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2014/12/09 06:25
本当に恐ろしいと感じるのは安倍暴走政権ではなく、その暴走を囃し立てさらなる暴走に手を貸すマスメディアだ。ここ一週間のマスメディアの怖さは選挙結果予測が大々的に報じられ、自民党圧勝予測が駆け巡ったことにより、選挙に対する有権者の沈滞ムードが高まったことだ。
マスメディアは手を変え品を変えて国民世論を誘導する。CO2温暖化などもその一つで、このままCO2の排出を抑制しないと年々温暖化が進み大変なことになると騒いでいる。しかし国際会議の一つで一部の気候学者の仮説が権威づけられて国際世論を主導的に牽引しているが、そもそも過去に数度起こっている氷河期と間氷期の気候大変動の説明をCO2温暖化説でなすことはできない。しかも地球はこれから30年程度は小氷期へと向かっていて寒冷化すると予測する科学者もいる。
マスメディアは事実のみを報道して頂きたい。事実の中から真実を見出すのはマスメディアの役目ではない。地球の温度変化に関して大きな要因は太陽エネルギーの変化だろう。現在太陽は大黒点が出現して活動が低下している。
地球の歴史に学ぶなら間氷期には北極の氷はすべて解け、地上から氷河はすべて消え去っている。現在の地球は氷河期にあって、氷河は地上に存在している。それが崩れ山頂へと後退しているとしても地球の歴史からいえば大したことではない。そしてCO2濃度が高まれば光合成効率は上がるし、海水に溶け込む量も増えるだろう。元々原始地球のCO2濃度は現在とは比較にならない数十倍もの高濃度であったし、酸素は空気中に存在していなかった。
様々な指標が飛び回って、現在の日本社会がより良い方へ向かっているのか、それとも悪い方向へ向かっているのかすら国民は理解しがたいのではないだろうか。しかしジニ係数を見る限りでは貧富の差は拡大し、米国社会の1%の勝ち組と99%の貧困層へと二極化している実態が明日の日本の姿になりそうなことは誰もが肌で感じている。
そして安倍政権のやっている政策が紛れもなく新自由主義と市場原理主義を容認する方向のもので、自由社会に生きる者のすべては「自己責任」だということで片づけられてしまいかねない。一度正社員の道から外れた者が人生途上で再び正社員に返り咲くのは非常に困難だ。それも自己責任だというのだろうか。
正規社員と非正規社員という待遇格差だけで、同一労働同一賃金という当たり前のことすら守られていない。官僚たちは保育士や介護士たち制度事業の現業職に官僚たちの報酬表たる「等級 号俸」制度よりも一段も二段も低い「報酬表」を定めて自分たちの仕事を丸投げして就労させて恥じない。そしてマスメディアもそうした実態が「当たり前」のことのように無批判に「介護士たちが職場に定着しない」と嘆くだけだ。なぜ労働対価の報酬が低く設定されていることに言及しないのだろうか。
ほとんどの有権者が99%の国民の側に立つことを自覚し、1%のハゲ鷹たちが濡れ手に粟の政策を推進していることに気付いて怒るべきだ。派遣業とは「ピンハネ」業に他ならない。多くの者を派遣労働者に追いやれば追いやるほど派遣業者は儲かる仕組みだ。その路線の推進役に安倍自公政権は立っている。そうした簡単に事実をなぜマスメディアは国民に報せないのだろうか。
さらに報せていない最大のものに放射能汚染マップがある。福一原発放射能漏れ以後、現在も放射能はダダ漏れ状態だが、それによる汚染が東日本を中心に広範囲に及んでいることをマスメディアはなぜ報せないのだろうか。それにより東京が生活する場にふさわしくないと出るのが怖いのだろうか。
地価の大暴落を引き起こすかもしれないし、様々な混乱をもたらすかもしれないが、マスメディアには事実を報道する義務がある。政権批判しないマスメディアは吠えない犬同然だが、政権をヨイショするマスメディアは政権機関紙に社名を変更すべきだ。
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