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地元で配られる「安倍首相との2ショット」ビラ
新党パーで「安倍首相と2ショット」頼み 渡辺喜美氏の厚顔
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155255
2014年11月27日 日刊ゲンダイ
解党が決まったみんなの党の渡辺喜美前代表(62)が、いよいよ崖っぷちだ。解党後、「渡辺新党」の結成がウワサされたが、新党に参加するとみられた薬師寺道代参院議員(50)が25日、「無所属」で活動することを表明。これで、政党要件である5人を割り、新党話はもはや空中分解だ。
「一度無所属となり自らの政治家としての原点を見つめなおそうと思います」――。自身のHPでこうつづった薬師寺氏。渡辺前代表に「恩義」は感じつつも、このまま「ドロ舟」に乗っていても先がないと踏んだのだろう。女性はしたたかだ。
「渡辺新党を立ち上げても、北関東比例の当選ラインの30万票もムリでしょう。その上、5人集めるのも難しいとなれば、交付金も得られない。新党の先行きは相当厳しいと言わざるを得ません」(政治評論家・有馬晴海氏)
■選挙に強かったハズが…
当の渡辺前代表は新党どころか、今や当選すら怪しい状況だ。父・美智雄氏の代から続く「王国」の栃木3区は前回、自民候補に3万5000票差まで詰め寄られた。古参秘書は次々とたもとを分かち、支援者固めにも苦しんでいるという。さらに、DHCの吉田嘉明会長との間で発覚した「8億円スキャンダル」だ。渡辺前代表にとって正念場の選挙であることは間違いない。
そんな大逆風を感じてか、渡辺前代表は地元で“安倍首相とのツーショット”ビラをばらまいているという。
「渡辺前代表と安倍首相は、今も密に連絡を取っていて、自民に戻るのは既定路線といわれています。だからといって公然と“親安倍”をアピールするというのも……。もはや、なりふり構っていられないという危機感の裏返しでしょう。とはいえ、『公務員改革』を巡るゴタゴタで自民党とケンカ別れした渡辺前代表を快く思っていない自民党議員は多い。当選しても自民党復党は難しいと思いますよ」(永田町関係者)
グダグダになってきた。
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