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低投票率が懸念される12月14日の総選挙は、はやくも自民党の勝利が囁かれるありさまだ。自民党は現有議席からさらに上積みし、単独300議席に届くというバカらしくなる予測まで飛んでいる。
たしかに、295選挙区のほとんどで自民党は有利な戦いを進めているが、選挙区を一つ一つ見ていくと決して盤石ではない。自民党が圧倒的に強いのは140程度だ。野党が固めたのが80前後。残り75選挙区は、どちらに転んでも不思議じゃない。
接戦となっている多くが、自民党の1年生議員が候補に立っている選挙区だ。選挙地盤が固まっていない1年生議員が次々に落選していけば、情勢はガラリと変わることになる。
実際、119人いる“安倍チルドレン”が大量落選する可能性は十分にある。83人いた“小泉チルドレン”のうち次の選挙を勝ち抜いたのはわずか10人。143人いた“小沢チルドレン”のうち、再選したのは11人しかいなかった。
1年生議員のうち、いま当選確実なのは、表の通りわずか25人だ。公認されなかった宮城5区の大久保三代のような例も含めて、90人以上がバッジを外す可能性がある。
「安倍チルドレンが苦戦しているのは首都圏です。東京、神奈川、千葉、埼玉は壊滅してもおかしくない。確実に勝ち上がってきそうなのは、千葉2区の小林鷹之、神奈川17区の牧島かれん、東京16区の大西英男の3人くらい。たとえば、東京2区の辻清人は厳しいでしょう。前回、敗北した民主の中山義活は、もともと有権者の評判がいい。さすがに、今回は落とさないと思う。首都圏でドミノのような現象が起きれば、全体のムードも変わってきますよ」(政界関係者)
「民主王国」だった愛知と北海道もチルドレンは厳しい。愛知は全員落選もあり得る。
「安倍チルドレンは、追い風に乗って当選した連中が多い。でも、この選挙は風が吹いていない。安倍周辺は“自民大勝”という情報を流していますが、狙いは“もう自民党の勝利で決まりか”と無党派層のやる気を削ぎ、投票率を下げることです。でも、選挙は公示もされていない。安倍チルドレンが軒並み落選すれば、情勢は大きく変わります」(政治評論家・本澤二郎氏)
安倍シンパの大新聞も、選挙前に「自民300議席の勢い」と1面でデカデカと報じる予定らしいが、安倍首相の思惑通りの展開で本当にいいのか。
日刊ゲンダイ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155363
ゲンダイは不正選挙の結果を告知しています。
本当にどうなるのか私達だけでも見守りましょう。(笑)
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