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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141201/plt1412011543002-n1.htm
2014.12.01
2012年衆院選に「日本未来の党」から出馬して落選した人物が、今回の衆院選では「維新の党」の公認候補となるケースが相次いでいる。維新と未来では、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への賛否など政策面で大きな隔たりがある。永田町では「選挙目当ての野合ではないのか」といった批判も出ている。
維新入りした未来出身者は別表の通り。元小沢ガールズとして知られる太田和美氏(千葉8区)や、鳩山由紀夫元首相の秘書を務めた初鹿明博氏(東京16区)らもいる。
未来は、滋賀県の嘉田由紀子知事(当時)が代表を務め、小沢一郎氏率いる「国民の生活が第一」などが合流し、12年11月に発足した。結成が衆院選公示のわずか6日前だったことから「選挙互助会」と揶揄され、選挙区の当選者2人(立候補者111人)という、憲政史上に残る歴史的大惨敗を喫した。
同年12月末には、小沢氏に近い議員らと嘉田氏との対立が原因で分裂している。
未来は政策的にはリベラル色が濃く、維新とは相いれない「TPP交渉参加反対」といった主張も多かった。「中学卒業までの子供に年約31万円を支給」など、09年衆院選での民主党政権公約にも酷似しており、維新の江田憲司共同代表はみんなの党幹事長時代に「バラマキ重視で基本的な政治理念が違う」と酷評していたほどだ。
そうした元未来の面々が、維新入りしたのだ。
前出の初鹿氏はブログに「『リベラルの再結集を』と言ってきた私が維新で戦うとなると、随分と違うのではないかと思われる方も多いと思います。確かに全ての政策で一致しているとは言えません」「政党がどこであろうと(中略)理念に変わることはありません」との文章を記していた。
どこか気まずさを感じさせるが、それもそのはず。初鹿氏はわずか2年前の前回衆院選で配布した選挙ビラでは、維新を「民主、自民と同じ新自由主義」「外交面ではタカ派」「第三極とはまやかし」とこき下ろしていた。同じビラに載っていた「信念を曲げてまで大きな組織に依存し続けることはできない」との文言には、思わず失笑するほかない。
政治評論家の浅川博忠氏は「元未来の維新候補の多くは、『政党を渡り歩いている』という印象を持たれ、苦戦を強いられるだろう。対立候補にその点を突かれるとさらに票は遠のくのではないか」と指摘している。
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