上がる女性たち〜」なる集会に杉田氏のビデオ出演が予定されているのだが、問題なのが主催の「なでしこアクション」という団体。代表の女性が在特会元事務局長で、別名でヘイトデモにも参加しているという複数の証言があるいわくつきの団体なのだ。なお、この集会には、数々のヘイト勢力との関係を持つあの片山さつき参議院議員も出演予定であることが、同会ブログで告知されている。

 さて、そんな杉田氏が最近、街頭演説をしていたところ、「酷い妨害にあいました」とブログで主張している。なんでも、「杉田水脈はヘイトスピーチをやめろ!」と言われたらしい。その映像が残っているのだが、このとき、杉田はこんな反論をしている。

「私はヘイトスピーチは日本には存在しないと思っています」
「日本人だったら、ヘイトスピーチをやる人はいないと私は思っています」
「だからヘイトスピーチの法案については特に必要ない」

 なんだろう、これ。もしかして、ヘイトスピーチを叫んでいるのはみんな在日外国人だと言いたいのか? それってヘイトスピーチなんだが。

 杉田氏は国会で「今、私たちが対峙しないといけないのは、うそも百回叫べば真実になると言っている中国や韓国の報道活動、政治宣伝なんですよ」と発言したが、なるほど、今私たちが対峙すべきは、嘘も百回叫べば真実になると思っているヘイト政治家なのかもしれない。

自民党タカ派筆頭議員は“ネトサポ”の指導者!ヘイターを組織化して党勢を拡大
★第9位 新藤義孝(自民党/埼玉2区)

 第二次安倍内閣で総務大臣や国家戦略特区担当大臣を歴任した新藤氏は、太平洋戦争末期、硫黄島の戦いで指揮をとった栗林忠道大将の孫にあたる。彼の政治家としての悲願のひとつは、改憲と国防軍の創設だ。要職に着任中か否かにかかわらず靖国神社参拝を繰り返しており、今年も終戦記念日に参拝を行った。竹島や尖閣諸島への視察もライフワークとなっており、超党派で結成された「日本の領土を守るため行動する議員連盟」の会長でもある。

 このようにタカ派中のタカ派で知られる新藤氏だが、これをもってして氏を第9位としたわけではない。新藤氏の特筆すべき点は、“ネトサポ”こと「自民党ネットサポーターズクラブ」(J-NSC)の初代代表であり、現事務局長であるということだ。

 J-NSCとは、自民党が2009年にネット上の支持者に呼びかけて設立したボランティア組織である。自民党公式サイトによれば、会員資格は「日本国籍を有する18歳以上の方(自民党籍の有無は問いません)本会の目的に同意し、規約、プライバシーポリシーに同意できる方」とされている。会員数は1万7000人以上で、自民党は彼らの活動を「公認」しているというスタンスだ。

 ネトサポの“仕事”は、自民党の政策や方針などをネットに書き込むこととされている。つまるところ有志による“広報部”という位置づけなのだが、「週刊現代」(11月22日号)によれば、彼らはネット上で対立候補や他党に対するネガティブキャンペーンを張る中心的存在となっているという。

 実際、ツイッターのプロフィールをサーチできるウェブサービス「ツイプロ」で、「J-NSC」を検索してみると、確かに、J-NSC会員を自称するアカウントによって、そうした行為が行われている。だが、本当に興味深いのは彼らのプロフィール欄。以下のような文言が書き込まれている者が多数いるのだ。

「日韓断交希望!嫌韓嫌中」「今、日本は売国奴の手によって切り売りされようとしています」「保守支持!日本大好き、韓流嫌い!」「特亜、マスゴミ、放射脳、地球市民、反日似非日本人は大嫌い」「ネトウヨ上等! 国士上等!!」

 このネトサポのなかに、多数のネトウヨやヘイトスピーカーが存在しているのは、ほとんど決定的と見てよいだろう。

 そして、この組織をつくりあげた中心人物というのが新藤氏なのだ。新藤氏は第4回J-NSC総会にて、参加した会員に向けて、「こないだの選挙、お世話になりました!」「総務大臣を拝命しておりますのも、みなさんのおかげです」と述べ、拍手を浴びている。

 ヘイトや民族差別を食い止めるどころか、積極的に政治的動員をかけている自民党。J-NSCをプロデュースする初代代表・新藤氏に、“ヘイトの秋元康”の称号を贈呈しよう。

“従軍慰安婦も南京大虐殺もなかった”在特会につながるヘイト政治家は民主党にも!
★第8位 松原仁 (民主党/東京3区)

 ここまで自民党と次世代の党の公認候補のみがランク入りしてきたが、民主党にも極右ヘイト議員は存在する。とりわけ松原仁氏は「日本会議国会議員懇親会」のメンバーであり、毎年終戦記念日に靖国神社を訪問している(公式サイトより)など、そこらへんの自民党議員よりもよっぽど右翼的である。実際、国会でもこのような発言をしている。

「事実あったかなかったかわからないというか、実際はなかったんですけれども、その従軍慰安婦の問題や、それから南京大虐殺という、実際なかった、なかったことはこれからもどんどん証明されてくるでしょう」(2007年3月28日衆議院内閣委員会)

 さらにはヘイト勢力関係の疑惑も浮上。松原氏は、前回説明した在特会元大阪支部長が事務局長を務める「百人の会」の「顧問」であり、また、在特会の協賛団体に名を連ねる「外国人参政権に反対する会」HPの“出演・メッセージリスト”にも記載がある。

 このように疑惑がオンパレードの松原氏だが、野田政権時には国家公安委員会委員長の役職に就いていたことがあった。奇妙なことに、あの在特会関係者との蜜月が報じられている山谷えり子参議院議員もまた、安倍内閣で国家公安委員長を務めている。……もしかして、このポストはヘイター枠なのだろうか。

ネトウヨばりのデマを振りまく極右政治家の巣窟 もはや党の存在自体がヘイト?
★第7位 山田宏(次世代の党/東京19区)

 ヘイトヒロイン・杉田水脈氏も西村眞悟氏も田母神俊雄氏も石原慎太郎氏も所属する極右政党、次世代の党で幹事長をつとめるのが山田宏氏。外務省のHPから従軍慰安婦に関する記述を削除させるなど、極右クレーマーとしても有名だが、その山田氏が最近、熱心に取り組んでいるのが、次世代の党のマニフェストにもなっている「生活保護の支給を日本人に限定する」というもの。ネトウヨ大喝采の公約なのだが、ちょっとまってほしい。実は山田センセイ、生活保護について何も分かっていない可能性があるのだ。

〈今年最高裁は「生活保護費を外国人に支給することは違憲」との判決を出したが、いまだに「違憲状態」が放置されたままだ。〉

 山田宏氏が11月21日にこんなツイートをしているのだが、これは完全にデマ。どうやら今年7月18日の最高裁判決を指して言っているようだが、判決文を読んでみると、どこにも外国人の生活保護費受給に関して「違憲」や「違憲状態」とする文言はなく、生活保護法の範疇を超えるにせよ、事実上容認されるべきという見解を示していた。

 これにはツイッターでも反論が殺到。山田氏は翌日〈入力ミス〉と訂正したが、これは本当にただの「入力ミス」なのだろうか? 実は12月3日、山田氏と以前から行動を共にしてきた同党の盟友・中田宏氏(神奈川18区)も〈まず最高裁で違憲判決が出ている外国人への支給は止めること。〉とツイートして、謝罪している。

 ようするに、次世代の党のセンセイたちは、生活保護法に関する最高裁判決文すらまともに読まないまま、デマをふりまき、「生活保護支給は日本人限定」なる政策をがなりたてているのだ。杉田氏といい、山田氏、中田氏といい、次世代の党は“新保守政党”ではなくて、“ヘイトデマゴギー政党”とでも呼ぶべき政治団体である。


本物の極右! ヘイトだけじゃない! 若者を徴兵して草食系を叩き直せ!の提言も
★第6位 稲田朋美(自民党/福井1区)

 安倍首相のもとで当選3回にして異例の政調会長に抜擢された稲田朋美氏。彼女を政界にスカウトしたのが安倍首相じきじきであったことは有名な話。今年9月には、本ランキング11位の高市早苗氏(奈良2区)とともに、ネオナチ団体代表とのツーショット写真の存在が発覚したが、その思想の極右度は“営業極右”である高市氏をはるかに凌駕している。

 そもそも稲田氏は、弁護士時代から極右歴史修正主義的な弁護活動で知られていたが、政治家となってからは、11年に竹島へとわたるフェリーが出る鬱陵島に新藤義孝氏(埼玉2区)らとともに訪問を試みて入国を拒否されたり、13年5月の会見で「慰安婦は合法だった」と発言したりと、いっそう極右的な言動に磨きがかかっている。言うならば“弁護士と議員のバッチをつけたネトウヨ”。

 実際、前述の在特会関連団体「なでしこアクション」主催の「慰安婦問題を糺し 毅然とした国の対応を求める 国民集会」というイベントに登壇している様子が動画で確認できる。それに加え、稲田氏の資金管理団体「ともみ組」は、10年から12年にかけて、在特会で顧問に近い立場にある有力会員ら幹部とともに活動している8人から、計21万2000円の寄付を受けとっていたと報じられた(「サンデー毎日」14年10月5日)。

 そんな稲田氏を、ネトウヨたちは自らの代弁者だと感じているのか、「稲田姫カッコよすぎる!」「初の女性総理へ推す!」などともてはやしている。だが、彼らは知っているのだろうか? 稲田氏は「正論」11年3月号の対談でこんなことを言っているのである。

「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」
「『草食系』といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」

 つまり、稲田氏は“若者の徴兵制”を提言しているのだ。若きネトウヨの諸君、想像してみたまえ。仮に徴兵制が敷かれたら、たとえば集団的自衛権の行使などで戦地や紛争地帯に送り込まれるのは、他でもない君たちなのだ。

 前編、中編と合わせて10人の候補者を紹介してきたが、彼らが極右政治家というだけでなく、ヘイト勢力やネット内のヘイターと深く関わっていることを感じていただけたと思う。いよいよ、次回はベスト5の発表だが、その前に前回に続いて、“極右ヘイト殿堂入り”候補者を発表したい。今回はふたり同時の発表だ。


ランキングを超えた“極右・オブ・極右”2人 詳しい説明はリテラの過去記事を!
★殿堂入り 石原慎太郎(石原慎太郎/東京ブロック比例)
★殿堂入り 田母神俊雄(次世代の党/東京12区)

 “極右・オブ・極右”といっていい石原サンと田母神サン。本来なら、ベスト3に入れなければいけないのだが、前回の西村眞悟センセイと同様、レベルがちがいすぎるので、やはり殿堂入りにさせていただいた。

 トンデモ発言も、石原サンは「三国人」に「支那と戦争して勝つ」、田母神サンも「大東亜戦争は聖戦だったのです」「集団的自衛権の行使はサヨクが反対しているので正しい政策なのです。また中国や韓国が反対する我が国の政策は基本的に正しいのです」など、目ん玉が飛び出そうな発言が満載だが、ひとつひとつあげていると、キリがないので、以下のリテラの過去記事を参照してほしい。

石原慎太郎がヤバすぎる!ついに「支那と戦争して勝つ」と明言!
http://lite-ra.com/2014/08/post-334.html
出馬表明の石原慎太郎がアメリカのスパイに操られているとの告発本が
http://lite-ra.com/2014/11/post-643.html
ネトウヨよ目を覚ませ! シリア拘束事件で田母神の冷たい本質が明らかに
http://lite-ra.com/2014/08/post-379.html
田母神候補に不倫と泥沼の離婚裁判報道! 選挙3日前に出る判決の影響は…
http://lite-ra.com/2014/12/post-681.html

 ちなみに、石原サンは田母神サンのことをかなり意識しているようで、出馬表明表明前に「週刊文春」から直撃を受けた際も自分のことより先に「田母神は出るのか」と記者に聞いてきたという。このエピソードを聞くかぎり、「暴言大魔王」の跡目は石原サンから田母神サンに引き継がれ、まだまだ我々をうんざりさせてくれそうだ。

 ということで、今回はここまで。最終回に発表する上位5名は、いわば今日のヘイトの潮流を生み出した張本人たちを名指しするつもりなので、どうかどうか、うんざりせずにおつきあいいただけるよう重ねてお願いしたい。

(梶田陽介)


 

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コメント
 
01. 2014年12月09日 17:03:39 : U9dg1QpsHA
安倍内閣女性閣僚がずらりとトップクラスに並ぶはず。

高市早苗、山谷えり子、稲田朋美、ごりごりウルトラ右翼。在特会系
三原じゅん子、中山ばあさん。

こんなのが自民党の女性議員。


02. 2014年12月09日 17:59:05 : q2ANm40oIQ
稲田明美は家族代々、生長の家信者のゴリゴリ右翼だが、自民党や既成右翼には生長の家出身者の活動家や政治家は普通に多くいる。
たとえば自民党OBの村上正邦も生長の家で職員をして政界に足を踏み入れた一人だし、右翼民族派一水会の顧問、鈴木邦男も生長の家の信者であり、産経新聞記者をやりながら右翼活動していたのである。
然るに稲田と村上、鈴木を分けるものとして何が異なるのかといえばバランス感覚と節度である。
村上は自民党タカ派のゴリゴリであり青嵐会にも属していた暴れん坊だが、それはリベラルから最右派までいた自民党の中の派閥間における争いの収斂で政治は所詮妥協の産物という知恵を身をもって覚えた議員生活、及び政治はあらゆる関係を抜きに政策を作ることは出来ないという現実を知っていたからだろうし、鈴木は過激な右翼活動をしつつもそこには敵対する左翼過激派という合わせ鏡のような存在無くして成立し得ない運動の矛盾と限界を知って、右派左派に拘泥しない中間派やあぶれ出た人たちや集団とネットワークを持たない運動に未来はないことを悟ったからだろう。
今の自民党のタカ派、及び右派の幼稚ぶりは関係にまるで注意を払わないことであると同時に、政治は理想と現実の折衷した中からしか生まれ得ないという当たり前のことを理解できない程度の低さにある。
保守を自称するならとくに知っておく必要がある。
それを痛いほど知っている亀井や村上がゾンビ自民党を痛罵するのは至極当然といえる。

03. 2014年12月11日 12:55:31 : gyNLG2pWfU
02さん
はきだめと化した阿修羅政治板コメの中にあって、久々に鶴を見た思いです。

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