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小沢一郎氏に危機感31年ぶり地元行脚
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20141207-1405924.html
生活の党の小沢一郎代表(72)が6日、異例の地元遊説を敢行した。岩手4区の奥州市、花巻市、北上市内の計16カ所を訪問。気温0度で雪が降る中、計111キロを走り回った。盤石な「小沢王国」で選挙期間中に本格的な遊説をするのは、31年ぶり。対抗する自民党前職(比例東北)の藤原崇氏(31)への支持が広がり、小沢氏の陣営に危機感が漂っている。共産党の高橋綱記氏(67)も出馬している。
小沢氏は午前9時過ぎ、最初の遊説地、奥州市役所江刺総合支所に到着した。地元の選挙活動は長年、秘書や家族に任せてきたため、本人の参加は異例。待ち受けた約200人の支援者からは歓声がわき上がった。小沢氏はビールケースに乗り、「地方は安倍政治の影響を受けて、日に日に衰退している。国民の生活が第一という理想を実現するために、もう1度、政権交代を目指したい」と力説。16度目の当選に向けて、支持を訴えた。
約10分の演説、支援者との握手、そして移動の繰り返し。午後5時ごろまでに16カ所を訪問した。気温0度の寒さの中、終盤はせき込む場面もあったが、無事に完走した。「頑張ってくれ、と励ましてもらった。ありがたかった。議員になって十数年は、地元をよく回っていた。その後は党の仕事で来られなくなったけど」と話し、遊説が信条であることを強調した。
陣営の危機感は強い。対抗する藤原氏には、経済界の有力者や一部の県議の支持が広がっている。藤原氏との接戦の予想もあり、小沢氏の陣営は異例の地元遊説で、後援会組織の引き締めを図っている。今日7日の14カ所も含め、2日間で30カ所を訪問。7日は奥州市水沢区の選挙事務所前で演説する予定だが、選挙活動で自身が育った地に入るのは極めて異例だという。
藤原氏は、現職を2年務めた実績をアピールしている。国政では震災被災地の土地問題に対応する法整備に尽力。地元の岩手4区には頻繁に足を運び、国道4号の複線化事業や北上川整備事業に取り組んだ。5日夕に奥州市内で行われた個人演説会では「岩手4区の議員として、私が最もふさわしい。若いから、がむしゃらにやれる。今後も10年、20年と岩手とともに歩みます」と、世代交代の必要性を訴えた。小沢氏の強力な地盤の切り崩しを加速させている。【柴田寛人】
◆小沢王国の栄枯盛衰 岩手全体が「小沢王国」と呼ばれ、4つの衆院小選挙区は小沢氏系議員がほぼ議席を独占してきた。自民党の鈴木俊一氏の地盤2区だけは、敗北か勝っても比例復活だったが、政権交代した09年は4区すべてで勝利。王国のピークだった。小沢氏は12年に民主党を離れ、日本未来の党で臨んだ前回は1、3区で民主党に敗れ、小選挙区の勝利は小沢氏だけ。しかも得票数は小選挙区実施の96年以降、衆院選で初めて10万票を切った。小沢氏系候補の得票も09年→12年で約26万票も激減した。生活の党で初めて臨んだ昨年の参院選も、かつて小沢氏に近いとされたが決別した平野達男氏が、無所属で当選した。
[nikkansports.com 2014/12/7]
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