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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141128/plt1411281140001-n1.htm
2014.11.28
次期衆院選(12月2日公示−14日投開票)の前哨戦が、日ごとに激しさを増している。大票田である東京(全25選挙区)と、大阪(全19選挙区)の最新情勢はどうなっているのか。政治評論家の小林吉弥氏の分析によると、東京では、自民党の萩生田光一総裁特別補佐(24区)ら自公前職13人が「当確」判定をたたき出す強さを見せている。民主党は長島昭久元防衛副大臣(21区)だけが「当確」で、海江田万里代表(1区)も自民党候補とつばぜり合いを繰り広げているという。「首都決戦」の行方は−。
注目の予測結果(現時点での立候補予定者)は別表の通りだ。
東京では、自民党が前出の萩生田氏のほか、石原伸晃前環境相(8区)、小池百合子元防衛相(10区)、平沢勝栄元政調会長代理(17区)らが分厚い地盤に支えられ「当確」判定となった。維新の党の新人と競り合う越智隆雄氏(6区)らも「優勢」との結果が出た。
民主党は、海江田代表の1区など7選挙区で、自民党に対し「優勢」を保つ。3区では、民主党の松原仁元国家公安委員長が自民党の石原宏高氏を、7区では民主党の長妻昭元厚労相が自民党の松本文明氏を、それぞれリードしている。19区は民主党の末松義規氏が「優勢」で、自民党の松本洋平氏、次世代の党の山田宏幹事長が追う構図だ。
維新の党は、15区の柿沢未途政調会長が「当確」判定となった以外は、厳しい戦いを強いられている。
スキャンダルが直撃した前職では、「うちわ配布問題」で法相を辞任した自民党の松島みどり氏(14区)が「優勢」となった。対抗馬の民主党・木村剛司氏の「伸びがいまひとつ」(小林氏)であることも、松島氏にとっては好材料のようだ。
維新の党の「浪速のエリカ様」こと上西小百合氏に対する「セクハラやじ」が批判を浴びた自民党の大西英男氏(16区)も、「当確」との判定だった。
「史上最悪の宰相」と呼ばれ、「地元でも『お役ご免』という空気が広がっている」(小林氏)という民主党の菅直人元首相(18区)は、自民党の土屋正忠氏に先行を許しており、前回衆院選に続く選挙区敗北の可能性が高まっている。
大阪では、橋下徹共同代表(大阪市長)率いる維新の党が、自民党と激突する構図が目立つ。
自民党は左藤章防衛副大臣(2区)と中山泰秀外務副大臣(4区)が「当確」で、大塚高司氏(8区)、竹本直一元財務副大臣(15区)らが維新候補に対して「優勢」を保っている。
維新は、松井一郎幹事長(大阪府知事)の地盤を含む14区で谷畑孝氏が「当確」となったほか、松井氏側近の馬場伸幸氏(17区)や井上英孝氏(1区)、前出の上西氏(7区)らが自民党候補をリードしている。
13区では、大阪維新の会出身者でありながら分党時に次世代の党入りした西野弘一氏が、父の陽氏(元自民党衆院議員)以来の強固な地盤にも支えられて比較的優位に立っている。維新は同区での対抗馬擁立は見送る方針だ。
民主党は、前回衆院選で落選し、返り咲きを目指す平野博文元官房長官(11区)、樽床伸二元総務相(12区)の両元閣僚が「優勢」となった以外は、厳しい戦いを強いられそうだ。10区の辻元清美氏は前回衆院選と同様、維新の松浪健太国対委員長に先行を許している。
公明党は、北側一雄副代表(16区)ら公認候補4人全員が「当確」で、「常勝関西」の安定感を見せつけた。
次世代の党は26日、太陽の党代表で前職の西村真悟氏を16区の公認候補として擁立すると発表したが、北側氏のおひざ元でどれだけ支持を広げられるかは見通せない。
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