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「第2自民党色」の民主党――それでも民主に投票するしかない不幸(生き生き箕面通信)
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/213.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 11 月 25 日 10:38:23: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/c96782b5468f044a8c44bc8f57823565
2014-11-25 10:05:27

 総選挙の告示日が迫り、本格的な選挙戦が始まろうというのに、しらけたムードが漂っています。ひとえに野党の弱さ、とくに民主党の野党第一党としてのだらしなさに原因があります。安倍政治に一撃を食らわそうにも、受け皿がない。

 民主党は昨日11月24日に、「安倍政権と対決する」と見えを切ったマニフェストを発表しました。しかし、その内容たるや、安倍政治の掌(たなごころ)の上で踊っているようなもの。迫力に欠けることはなはだしい。

 まず、経済政策ですが、どこが「安倍ノミクスに対決する」内容なのか。民主党も基本的には成長路線を取るとしています。「アベノミクスから転換し、厚く、豊かな中間層をつくる」と約束していますが、自民党も中間層が大事だと言っており、大きな差はありません。

 原発も、「責任ある避難計画がなければ、再稼働すべきではない」と書いておりますが、それなら責任ある避難計画があれば、動かしても良いわけです。

 集団的自衛権や特定秘密保護法に対しても、「閣議決定は撤回を求める」「実施を延期すべき」と、一応は書いてあります。しかし、その内容はいかにも選挙用の腰だめで、もし万一、政権に復帰するようなことがあれば、たちまち前言をひるがえす。

 前回、民主党政権は、マニフェストで公約していた「消費税は上げません」という有権者への約束をあっさり破った前歴があります。

 アメリカは、民主党と共和党の二大政党制の形になっています。しかし、どちらも似たり寄ったりで、庶民はあまり恵まれず、「1vs99」の格差に怒りが爆発、ウォール・ストリートのオキュパイ運動が繰り広げられたことは記憶に新しいところです。

 アメリカ政治はしょせん産軍複合体が操り、民主であろうが、共和であろうが、根本的な差はないとすらいえます。

 日本も、二大政党制の形を取ろうとしている面がありますが、どちらも似たり寄ったりです。

 日本の民主党の最大スポンサーは、全国規模の労働団体「連合」です。ここがどうしようもなく堕落した組織となり、原発は推進する方向に軸足を置いています。連合の中の有力単産「電力労連」の発言力が強いからです。

 民主党は、TPPも推進する方向です。トヨタなど輸出企業の労組「自動車総連」などが、経営者と同じ方向を望んでいるからです。つまり、民主党という政党は、経営者側の組織と考え方で似通っている面が強い。

 これは、私たち庶民が、おとなしくしていて声を上げないからです。庶民がおとなしくしていて「お任せ民主主義」に安住しているのをいいことに、うまくごまかしながら、原発を動かそうとし、消費税でむしり取ろうとしています。

 そうした政治を転換しようとしても、民主党はあまり頼りにならない。しかし、それでも安倍政治を終わらせるためには、民主党を勝たせるほかない。気分は悪いけれど、民主党に票を入れるほかない。私たち庶民の有権者は、受け皿になってくれる頼もしい政党を持てない不幸な状態にあります。

 しかし、それも長い間、庶民自身が「政治には期待できない」などと努力をせず、サボってきたとがめです。今の不幸は自分自身で招いたものです。甘んじて受けとめるほかありません。

 それでも、今回は投票所に足を運びましょう。棄権はしないようにしましょう。


 

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コメント
 
01. 2014年11月25日 10:55:20 : YxpFguEt7k
自民もダメだが民主もなぁ… という方、比例は生活の党へどうぞ。

02. 2014年11月25日 10:59:12 : beQiOMZZVw
戦争行きますか?

選挙行きますか?


03. 2014年11月25日 11:05:56 : ZiTkWJI4Bs
安倍政権は論外。  がん細胞に食い尽くされぬ為の最低限の避難ならやむなし。

04. 2014年11月25日 11:09:23 : JspZ113y1t
減税日本もありますよ。

05. 2014年11月25日 11:43:48 : YylixLkL5Y
まあ、この投稿のとおりだ。それでも国民無視の政権政党は国政選挙で敗れ続ける。

06. 2014年11月25日 12:28:46 : Y3WKg6uI2Q
「原発も、「責任ある避難計画がなければ、再稼働すべきではない」と書いておりますが、それなら責任ある避難計画があれば、動かしても良いわけです。」

この一点だけでも支持不可能。

この避難計画だが、避難する状況になった場合、未来永劫元へ戻れない避難ぞ。

福島原発事故で、放射能の行く方向へ避難させた当時の政権民主党、その党がどこに責任があるというのか。

しかし、この民主党は、脱原発ではなかったのだな。

「それでも民主に投票するしかない不幸。」

そんなことはあるまい。

第二自民党と分かっていながら民主党へ投票?

理論破綻していませんか?

民主党は、一度政権を執って、小沢氏を追い出し、自民党以上の悪政を敷いたこの党に、何を期待するのか。

教えて欲しいものだ。

さてそれではどうするかだが、真の国民主権党に投票すること、これ以外被支配階級の未来はない。

支配階級のslaveryで甘んじて了とする者は、生活の党の公約を是とする各党へ、維新はかって橋本が原発でふらついており、まだ信じかねる。

被支配階級は、もう一度頭を空にし、考え直すこと。

マスコミがこぞって潰しに潰した小沢氏の考え方、被支配階級は、自らの味方を足蹴にしたことを反省して、その再起を支援することこそ肝要なり。


07. 2014年11月25日 12:34:11 : Y3WKg6uI2Q
>>06訂正 「支配階級のslaveryで甘んじて了とする者は、自公民へ、小沢氏の公約を了とする者は、生活の党の公約を是とする各党へ、」とする。

08. 晴れ間 2014年11月25日 13:58:18 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
連合以外の大衆組織が要りますね。

誰も音頭取ってくれないから、大衆自らが起ち上がるしかないでしょう。
都市暴動なのか、オキュパイ運動なのか。


09. HTK 2014年11月25日 15:28:24 : fWa2QGqxvfwz2 : n4qWKTqLNo
大義なき総選挙といわれる、それならどうして選挙、投票ボイコット運動が起こらないのか、日本人は文句を言うが、行動はおとなしい。投票率は最低となるのではないか。第一党と雖も有権者の一割以下であれば国民は不信任ということになるであろう

10. 2014年11月25日 16:32:18 : jknXauazqc

   自公支持者が投票するだろうから、投票率が一割以下にはならないな。

   ボイコットはだめだ(自公支持者を喜ばすだけだ)。必ず投票所に足を運び、自公以外の候補者に投票すること。これが唯一自公を倒す方法だ。



11. 2014年11月25日 16:38:03 : RgT2lzPbIx
共産党を
他党と柔軟な協力ができない独善的な党と批判するのは
確かに一理あると私も思います。

ですが民主党政権が
マニフェストを反故にしたり
右から左まで寄せ集めてたちまち内部崩壊した経緯をみれば
たとえ歩みは遅くとも
共産党を支持するのが
結局はこの国を正しく導く確実な道であると私は信じます。


12. 2014年11月25日 16:55:25 : jknXauazqc

   現在の小選挙区制の下では、野党単独で自公に勝つことは不可能だ。しかし、「自公を倒す」この一点で結束して、統一戦線を組めば勝つチャンスが生まれる。

   現状における、この反自公統一戦線の意義を理解しようとしない共産党は単なる共産主義のプロパガンダ集団のままであり続け、けっして権力獲得の党になることはないだろう。



13. 2014年11月25日 16:59:57 : K2IvysfbEo
そろそろ我々も
党の呪縛から逃れて
選挙権を武器にして
一番手、二番手の候補者本人と
直接政策の駆け引きをする市民に
なる時期だろう。

14. 2014年11月25日 19:54:43 : RMwUuuTE56
 民主党がダメだったら自民党に入れるしかない不幸・・・っていうことになるのかな?
 
 じゃ、日本人には不幸しかないってことだよ〜ん!
 どうする?
 

15. 2014年11月25日 20:00:54 : cGVB3XfUBs
迷えども 頼るほかなし ゲリラ戦

16. 2014年11月25日 20:20:16 : lXGrF7OLvM
民主党に入れても共産党に入れても、自公に入れたと同じになるんじゃね?

やってくれるよな、野党で一番だ二番だと自慢話ばかりする連中は。

共産党だけじゃないか、政権取ったら公務員の給料上げると宣言したのは。

投票しても投票しなくても同じ結果になる選挙結果なんて、出口調査しないでも今すぐ分かる。


17. 2014年11月25日 22:01:35 : s2N3RA60Yk
本当にもう茶番劇はやめてもらいたいです。
どっちが勝ってもいいようになってるです。
結果が見えてて面白くもなんともないですよ。
国民が政治に無関心なうちはこのような状態が続くんでしょう。
いつまで無関心なのかはわかりませんね。
もしかしたら永遠に無関心かもしれない。

18. 2014年11月26日 06:02:08 : 4hwYqnfWvM
沖縄や京都1区に候補を立てる民主党こそ独善的なセクト主義だろうに

19. A-11 2014年11月26日 17:45:10 : MNS2V1z0JupEI : GdqpAANuow
スイスが羨ましい。
この国も日本同様、議員の先生方には失望しており、議会選挙の投票率はかなり低い。
議会選挙でどの政党が勝とうと、国政にはほとんど何も変化が無いのも日本と変わらない。
しかしその理由は日本とは大きく異なる。

スイスの場合、単に議会・行政府の権力が非常に小さいからだ。
大部分の権力は、「署名」を通じて国民の手に残される。
彼の国では、議会の審議した法案が重要なものの場合、大抵は議会の決議は無視される。
いや、別に議会が何もしなくとも重要な法案なら、議会の関与なしに提案・国民投票・成立してしまう。
国民の多くに関心を持たせるほど重要な事柄は、どこかの市民団体が署名を集め、
「それは国民投票に掛けよ!」
と国に請求するからだ。
日本の場合、署名はあくまで「請願」であり、国には署名を受け取る義務はあるが、署名の要求に応ずる義務は無い。
スイスでもほとんどの内容の署名については同様で、一切の法的拘束力がない。
だが国民投票の請求だけは別格で、署名人数などの条件が満たされた場合、国民投票を実施する義務が国に生じる。
そして国民投票については、一切の法的拘束力が認められない日本と真逆で、議会の議決を上回る絶大な力がある。

結果、スイスの庶民の有権者は、受け皿になってくれる頼もしい政党を持てない不幸な状態を嘆かない。
というか、政権に一撃を与えるだけで精一杯では、受け皿の資格を庶民は認めない。
一撃で政権を死に至らしめる権力を、庶民は持っているのだから。


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