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麻生財務相 失言連発「子供産まないの問題」野党は痛烈批判
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/09/kiji/K20141209009427320.html
衆院選投開票日まであと5日。各党幹部らが重点区に入り舌戦を繰り広げる中、麻生太郎副総理兼財務相が演説で“失言”を連発していることが8日、分かった。少子高齢化などに関連し「子供を産まないのが問題」などと発言。麻生氏はその後釈明したが、野党側は痛烈に批判して反撃ののろしを上げた。
7日に札幌市内での応援演説に立った麻生氏は、少子高齢化に伴う社会保障費増に関し「高齢者が悪いというようなイメージをつくっている人が多いが、子供を産まないのが問題だ」と述べた。さらに「子供が生まれないから、(働く現役世代は)3人で1人の高齢者(を支えている)。もうすぐ2人で1人になり、間違いなく税金は高くなる」と指摘。今年4月の消費税増税を踏まえ「みんなに少しずつ負担してもらう以外に方法はない」などと語った。
問題発言はこれだけにとどまらず、長野県松本市内で行った6日の演説では「株価が戻り、円安に振れた。企業は大量の利益を出している。出していないのはよほど運が悪いか、経営者に能力がないかだ」との持論を展開した。
安倍晋三内閣の景気対策への批判は横目に、さまざまな立場を抱える有権者に配慮を欠くような発言。民主党の海江田万里代表はこの日の神戸市内での街頭演説で「好きこのんで子供を産まないのではない。経済的理由や働き方によって子供を産めないのだ。この問題を何とかしないといけないのに、全くそういう自覚がない」と指摘。経営能力に言及した発言を含めて「許していいはずがない」などと語気を強めた。
麻生氏が首相在任時、政権交代を許した一因が数々の“失言”。8日になって自身の発言に批判が出ていることに触れ「私が言っているのは産みたくても産めない(ということだ)」と説明。同時に「子供が育つ段階で預ける所がないから結果的に産まないのが問題で、高齢者が長生きするのが問題というのは話をすり替えている」。経営能力をめぐる発言についても「明らかに時代が変わるとき、デフレからインフレになったときに経営の在り方を変えないとしょうがない。経営者にしっかり知ってもらうことが大事だという話をした」と強調するなど、火消しに躍起となった。
【麻生氏 過去の失言】
▼ホテルのバーっていうところは安全で安いところ 08年10月、連日高級料理店やバーに通っているとの批判に
▼(医師には)社会的常識がかなり欠落している人が多い 同11月、医師不足への対応を問われ
▼(年収が)1億円あっても、さもしく1万2000円が欲しいという人もいるかもしれない 同12月、定額給付金支給に際し
▼いい年こいて朝歩いているなんて、徘徊(はいかい)老人と間違われたりする時代があった 同12月、健康増進策に関する質問に自身の散歩を挙げ
▼株屋(証券会社)ってのは何となく信用されていない。株をやっていると言ったら、田舎じゃあ何となく怪しげ 09年3月、経済危機克服のための有識者会議で
▼元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください 同7月、日本青年会議所の会合で
▼政府の金で(高額医療を)やってもらっていると思うと寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらわないと 13年1月、高齢者などの終末期医療に関し
▼(ドイツでは)ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか 同7月 憲法改正に関し
[スポニチ 2014/12/9]
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