http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/484.html
Tweet |
【注目候補ガイド】「小渕優子」 圧勝した後に待つのは「東京地検」意地の本腰捜査〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141201-00010003-shincho-pol
BOOKS&NEWS 矢来町ぐるり 12月1日(月)11時0分配信
「女性初の宰相候補」の振る舞いが招くのは、“無理が通れば道理引っ込む”末世である。デタラメ政治資金で世を騒がせながら、バッジを外すことなく、総選挙に突入する小渕優子代議士(40)。法で禁じられた有権者への寄付行為も次々と露見したが、勝てば官軍、選挙での圧勝が全てをうやむやにしてくれるとの肚に違いない。検察も随分とナメられたものだが、選挙後の捜査で意地を見せられるのか。
***
「子どもは大丈夫か」
小渕代議士に近いある議員は、最近、彼女と話した際、幼い子どもの身を案じた。それに対し、彼女はこう答えたという。
「大丈夫です。登校拒否しているのは私だけ」
国会に出ず、派閥の定例会合も欠席している境遇を自嘲気味に表したのか。それもこれも未だ説明責任から逃れ、雲隠れしているご当人の不徳の致すところだろう。
先月末にはお膝元の群馬・中之条町の前町長で、デタラメな政治資金収支報告書の作成を取り仕切っていた“国家老”、折田謙一郎氏の自宅や高崎市の小渕事務所など、関係先に電光石火、東京地検特捜部の強制捜査が入った。その後、明治座での観劇会を主催した後援会の女性部事務局長ら関係者の任意聴取が行われるなど、捜査は急ピッチで進んでいた。そんな中、安倍総理がにわかに決断した解散で、捜査は中断を余儀なくされる。解散風は彼女にとって、救いの神風となった形だ。政治部デスクが解説する。
「折田さんが政治資金規正法違反で立件されたり、あるいは税金も混じる政治資金を横領していたと認定されれば、小渕代議士の監督責任が問われる。しかも有権者にワインや蘭の花を配るなど、その後も不正行為が次々と明るみに出たわけです。かりに捜査が自身の身に及ばなくても、議員辞職は当然の流れだと見られていました。補選の自民党候補として、“大勲位”中曽根康弘元総理の孫、康隆氏(32)の名前も急浮上していたくらいです。しかし、安倍総理は“小渕さんを守る”とし、議員辞職は必要なしと判断。中曽根大勲位には、孫の群馬5区からの出馬を遠慮してもらうことにした」
それを受け、小渕陣営では、
「すでに高崎事務所から各地域に“選挙の準備にかかって下さい”と指令が飛んだ。皆、“よし、やるか”と臨戦態勢に入りました」(後援会関係者)
■「小渕優子」の名刺も…
しかし今年5月、その高崎事務所の前所長が、選挙区内の渋川市の有権者に叙勲のお祝いとして、紅白の特製ワインを贈ったのは、明らかに公選法199条で禁じられた利益供与(寄付行為)に当たる。
「前所長の自宅からはワインの配布先リストが押収されたという話もあります。複数の人間に配っていたとなれば、ますます公選法違反の犯意が濃厚になる」
と永田町関係者。
「ポイントは、前所長がワインを渡した際、『衆議院議員 小渕優子』の名刺も一緒に手渡している点です。小渕代議士からの贈り物ですと言っているようなもの。選挙で圧勝しても、彼女自身が今後、公選法199条違反に問われる可能性もある。過去には、小野寺五典・前防衛相が線香セットを配ったとして、同じ疑いで略式起訴され、罰金40万円と公民権停止3年の略式命令を言い渡され、議員辞職したケースがあります」
もっとも、司法記者は、
「法務・検察の上層部は、“小渕を守る”という安倍官邸の意向を汲んで、公選法違反には問わず、折田前町長だけを政治資金規正法違反などで立件して幕引きを図ろうとしています」
秋霜烈日をもって鳴る検察がこの体たらく。自らケジメをっけられない小渕代議士に対し、検察の現場は奮起できるや否や。無法を許すなら、またぞろ「特捜不要論」が再燃するはずだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK175掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。