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11月29日(土) 「暴走解散」を逆手にとり、安倍首相に引導を渡そう
http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2014-11-29
2014-11-29 14:41 五十嵐仁の転成仁語
〔下記の論攷は、『「見附九条の会」ニュース』No.58、2014年11月24日付、に掲載されたものです。〕
http://lite.blogos.com/article/100045/
安倍首相は衆院の解散・総選挙を決断しました。大義なき「暴走解散」であり、解散権の乱用です。与党の議席は衆院の3分の2以上もあって任期は半分も残っています。それなのに解散するのは、「一強多弱」の巨大与党にとってはギャンブルであり、国民はもとより与党の議員にとっても納得のいかない「暴走」だと言えるでしょう。
安倍首相がこのような賭けに出たのは、集団的自衛権の行使容認や沖縄米軍基地の辺野古移設に対する反対運動の矛先をかわし、「政治とカネ」の問題での疑惑を逃れ、失敗が明らかになってきたアベノミクスの責任を曖昧にしたいからです。そのために、支持率が急落しない今のうちに解散して長期政権の足場を固めたいと考えたにちがいありません。
このような形で解散せざるを得なくなったのは、消費増税による「増税不況」やアベノミクスの失敗のためだけではありません。秘密保護法や集団的自衛権に反対する運動、脱原発を求め原発の再稼働に反対する運動、反TPP(環太平洋経済連携協定)運動などによって追い込まれたからでもあります。
その意味では、むしろ私たちの運動によって勝ち取った解散・総選挙なのです。与党を敗北に追い込んで安倍首相に引導を渡す絶好のチャンスになります。憲法9条を守ることを大きな争点とする初めての国政選挙でもあり、「憲法を守れ」という運動と9条の会にとってはその真価が問われる選挙にもなるでしょう。
このチャンスを生かして、安倍首相の狙う憲法9条の変質や改憲に対してきっぱりとした「ノー」を突きつけようではありませんか。アベノミクスによる格差の拡大や物価高をやめさせたいという人、消費税の再増税は困るという人、原発の再稼動には反対だという人は、自らの願いを一票に託しこぞって投票所に足を運びましょう。
今こそ、主権者としての力を安倍首相に思い知らせようではありませんか。「亡国の政治」を拒み、平和で豊かな、民主的で自由な社会を守るために……。
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