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北風が吹くのか。南風が吹くのか
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/55365ff40cbc77a01d6f0b3a856ac057
2014年11月28日 逝きし世の面影
■『アベノミクスはモルヒネの注射。効果が長続きしない』
ニューライトの若手論客として売り出し中の中島岳志北海道大学准教授が28日の毎日新聞のオピニオン欄で、アベノミクスの正体がモルヒネ注射であると喝破する。
もっと傑作なのはGDPショックで消費税の先送りと解散を安倍首相が発表した18日に、 アベノミクスの生みの親の浜田宏一が『アベノミクスはネズミ講』だとロイターで言っちゃった。
浜田宏一のロイター記事の翌19日にはニューズウィーク誌が池田信夫の『ネズミ講としてのアベノミクス』との解説記事を書いているのです。 モルヒネにしてもネズミ講にしても同じで長続きしない。副作用でボロボロになる前に短期間で止めないと、破滅は確実なのですが、もう二年も続いている。
間違いなく限界に来ている。
宗教右派に近いブッシュやネオコンが始めた9・11事件と対テロ戦争でボロボロになったアメリカの建て直しを任されたオバマ大統領は、そもそも日本の麻生太郎や安倍晋三の様な知恵足らずの極右政治家は大嫌いなのである。
6年前に初就任したオバマ大統領が最初に会った外国首脳は麻生太郎だった。
ところが、『日本国の首相』とあるだけで名前が無いホワイトハウスの公式ホームページの写真はオバマ大統領の麻生太郎に対する隠しきれない(露骨過ぎる)蔑視と嫌悪感が滲み出ている摩訶不思議な代物だった。
一枚目では麻生は笑いかけてもオバマはそっぽを向いているし、二枚目の写真では顔が写っているのはオバマだけ。麻生太郎の方は薄くなりかけた後頭部しか映っていない非礼極まるもの。
ロイター通信やニューズウィーク誌の『アベノミクスはネズミ講』とのブラックジョークの爆笑記事の仕掛け人はホワイトハウスである可能性が高いのである。
ひょっとしたらですが、アメリカ(オバマ)は本気で極右の安倍の『日本国』を潰してしまう選択を行った可能性があります。
本来ならアベノミクスが選挙の争点なら、中身がネズミ講なのかモルヒネ注射はともかく到底自民党には勝ち目が無い。
今のところ、日本国内のマスコミは全員が浜田宏一の『アベノミクスはネズミ講』を無視して無かった事にして『安倍自民党が勝つ』と報道しているのですが、投票日まではまだまだ時間が有るので隠しきれない。
結果は、どちらに転ぶかはまだまだ分かりません。
■『選挙の投票日直前に北風が吹く』
今の日本では嫌韓嫌中の嵐が吹き荒れているが、好き嫌いとは別に世界中で我が日本国に文化的にも社会構造でも一番近いのはアメリカや欧州では無くてお隣の韓国である。
その韓国の政治では大事な選挙の投票日の直前には何故か『北風』が吹き、国民の間では民主主義よりも安全保障を優先して、長い間歴代軍事独裁政権が勝ち続けていたのである。
一番有名なのは翌年の1988年のソウルオリンピックの妨害目的との北朝鮮工作員自称金賢姫(日本名蜂谷真由美)の大韓航空機撃墜事件であろう。
大事な大統領選挙の投票日の前日、何とも扇情的なタラップを降りる猿轡姿の美女というような三流映画風の大芝居が大成功して、人権派で北朝鮮との緊張緩和を訴えていた金大中は惨敗し、その反対に空挺部隊を指揮して光州市で大虐殺を行った盧泰愚が大統領に当選する。
この大統領選挙の逆転劇の最も大事な工作員は、間違いなく蜂谷真由美こと金賢姫(キム・ヒョンヒ)であった。
大統領選挙の投票は1987年12月16日であるが、蜂谷真由美こと金賢姫(キム・ヒョンヒ)がソウル空港に到着したのが12月15日。韓国のテレビ放送では大統領選とこの大韓航空機撃墜犯とを交互に報道していた。露骨過ぎる北風が吹いていたのである。
この韓国ほど露骨ではなかったが2年前の安倍自民党が大勝した12月16日の投票日の4日前には日本国にも北風が吹き荒れていたのである。
北朝鮮の軍事独裁政権は国際機関に事前に12月12日に人工衛星打つ上げると通告していたが日本は『事実上のミサイルである』として破壊処置命令を出して最大限『北風』を煽れるだけ煽っていたのである。民主党の野田義彦首相ですが、北風で勝つのは自民党だとの常識を知らなかったのだろうか。(2010年の参議院選挙でも同じで韓国哨戒艦天安沈没事件で民主党政権は北風を煽ったが大敗北している)
■『沖縄県から逆に、「南風」(琉球下ろし?)が吹いている』
沖縄県の選挙では4年前の知事選でも2年前の総選挙でも1年前の参議院選挙でも同じで候補者全員が『最低でも県外』を訴えて当選していたのである。ところ去年末に突如仲井真知事は『驚くいべきないようだ』と言って転んでしまうのである。親亀が転ぶと小亀も転び、6人いた自民党所属の国会議員も全員が安倍晋三の恫喝で転んでしまうのである。
辺野古移設に反対する保革の違いを克服した統一候補が現職の自民党系知事を大差で破り圧勝するが、それだけには留まらず 何と、今回の総選挙でも沖縄県だけは例外で知事選挙で反基地で団結した野党側が統一候補を立てて自民党と一騎打ちになる。
1区が共産党、2区が社民党、3区が生活の党、4区が知事選で除名された自民党県連の元顧問と、翁長知事を推した各勢力が党派の違いを克服して候補を統一。連合も応援する。しかも、知事選を自主投票とした民主党県連も公明党県本も候補者擁立を見送りと、12月14日投票の今回の総選挙ですが、丸っきり圧勝した知事選挙の延長戦の様な有様なのですから、これはもう、今から結果が楽しみです。(他にも下地ぃ人とか喜納くさい人が出馬するらしいが所詮は泡沫候補で大勢には影響が無い)
今回の沖縄の出来事ですが、日本全体の今の政治の閉塞感を打ち破るための『唯一の処方箋』(南風)であることは明らかなのである。
沖縄県の候補一本化ですが、これは日本の政治地図を塗り替える快挙なのですが、ところが何故か、全国紙は一切報じない。
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