小沢一郎氏　野党統一戦線実現なら手挙げた者が総理になれた
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141202-00000012-pseven-soci
週刊ポスト2014年12月12日号

　解散・総選挙が決まっていち早く野党統一戦線作りに乗り出したのが小沢一郎氏だ。小沢氏は「現政権の批判の受け皿をつくらないと日本の民主主義はほんとうに危うくなる」と危機感をあらわにする。ジャーナリストの武冨薫氏が小沢氏を直撃した。

──自民党も退潮する中で選挙に打って出たのかもしれないが、一方で野党の統一戦線も実現したとまではいえない。

小沢：もう一歩の決断だった。そうすれば、決断した人が総理になっていただろうね。絶対勝ったと思う。

　統一戦線ができなかったから候補者調整をやっていますよね。それはもちろん必要なことでしょう。だけれども、野党全党が推薦する一人の候補者が立つならいいが、選挙区ごとに違う党の人が立つのでは有権者の受け取り方は違う。ある党に入れたからって政権が代わらないと思われてしまう。候補者調整はしたほうがいいけれども、十分な効果を発揮するかどうかはわからない。

──生活の党の現職議員に、「政治生活を続けるために一番いいと思う方向に進め」と、離党を認めた。党にとっては捨て身の戦術だった。

小沢：野党がみんな政党の枠を取っ払えばいい。そうすれば「一つの傘」の下で動くことができた。だから僕は所属議員全員に、どこでも生き延びるところに行けといったんです。

──しかし、野党第一党の民主党は政党の枠を取り払うところまではしなかった。

小沢：自分を捨てないと、できることではないですね。党でも個人でも。自分の殻に固執したのでは、大同団結は絶対できない。

──維新も同じだった？

小沢：いや、維新はそうでもない。維新は「この指とまれ」で、誰かが旗を掲げるなら全員参加するっていったの。民主党の中にも、そうなったら（新党に）行こうという人はいる。

──それなのに統一戦線ができなかったのはなぜか。

小沢：前原（誠司）君や細野（豪志）君など若い人たちが、最終的に決起できなかったんですね。

──労組の支援を考えたからか、それとも飛び出すのが怖かったからか？

小沢：既成の枠組みから出るのはリスクを伴うから、自分を捨てなきゃできないんです。今回は大同団結する絶好のチャンスだと思った。僕がもっと若くて清新だったら何かできたかもしれないんだけれど（笑い）。

──あなた自身は、自分を捨てる覚悟ができていた？

小沢：僕は地位も何もいらないと。自由党が民主党と合併したときだって、僕は何も要求していない。

──民主党内には、「小沢抜き」で大同団結をやろうという意見もあった。

小沢：僕がどうかっていうのは問題じゃない。「新しい一つの傘」で大同団結するときに、ほかの人たちが「小沢が嫌だ」っていうなら、俺は無所属でいい、一人でいいんです。

　ところが、民主党はそうじゃない。来たい奴は「民主党の枠」に入れてやってもいいけれど、小沢だけは駄目っていう話だけなのよ。

　だけれども、「民主党」という傘では国民の支持を得られない。一度失敗して「破れ傘」になっちゃったわけだから、新しい傘を用意することが必要なんです。

コメント
01. 2014年12月02日 08:14:58 : YxpFguEt7k はたともこ氏 「野党統一候補に勢いのある特A地域は9道県。 次に野党が勝利できるA地域は8都府県。千葉・神奈川・東京・静岡・京都・大阪・兵庫・福岡で、前回小選挙区勝利が21、前回の民維み未の得票合計が自民勝利者を上回る選挙区が54。うち12選挙区で民維等が競合。地元有権者の積極アクションに期待！！」 https://twitter.com/hatatomoko/status/539057869199400960 オリーブの木は都市部で成長しやすいようだ。
02. 2014年12月02日 08:48:08 : ZxwfjLo0K2 そうはいっても、小沢氏は、選挙後、生活の党を民主党に合流させるつもりだ。 総選挙後、民主党と生活の党の合流は、既定路線のようだ。 小沢氏もＧＯサインだしている。 小沢氏「私が離党勧めた」　生活２人、民主から出馬 【東京支社】生活の党の小沢一郎代表は２１日、国会内で記者団に対し、２人が離党して衆院選に民主党から立候補することについて 「野党で統一戦線ができなかったので、政治生活を続けるために一番いい方向に進んでよいと任せた。 私が勧めたことなので、結構なことだ」と述べた。 小沢氏は同日、党の第一次公認候補１５人を発表したが 「民主党の岡田克也代表代行と話し合い、お互い現職を妨害することはやめようと完全にすり合わせた結果だ」と説明。 「２０人は擁立し、特に小選挙区で勝利するよう全力を尽くす」と決意を述べた。　 http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20141122_3 【衆院選】生活・畑氏「選挙勝てば民主党と合流」 生活の党の畑浩治前衆院議員は２８日、盛岡市での会合で「選挙に勝てば民主党と合流して大きな野党再編の仕事をしたい」と述べ、 衆院選後の野党再編に意欲を示した。 同時に、民主党公認で岩手県内の選挙区から立候補する予定の前職２人の名前を挙げ「一緒に仕事をしてきた。 ２人の背中を見ながら追い付こうとしていた」とエールを送った。 http://www.sankei.com/politics/news/141128/plt1411280082-n1.html
03. 2014年12月02日 09:09:26 : 0OBDIOpadM 亀井さんが、多数の人達と立ち上がるのを期待していたのに残念です。山本太郎さん達と共に、大きなうねり起こしてもらいたかったです。 小沢さんは、カジノ・国連集団安全保障を推し進めようとしています。　民主党・維新の政策は多くの人達は反対です。　民主党は全く反省していない、変わっていません。
04. 2014年12月02日 09:27:53 : qSc0zm83A6 　 小沢一郎が、自分の雇用と生活を守る為にセーフティネットを張ったね！ 　 このセーフティネット、役に立つのかな？ 　 　 　　 ● 小沢一郎代表　初の比例代表重複立候補 （スポニチ，2014年12月1日） 　　 生活の党は、小沢一郎代表が初めて比例代表に重複立候補する。１人を除く全小選挙区候補者が比例との重複になった。 　 小沢氏に近い元職ら７人を比例単独で擁立。 　 小選挙区候補者がいるブロックを中心に配置し、票の掘り起こしを狙う。 　 （http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/12/01/kiji/K20141201009385680.html） □ 　 　 ●党首討論発言要旨・小沢一郎生活の党代表「広い分野で安全網拡充」 （産経，2014.12.2） 　 （http://www.sankei.com/politics/news/141202/plt1412020028-n1.html）□
05. 2014年12月02日 09:57:30 : MkSnXucc0U 不正選挙によって消された未来の党の票数。事実を暴露されたら誰が困るか?　ムサシなる機械の仕業が政権交代させた。の国の民主主義は崩壊し始めた。権力者が権力を維持するためにはあらゆる手段を講じる。その陰に潜む姿をみせない悪たち。手作業による投票集計がこの国の民主主義を守る唯一の手段。まったく情けない国になったものだ。いままですべて手作業だったのを機械の導入によってインチキ選挙ができている。ソフトの改ざんは当たり前。恐るべき機械である。ムサシでなくても銀行使用の計算機でよかろうが。
06. 2014年12月02日 10:06:54 : QJQGEFLxWY 田中康夫ちゃんが総理になれば良いのに。 師匠の赤尾敏先生と比較するとゆるキャラだけど、 それでいいじゃん。
07. 2014年12月02日 10:34:42 : KSAuJsPhJg 生活にとっては対抗馬が出たら死活問題、早い時期から必死に野党統一候補の調整に入り岩手４区を確保、これで”ゼロ”敗退は避けられた、人質まで借り出したなんでもありの生き残り作戦は大成功。他の野党もここまで必死になれば政権奪取も夢ではない。
08. 日高見連邦共和国 2014年12月02日 12:21:29 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk ＞０４ そういう意見を“浅はか”って言うんだよ！（笑） 青森の平山さんの“比例単独候補”辞退を受けて登場したのが平野貞夫老師。（笑） 北の方の“放射能関係施設”の行く先を考えるとき、岩手県北に“強力な衆議院”が絶対必要な状況に戦略転換せざるを得ない。 ゆえに岩手２区・畑候補には、“比例復活”ではなくて堂々と且つダントツで“小選挙区当選”せねばならない！ この、小沢一郎の“比例重複”は、そういう『断固たる決意』の表明なのである。 そうやって面白おかしく煽り立てるんだったら、岩手４区で小沢一郎が、比例重複という “ストッパー”を設けなければならないくらい“苦戦している”ことを、明確なデータで示されよ。 努々、根拠のない『週刊誌』なんぞの記事をエビデンスに持ち出すなよ？ オマエ自身が恥ずかしいから〜！！（笑）
09. 2014年12月02日 12:34:48 : qSc0zm83A6 　 >>08. 日高見連邦共和国 ＞岩手４区で小沢一郎が、比例重複という“ストッパー”を設けなければならないくらい“苦戦している”ことを、明確なデータで示されよ。 　 　 ’１４衆院選:選挙区事情　４区　自民、弱点地区に支部　小沢陣営「民主は兄弟」　／岩手 （毎日新聞　2014年12月01日　地方版） 　 共産新人の高橋綱記氏（６６）は、地盤の花巻市を中心に党の政策を訴える。選対本部長の瀬川貞清・岩手中部地区委員長は「国民の不満を受け止めることで、候補がいない民主票も取り込める可能性がある」ともくろむ。 　 （http://senkyo.mainichi.jp/news/20141201ddlk03010025000c.html）
10. 日高見連邦共和国 2014年12月02日 12:40:34 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk ＞０４ 加えて言えば、先回の衆院選挙での、比例区での不自然すぎる得票への、“忘れていなゼ”メッセージだ。 小沢一郎は、小選挙区で78,057票を獲得してたのだが（これだって不正を疑わせる数字だ）、 岩手４区での“日本未来の党”の比例票は45,318票（小沢一郎の得票数に対して58％）だった。 この、誰も説明できない“不思議で不自然で奇妙”な現象の再現を、 この小沢一郎の“比例重複”で予防できるかどうかは置いておいて、 強い確かな“メッセージ”であることは確かだろう！ だからオマエを“浅はか”と呼んで笑っているんだ。 ＯＫ？（笑）

11. 日高見連邦共和国 2014年12月02日 12:43:06 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk >>09 『週刊誌』ではなくて、クソのなかでも幾分まともな『毎日』の記事を持って来て何を言いたい？ 私が要求しているのは、対立陣営の“希望的観測”ではなくて、冷静で客観的な“情勢分析”なんだが？ はい！やり直し！！（笑）
12. 日高見連邦共和国 2014年12月02日 12:44:31 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk >>07 ＞人質まで借り出したなんでもありの生き残り作戦 “人質”ってなんだ？ 出来るなら説明してミロ！？（笑）
13. 2014年12月02日 13:06:52 : qSc0zm83A6 >>10 ＞小沢一郎は、小選挙区で78,057票を獲得してたのだが（これだって不正を疑わせる数字だ）、 ＞岩手４区での“日本未来の党”の比例票は45,318票（小沢一郎の得票数に対して58％）だった。　 　 　 「生活の党隠し」に対しての”不正選挙対策”ですね。　　 　 小沢一郎事務所の人物が不正選挙のネタバラシをすると、平野浩氏やリチャード・コシミズ氏ら一派の反発を買うことになるかもしれませんね。 　 小沢一郎事務所にとっては、どうでも良いことでしょうが。 　　 　 ●「比例代表の票に不正の疑いがある」（ＥＪ第３６９２号） 　 １６万５３０８人の有権者が選挙区では森ゆうこ氏に投票しな がら、そのうち１２万０１２６人が比例代表では、森氏が所属す る生活の党以外の党に投票する──そんなことはあり得ないこと です。何らかの不正操作が確実に行われています。 　 （http://electronic-journal.seesaa.net/article/382407081.html）
14. 日高見連邦共和国 2014年12月02日 15:08:14 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk >>13　ＩＤ＝qSc0zm83A6 ほらっ！ いつもの“ハグラカシ”が始まった！ ねえ、ココでの“論点”ってなーに？ 自分で言い出したことだよ、それ！（笑）
15. 2014年12月02日 17:21:52 : qSc0zm83A6 　 この週刊ポストの記事の続きに、『「新自由主義」は反歴史的』というセクションがあって、小沢一郎氏は、安倍首相の経済政策は新自由主義の考え方であり、反歴史的な政策であると、新自由主義の政策に否定的な発言をしている。 　　 ところが、小沢一郎氏は、イギリスのサッチャーやアメリカのレーガンの政策に対しては肯定的な発言をしている。 　 小沢一郎氏の頭の中では、サッチャリズム、レーガノミクスは、新自由主義とは別物と考えているようだ。 　 小沢一郎氏は、政治家として大丈夫なのだろうか？ 　　　　 　　 　 　　 ■独占激白　小沢一郎「俺は一人でいい。野党結集で日本再生を進めよ」 「新自由主義」は反歴史的 （週刊ポスト2014年12月12日号） 　 （小沢） 「新自由主義」という言葉がありますが、それは原始的な資本主義へ戻そうという話だと思います。安倍さんの経済政策はその考え方です。自由競争で勝った者だけ生き残ればいい、負けた者は要らないという考え方は、僕から見ると反歴史的な政策です。 　 （小沢） レーガンは大減税をして個人の可処分所得を増やす政策を採った。それでレーガノミクスは成功してアメリカは再生した。 　 （小沢） サッチャーは既得権益、旧体制を守る規制を撤廃した。外資を入れて、金融など新たな産業を活性化させ、景気を回復させた。 　 −日本はレーガンとサッチャー、どちらの道を歩むべきか。 （小沢） 両方やれるでしょう。日本は世界に誇れるほど社会保障が充実しています。それをきちんと支え、減税を断行する。□　 　 　 【参考】新自由主義とレーガン・中曽根・サッチャーの経済政策　 ■植草一秀の『知られざる真実』 少子化の主因は弱肉強食推進政策にあり（2014年10月 5日 (日)） 　 １９８０年代に広がったレーガン・中曽根・サッチャーの経済政策が、いまの新自由主義経済政策のはしりであった。 　 規制撤廃・小さな政府・民営化・市場原理を軸とする経済政策の方針が提示され、これが世界に浸透し始めた。 　 日本ではその後、２００１年に発足した小泉政権がこの政策を鮮明化して、日本を「弱肉強食社会」に転換させていったのである。 　 （http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/cat33443653/）□
16. 2014年12月02日 19:54:09 : lh6rZgWJAE ＞５　読取分類機は投票用紙計数器と分離されていることをご存じか？ 読取分類機は投票用紙計数器の間に人間のチェック過程があること、読取分類機（13年間の実績を持つ）は枚数カウントしない仕組みになっていることをご存じか？ これらの機器を納入しているメーカーはムサシだけでなく競合があることも知るべきです。それを知った上で「不正選挙」と云うなら選挙管理委員会にクレームをつけたらよいし、場合によっては告訴することもできます。 やるべきことをやった上で「不正選挙」と云わないと無責任発言と云われてもしょうがない。
17. 2014年12月03日 01:01:39 : lXGrF7OLvM 大体にして不正選挙の疑いなんて前代未聞のことだからな。ことの真相が広く伝わっていない。 誰が声をあげればいいのか、何を根拠に告発や告訴ができるのか、情勢認識は曖昧なものである。 何者かが選管ムサシを不正コントロールした為に開票結果の辻褄が合わないという論理なのか。 国と選管はムサシを廃止して単純な嘘発見器に開票させ、選挙の費用を節約するべきだ。 市民オンブズマンも民主と共産でいがみ合ってるから不正選挙と言えなくなってるんじゃね？ しかし、日本は世界中からゆすられたかられても尚バラまき外交だもんな。 やっぱり、今この国を緊急的に纏められる政治家は小沢一郎しかいない。
18. 日高見連邦共和国 2014年12月03日 10:34:47 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk >>15 はいはい。 同じよなコメント、コピペ、繰り返すなよ！ もしかしてキミ、能無し？（笑）
19. 2014年12月03日 11:28:03 : 0TQkKJo5EU やる気のある人が、リーダーになればいいんだ。 今より、安心だよ〜

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