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「秘密保護法を一番要求してるのはアメリカだろう」大江健三郎さん
http://ameblo.jp/takumiuna/entry-11960806813.html
December 05, 2014 かばさわ 洋平
作家の大江健三郎さんが秘密保護法を一番要求してるのはアメリカだろうと率直に語ってます。秘密保護法も集団的自衛権も、辺野古新基地も国民世論よりアメリカ優先してるのが日本の政治です。争点が隠されながら進む総選挙、日本の民主主義が試されてるのが今度の総選挙です。
作家大江健三郎さん 戦後の精神をつなぐ
東京新聞 12/5
政府が言う「積極的平和主義」は、憲法9条への本質的な挑戦だ。米国の戦争の一部を担う立場に替えていこうとするために「積極的平和主義」という言葉をつくった。だから何よりも特定秘密保護法が必要になる。
集団的自衛権を行使できることを日本の態度とするなら、米国が起こしうる軍事行動に踏みとどまる建前を失う。どういう戦闘が行われるか、戦況はどうなるか。米軍と自衛隊のやりとりは何よりも秘密でなければならない。秘密保護法を一番要求してるのはアメリカだろう。
日本政府は「積極的平和主義」を内外に宣伝している。最初、それは誰にも滑稽な言葉だった。しかし、半年、1年たつと、国民は慣れて反発しなくなった。政府が国家の方針として提示し続けなければ常態となる。市民は抵抗しなくなるということではないか。いま日本はかつてなかった転換期にあると感じる。
「積極的平和主義」は言い換えれば「消極的戦争主義」になる。米国の戦争についていく。戦場で肩を組んでいけば消極的か積極的か関係なくなってしまう。自衛隊員が一人でも殺される、あるいは自衛隊員が一人でも殺すことになれば「消極的戦争主義」というフィクションも一挙に消えてしまう。憲法9条を残したまま、すっかり別の国になってしまう。後戻りはできない。それは明日にも現状になる。
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