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時事通信 11月27日(木)19時59分配信
2012年の前回衆院選で、自民、民主二大政党に対抗する「第三極」として台頭した政党が苦悩している。みんなの党は解党を決め、低迷する生活の党からは離党者が相次ぎ、民主党が両党の駆け込み先となっている。維新の党もいっときの勢いにはかげりが見られ、第三極政党の選挙結果は見通せない。
「党は消えても喜美は消えず。無所属で勝ち残って与野党を巻き込んだ政界再編を行いたい」。みんなの党の渡辺喜美前代表は26日の記者会見で、一時検討した新党結成を断念したことを明らかにしつつ再起を誓ったが、めどは立っていない。
09年に自民党を離党しみんなの党を旗揚げした渡辺氏は、既存政党に不満を抱く有権者の支持を集めて勢力を拡大。第三極として存在感を示した時期もあったが、路線対立から13年に江田憲司氏らが離党。その後も内部対立は続き、このまま衆院選に臨んでも厳しい結果は避けられないとの見方が支配的だった。
他の第三極も似たような状況に陥っている。生活の党の小沢一郎代表は解散直前、所属議員を集めて、「自分が思う一番よい方向に進んでよろしい」と語り、離党して他党から出馬してでも生き残りを図るよう促した。次世代の党も、頼みは石原慎太郎最高顧問の集票力だけで、支持層が自民党と重なることもあり、危機感は強い。
行き場を失ったみんなの党、勝機が見えない生活の党の一部は「寄らば大樹の陰」で、民主党に入復党し生き残る道を選んだ。
こうした中、維新の党の橋下徹共同代表は27日、記者団から「第三極に元気がないが」と水を向けられると「元気よくやっています」と強がってみせた。
ただ、旧日本維新の会として戦った前回衆院選では、公募に1000人を超える応募が殺到したが、今回は「それには遠く及ばない」(関係者)状況で、100人を目指した候補擁立も80人程度にとどまる。
「大阪以外では惨敗ではないか。次世代も壊滅的だろう。民主党だけが喜んでいる」。維新内からはこんな悲観的な声も漏れている。
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