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2014年12月03日
今度の総選挙で、自民党に投票しようと思っている有権者は、一歩立ちどまる必要があるのだろうと思う。何ゆえかといえば、自民党と云うナマクラナ政党が政権を握り、自由と資本主義を引っ張っていく、とお思いだろうが、さにあらずだからである。今回の選挙で、自民党に投票することは、まさに安倍晋三の政権の延命に手を貸すのだから、日本辺境国家衰退の道の共犯者になると云うことだ。
今の自民党は、日本のマスメディア同様に、安倍官邸の恫喝と監視のもとにあるので、ニュートラルなお穏当な政策を選択できる余地を残していないのだ。世論調査でもお判りのように、比例区は自民党しかないから、自民党に投票。では、安倍内閣を支持するかと聞かれると、“??”となり、色々怖いことも考えているから、不支持にします。もう一度伺いますが、支持政党はどこですか?それはまあ、自民党。
そこ、そこが勘違いなのですよ!今の硬直化した自民党内においては、安倍や菅に睨まれるイコール政治家として干されると云う意味で、マスメディアや国民が縛られるどころの話ではない監視下にいるのです。ですから、自民党と書けば、もう既に安倍晋三に、国権の全権委任をしたのと同様の効果を齎します。つまり、今後ですよ、4年間も弱肉強食、中国韓国といがみ合い、海外派兵の一発くらい、やらかすに相違ないのです。
何故か?と問われたらお答えしましょう。自民党の公約、色々書いてありますね。ちゃんと政策を法制化して、実行するとお思いなのですか?きっと菅官房長官のことだから、やった風に見せるテクニックくらいは身に着けているので、アリバイ的な空疎な法制化や実施があるかもしれません。しかし、安倍晋三の危険の中の危険である問題点は、公約にないことをやってしまう、勇気と云うか、目立ちたがり、強がりが大好きな性癖がある事です。
危険なことは、集団的自衛権の閣議決定のような有様を、デジャブのように我々が目撃することになるだろうからです。今一番危険なのは、以下の日米防衛指針を総選挙だけでなく、来春の統一地方選以降に延期したことです。これは、マスメディアでは騒いでいませんが、大変に危険な防衛指針が出てくる可能性があるからこそ、意図的に先送りしたのです。これほど見え見えの謀略はないでしょうね。政権公約に謳っていない事をやっちゃうわけです。あくまで、推論ですが、先送りしたのは、そう云うことが含まれているからに他なりません。
仮に、国民も、米軍依存が良いよね、お金は払っているし、沖縄に沢山基地持たせているのだから、その方が楽ちんだよ。それが、変わっちゃうのが次回、統一地方選後に出てくる日米防衛指針であることは、ほぼ確実です。オバマはレームダックしているので、共和党との妥協に余念がなくなるわけで、共和党及び国防省が軍事費の削減は構わんが、予算カットで生まれる“穴”を日豪に埋めさせろは、常識的に生まれる取引要件です。
それでいて、オバマにも、米国人の血は流さないが大統領としての矜持だから、絶対に譲れない。そうなると、血が流れそうなパーツを、アメリカは国家として実施せず、代替機構を探すわけです。一つは民間軍事会社の重用です。大統領も国防長官も承知していない、偶発的出来事だ。そう、その中に、日豪の軍隊が含まれるわけです。日本では自衛隊と言うよね。安倍の説明している、尖閣云々なんかが起きるリスクより、イラクやイスラム国、シリア、ソマリアなんかの治安維持とか名称をつけて、米軍の代わりにハリーバートンなどのような民間軍事会社の指揮下に入る。
これって最悪だけど、安倍政権ってのは、公約に書いていないことで、思い切った手を打つ政権なのである。だから、鈍で平和ボケしている日本人には丁度いい政党だ等と思ったら、トンデモナイ方向に走り出す危険が非常に高いのである。つまり、自民党と書くと云うことは、安倍晋三を支持すると云うことなわけで、他国の人々と、思いもよらない偶発的事故だった、と言いながら殺し合うことも想定しておいた方が良い。だいたいがだよ、自党の政治家を監視下に置き、マスメディアを恫喝するのだから、最後には虚弱な国民なんて家畜農場に囲い込まれる恐ろしささえ感じる。
≪ 日米防衛指針先送り合意 首相、11月会談で打診
安倍晋三首相が11月の日米首脳会談で、自衛隊と米軍の役割分担を定めた防衛協力指針(ガイドライン)の年内改定を来春以降に先送りするようオバ マ大統領に打診し、合意していたことが分かった。複数の日米外交筋が30日明らかにした。日本側は来年4月の統一地方選への影響を避けたい考え。両国の実 務者は5月上旬以降に改定する方向で調整している。
年内改定の先送りは、12月14日投開票の衆院選をにらみ、世論の賛否が分かれる安全保障論議が争点となるのを回避する狙いがあったとの見方がある。
首相は11月16日、オーストラリア・ブリスベンでの会談で要請。オバマ氏が理解を示した。 ≫(東京新聞:共同)
PS: 非常に興味深いマイケル・ムーア監督の「キャピタリズム(資本主義) マネーは踊る」が、Yahooサイトの「GYAO」にて無料で鑑賞出来る。涙涙が零れ過ぎて、最後には腹を抱えて笑うしかない、資本主義の邪悪さが語られている。信頼すべき神父の言葉を借りるなら、プロパガンダによる人類洗脳のシステムであり、最も聖書の教えに逆らったシステムだそうである(笑)。兎に角、非常に資本主義、まして金融資本主義に鉄槌を加えているので鑑賞願いたい。ムーア監督が、若干誇張主義者だと云うことは幾分、作品内のことを割り引く必要あるけれど。*注:このように書き込む筆者は社会主義者でも共産主義者でもない。おそらく、原始的資本主義以上が嫌いな旧式な資本主義者なのだろうね。
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