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「安倍自民党勝利が日本のためになる」という逆説
http://www.amakiblog.com/archives/2014/12/03/#003021
2014年12月03日 天木直人のブログ
安倍嫌いの者たちは今度の選挙で安倍自民党に勝たせたら大変な事になると大騒ぎする。
安倍嫌いにおいては誰にも負けない私だが、私はそうは思わない。
下手に安倍自民党が議席を減らした方がむしろ危険だ。
何でもかんでも安倍を倒せばいいと考える連中は別として、日本全体の事を考えれば安倍首相が勝って、余裕を持ち、長期政権を狙うために方向転換をして、より正しい政策を進めるようになったほうがいいのだ。
そんな考えを示す者が韓国にもいたことを私はきょう12月3日の東京新聞で知った。
「海外発 日本に直言! 12・14衆院選」という連載コラムで、韓国・世宗研究所日本研究センターの陳昌ス(サンズイに朱)氏が書いていた。
韓国にとっては、安倍晋三氏以外の人が日本の首相になればいいが、現実的には難しい。それならむしろ安倍政権が安定し、余裕を持って外交にあたるほうが良いと思う、と。
過半数ぎりぎりで政権が不安定になれば、安倍氏は支持層の右派を固めなければならないので、外交問題で配慮したり、譲歩することは難しくなる、と。
逆に過半数を大きく超えて政権が安定すれば、さらに長期政権にするため、日韓外交で成果を上げることも考えるはずだ、と。
歴史認識の問題でも、安倍氏の考え自体が変わることはないと思うが、米国や中国との関係を重視するようになるから、慰安婦問題などである程度、韓国に妥協しなければならないと考えるだろう、と。
来秋の自民党総裁選と再来年の参院選に勝てば長期政権になるため、来年は自分の信念は抑え気味にし、中国や韓国との外交をある程度正常化させて成果を得ようとするのではないか、と。
その通りだと思う。
少なくとも私が安倍首相だったらそうする。
そしてそうすることは結果的に多くの国民にとってもいいことなのだ。
最近著「アマル それは希望」(12月初旬刊行 元就出版社)で、私が安倍首相に贈ったメッセージはまさしくそれである。
もっとも、それが理解できるほど安倍首相の頭は良くない、だから安倍首相に勝たせてはいけない、と危惧する者たちがやっぱり正しかったという事になるのかもしれない。
いずれにしても、すべては選挙後にわかる。
これ以上無駄な時間を空費するより、はやく選挙を終わらせろということである(了)
註 「アマルそれは希望」は以下のサイト参照
http://www.koishikawaunit.net/gnavi+index.lid+11+cid+9.htm
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