http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/375.html
Tweet |
渡辺前代表も落選危機/(C)日刊ゲンダイ
激戦区の雌雄決す みんな解党で宙浮いた280万票争奪戦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155314
2014年11月29日 日刊ゲンダイ
「果たして、どちらに流れるのか」――。与野党の選対関係者が“宙に浮いた280万票”の行方に気を揉んでいる。
スッタモンダの末に解党した、みんなの党。「第三極」を標榜した前回総選挙では全国65選挙区に候補を擁立した。比例復活を含めて当選した18人は、この2年で四分五裂。今度は維新や民主、あるいは無所属で出るが、前回落選した候補は、ほぼ出馬を見送った。実に46選挙区で旧みんな候補が消えることになる。
「前回、みんなの65選挙区での総得票数が約280万票という数字です。落選候補でも2万〜5万票を得ていた。今度の選挙で『自民vs野党』が僅差で争う激戦区では、旧みんな票の行方が雌雄を決しそうです」(選対関係者)
■みんな票上乗せでオセロ現象
前回の選挙結果を分析すると、次点の野党候補に旧みんな票を上乗せしただけで、自民候補を逆転できたのは24選挙区に上る(別表)。自民の顔ぶれは伊吹文明衆院議長や西川・上川両大臣のほか、副大臣クラスもゴロゴロいる。それだけに与野党とも旧みんな票の取り込みに躍起だ。
「前回みんなに投票した大半は無党派層で“民主党政権もヒドかったけど、自民党の復権は絶対にイヤ”という人たちでしょう。基本的に野党支持の投票行動を取り、今回は民主や維新に票が流れるのではないか」(政治評論家・山口朝雄氏)
すでに民主は旧みんな候補の囲い込みに成功。宮城では前回1区で争った旧みんな候補が2区に回った。栃木でも同様に2区の旧みんな候補が民主公認を得て1区に回り、両県とも「野党2議席増」を狙う。加えて前回みんなは比例区で525万票、14議席を獲得。こちらの票も出方次第で政界地図は塗り替わる。
元オーナーの渡辺喜美前代表は地元で安倍首相とのツーショット・ビラをばらまいているが、自身の金銭スキャンダルが招いた自滅解党が“お友だち”を苦しめることになりそうだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK175掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。