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小沢一郎代表が、自ら「原点回帰」して、選挙戦場を駆けめぐり、とくに若い世代は大感激している
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2014年12月09日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆小沢一郎代表が、自らの選挙区「岩手4区」に31年ぶりにベッタリ張り付いて演説したのをはじめ岩手2区など岩手県内を熱心に回っている。小沢一郎代表は、「川上から川下へ」などという選挙必勝戦術を弟子たちに伝授してきたが、自ら「原点回帰」して、選挙戦場を駆けめぐっているのだ。古参の支持者は、小沢一郎代表の帰還に大喜び、若い世代のなかには、「大物政治家小沢一郎代表の姿を初めて見る」と大感激、握手してもらってさらに大感激する者が少なくなかったという。選挙では、握手の効果ほど大きいものはない。
いかに欧州最大財閥ロスチャイルドの総帥ジェイコブ・ロスチャイルドを頂点とするゴールデン・ファミリーズ・グループやフリーメーソン・イルミナティから「世界の指導者」として大きな期待を寄せられていても、政治力の源泉である「岩手4区」あるいは「生活の党比例代表」として当選を果たさなければ、政治力を働かせることはできない。それだけに勝たなくてはならない。
毎日新聞が12月8日付け「東京朝刊」で「2014衆院選:選挙区・比例の中盤情勢 小選挙区・岩手◇小沢氏、リード許す−−4区」という見出しをつけて、以下のように報じた。
「1区は階氏が抜け出す。民主支持層をほぼ固め、無党派層にも期待。高橋氏は公明支持層を固め切れていない。吉田氏と細川氏は支持拡大を急ぐ。2区は鈴木氏が全域に浸透。区割り変更による出身地・山田町の3区編入の影響も小さい。畑氏は無党派層が多い滝沢市を中心に巻き返しを狙う。久保氏は広がりを欠く。3区は沿岸部に県議時代からの組織を持つ黄川田氏がやや優位。橋本氏は自民、公明支持層をおおむね固め、維新支持層も取り込んで追い上げを図る。菊池氏は共産支持層以外への浸透に苦しむ。4区は若さをアピールする藤原氏が幅広い年代に浸透し、一歩リード。反小沢氏の無所属県議から援護を受け、民主と維新支持層にも食い込む。小沢氏は後援会の高齢化、党の縮小が影響し、勢いに陰り。無党派層にある程度浸透するが、選挙区調整をした民主支持層を固め切れていない。高橋氏は無党派層へ懸命にアピール。
◇1区(4)=盛岡市(旧玉山村除く)など
細川光正 65 [社] 新
階猛 48 (3)[民] 前
吉田恭子 33 共 新
高橋比奈子 56 (1)[自] 前=[公]
◇2区(3)=宮古、久慈、二戸市など
畑浩治 51 (2)[生] 前
久保幸男 56 共 新
鈴木俊一 61 (7)[自] 前=[公][改]
◇3区(3)=大船渡、一関市など
橋本英教 47 (1)[自] 前=[公]
黄川田徹 61 (5)[民] 前
菊池幸夫 55 共 新
◇4区(3)=花巻、北上、奥州市など
藤原崇 31 (1)[自] 前=[公]
高橋綱記 67 共 新
小沢一郎 72 (15)[生] 前
◆政党代表や主要幹部ともなれば、自分の選挙区になかなか帰れず、同志の応援のため全国各地を駆けめぐらなくてはならない。その分、「選挙区を留守」にすることになり、ライバルの候補者に「戦場」を荒らされてしまうので、ヤキモキのしどうしである。
いま自民党は、民主党の海江田万里代表や民主党を野党に転落させたいわゆる「戦犯6人組」(岡田克也元副総理=代表代行・選挙担当、玄葉光一郎元外相、野田佳彦前首相、前原誠司元代表、枝野幸男元経済産業相=幹事長、安住淳元財務相)、さらに菅直人元首相らにターゲットを絞り、「落選させよう」と激しい攻撃を行っている。これらのターゲットの選挙区に安倍晋三首相、谷垣禎一幹事長、小泉進次郎復興政務官らを相次いで送り込み、民主党の失政をあげつらって、支持の低下を促しているのだ。
◆確かに民主党は、マニフェスト破りを行って消費税増税法案を決定し、国民有権者の信を失っているのに、今回の総選挙のなかでも、依然として国民有権者に対する謝罪を行っていない。各候補者の演説のなかでも、謝罪の言葉は、ついぞ聞いたことがない。
にもかかわらず、「アベノミクス政策」に対する批判の声は厳しい。その割には、民主党政権が3年3か月の在任中、「戦略担当相」を設けていながら、具体的な経済成長戦略を1つも提示してこなかった。そのうえ、今回の総選挙でも、やはり「成長戦略」というのに相応しい政策を打ち出していない。
そんな状況で、民主党への支持を叫ばれても、国民有権者の心に響く言葉はなく、ましてやパンフレットに書き込んだ「公約」を信用できないと感じている国民有権者は、少なくないのである。
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