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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141127/plt1411271550001-n1.htm
2014.11.27
ここ10年、東京3区では、自民党の石原宏高元外務政務官(50)と、民主党の松原仁元国家公安委員長(58)との間で、壮絶な選挙戦が展開されてきた。
日本有数の高級住宅街・田園調布があると思えば、下町で中小企業が集まる大田区もあり、さらに中国漁船によるサンゴ密漁で注目された伊豆諸島や小笠原諸島など島嶼(とうしょ)部も含む。日本の抱える問題をギュッと1つのパッケージにしたような、大きくて複雑な選挙区だ。
2人の直接対決(小選挙区に限る)の戦績は「2勝2敗」だから、まさに激闘といえる。
「前回の2012年衆院選は、自民党の政権奪還の追い風もあり、宏高氏が勝利した。選挙の前後、松原氏の秘書2人が出奔し、1人は宏高氏の秘書に、もう1人は同じ3区から立候補して話題となった。松原氏は敗れたが、2000票差まで食い下がるしぶとさを見せた」(選挙アナリスト)
2人の選挙戦の違いも注目される。
宏高氏といえば、ご存じの通り、元都知事で、次世代の党の石原慎太郎最高顧問の3男。最初の衆院選では、慎太郎氏や石原軍団が駆けつけて、ド派手な選挙戦を展開した。最近では、本人が地元の運動会などに頻繁に顔を出したり、街頭でつじ説法を行うなど、地道な活動を続けている。
自民党区議は「宏高氏は10月の品川区長選で、当選した浜野健区長の応援に何度も駆けつけた。区議補選でも、自民党候補をトップ当選させるなど、実績を積み上げている。しかし、やはり石原ブランドは大きい。今回、慎太郎氏が現役続行宣言したのも、宏高氏にはプラスだ」という。
一方、松原氏はスピーカー片手に路地裏をめぐるゲリラ戦法が得意だ。相手の懐に飛び込む姿勢は少しも変わらない。
民主党関係者は「松原氏は、拉致問題に長く関わり、拉致問題担当大臣も経験した。今年は、民主党国対委員長という立場ながら、朝日新聞の慰安婦問題の大誤報を厳しく追及し、支持者から評価された」という。
全国有数の激戦区ゆえか、両氏とも時々、週刊誌などで醜聞が取り沙汰される。両陣営のバトルも過熱気味になっている。いずれにしても、今回も激戦・接戦必至といえそうだ。 (ジャーナリスト・田村建雄)
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