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麻生財務相また悪癖「産まないのが問題」
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141209-1406721.html
麻生太郎財務相が7日に行った衆院選の応援演説で、少子高齢化に伴う社会保障費増に関し「子どもを産まないのが問題だ」と発言していたことが8日、分かった。野党は一斉に批判、麻生氏は釈明に追い込まれた。選挙戦への影響を懸念したとみられる。もともと「失言癖」で知られる麻生氏の発言。自民圧勝予測を吹き飛ばす「爆弾」となるのか。安倍晋三首相は、党公認候補の全陣営に「油断大敵」の筆書きを緊急送付。火消しに躍起だ。
麻生氏は7日、札幌市の演説で、少子高齢化に伴う社会保障費増に関し「高齢者が悪いというようなイメージをつくっている人が多いが、(女性が)子どもを産まないのが問題だ」と発言。「子どもが生まれないから、(働く現役世代は)3人で1人の高齢者(を支える)。もうすぐ2人で1人。間違いなく税金は高くなる」「(消費税増税で)みんなに少しずつ負担してもらう以外に方法はない」とも述べた。
6日には、長野県の演説で「株価が戻り、円安に振れ、企業は大量の利益を出した。出していないのはよほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ」と発言。アベノミクスの恩恵が、多くの中小企業や地方に行き渡らない中で、利益が出ないのは経営側に問題があるとの認識を示した形だ。
安倍政権は、女性や子育て、中小企業の支援をアピールしてきた。麻生氏は財務相で首相の盟友であるものの、「失言癖」が指摘されてきた。官邸や党本部が、候補者や応援弁士の問題発言を警戒していたさなかに飛び出した発言。選挙戦への影響を避けるため、火消しの動きが活発となった。
世耕弘成官房副長官は「子どもを産めない人を責めてはいない」と麻生氏を擁護。首相に至っては、候補者の陣営に「油断大敵」と筆書きした文書を送った。
岐阜県などで遊説した麻生氏も8日、釈明に追い込まれた。「私が言っているのは産みたくても産めない(ということ)」「子どもが育つ段階で預ける所がないから結果的に産まないのが問題。高齢者が長生きするのが問題というのは話をすり替えている」。与党内には「麻生氏には一切発言してほしくない」(公明党幹部)の声も。
98年参院選では自民優勢といわれながら、橋本龍太郎首相(当時)の恒久減税に関する発言がぶれ、流れが一気に変わって惨敗。橋本氏は辞任に追い込まれた。「選挙は、どこで潮目が変わるか分からない」(与党関係者)のだ。
首相は遊説から帰京後、党本部で高村正彦副総裁、谷垣禎一幹事長、茂木敏充選対委員長らと選対幹部会議を開き、「最後まで気を抜くな」と緊張感を持って臨むよう指示した。「自民圧勝」の流れは、変わるのか。投票日まで残り5日だ。
[nikkansports.com 2014/12/9]
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