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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141202/plt1412020830002-n1.htm
2014.12.02
衆院選は盛り上がりに欠ける、というよりも有権者は白け切っている。
恐らく、投票率は50%を割り込む可能性が高い。
仕事上、日々タクシーに乗るが、運転手は異口同音に「なぜ、師走のかき入れ時に選挙をやるのか」と怒っている。
時間を持て余す団塊の世代は新聞を丹念に読み、朝夕のテレビニュースを熱心に見ている。
11月18日、安倍晋三首相は消費再増税先送りと21日解散を言明した記者会見を行ったが、怒りの声を上げていた。
だが、その「怒り」が投票行動に表れそうにもないのだ。
公示日の2日から4、5日以内に一部新聞が「自民、圧勝の勢い」と大々的に報じるだろう。
それが投票率低下を加速させる。「どうせ自民党が勝つなら、投票に行かない」ということになる。
先週発売の週刊誌各誌は、自民党が現有295から50〜60議席減と書いた。
だが、永田町関係者の相場観はかなり違う。公示前、一部に出回った各種「議席予測」のコンセンサスはおおむね別表のようなものだった。
ハッキリしているのは、解散時55議席の民主党の大幅増と、同42議席維新の党の大幅減である。
まず維新は、松野頼久国会議員団会長と小沢鋭仁同幹事長を、比例順位第1位にしなければ議席維持が危ない(維新は11月30日、小沢氏を山梨1区から比例近畿ブロックに変更し、単独1位に登載する方針を決めた)。
約1200万票獲得した前回の比例代表が半減近いとされ、同党の「右」志向層が自民に流れる。
次は民主党。浅尾慶一郎・みんなの党前代表の民主党公認が目玉とされたが、無所属出馬となった。
仙谷由人元官房長官は東京選挙区不出馬、蓮舫参院議員のくら替えや、有名女性弁護士出馬などは実現しなかった。
早くも総選挙後の野党再編に関心が移っている。民主党と“橋下(徹共同代表、大阪市長)抜き”の維新の党の合流が実現しそうだ。
維新側は江田憲司共同代表、民主側は馬淵澄夫選対委員長が中心となり、水面下で詰めている。
どうやら、自民党が単独で絶対安定多数超の270議席をクリアするのは間違いない。
12月15日の新聞各紙の「自民 安定多数確保」の大見出しが目に浮かぶ。 (ジャーナリスト・歳川隆雄)
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