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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141123/plt1411230830001-n1.htm
2014.11.23 12・14衆院選 壮絶選挙区に迫る
衆院は21日解散され、永田町は「12月2日公示−14日投開票」の総選挙に向けて走り出した。安倍晋三首相は解散後の記者会見で「アベノミクス解散だ」と語り、2年近く経済政策について国民の信を問うことを表明した。野党第1党・民主党の海江田万里代表は「立憲主義を否定する安倍政権の体質を争点にしたい」と語った。選挙戦では、さまざまな実績を重ねた候補や、問題を抱えた候補が、有権者の審判を受けることになる。
「地元の皆様、有権者の皆様のご支持、ご支援に支えられてやってきました。私自身に課せられた支援や期待があると思う。それを今ここで投げてしまうことの方が、逆に無責任ではないかと思いました」
経産相辞任後、初めて国会に姿を見せた自民党の小渕優子氏(40)は解散後、地元・群馬県に戻り、前橋市で記者会見に臨んだ。関連政治団体に不透明な支出があった問題について、有権者に改めて謝罪し、群馬5区から出馬する意向を表明した。
東京地検特捜部は、市民団体の告発を受け、小渕氏の地元事務所や、元会計責任者で、中之条町長を辞職した折田謙一郎氏の自宅などを家宅捜索した。関係者の事情聴取にも着手したが、衆院解散が現実味を帯びた段階で捜査は一時中断している。
「選挙期間中に特定の政治家について聴取や家宅捜索したことが表に出れば、対立候補を利することになる。公平性を害すわけにはいかない」(検察幹部)
自民党内では議員辞職論も浮上したが、小渕氏は「辞職しない」との意向を党幹部らに伝えた。21日の記者会見でも「私自身の問題で、党に大変なご迷惑をお掛けしてしまった。お許しをいただけるのであれば、自民党から立候補したい」といい、党公認候補で出馬する意向を表明した。
自民党選対関係者は「現段階での解散は、小渕氏にとって法的にも政治的にも障害にならない。堂々と戦えばいい」と語る。
ただ、疑惑が晴れないままで突入する選挙戦に、小渕氏は「有権者の判断を真摯(しんし)に受け止めたい」と神妙な面持ちで語った。
他党の動きはどうか。
「民主党は、小渕氏の辞任騒動をチャンスとみていた。しかし、『10月辞任→11月解散』という早い動きについていけていない。5区は空白区で、候補者擁立のメドさえ立っていない」(前出の県政関係者)
確かに、5区は「小渕王国」と呼ばれるほど、強固な地盤を誇っていた。民主党が政権交代を果たした2009年衆院選でも、同党は候補者を立てられなかった。
ただ、小渕王国を守ってきた折田氏はもう陣頭指揮をとれない。また、地元で小渕氏への失望が広がることもある。それを占うのが11月25日告示、11月30日投開票の中之条町長選挙だという。県政関係者はいう。
「折田町政を継承する伊能正夫副町長と、町議会議長の原沢今朝司氏の一騎打ちの様相だ。伊能氏が勝てば、小渕王国の選挙態勢は大きく揺らぐことはないとみている」 (ジャーナリスト・田村建雄)
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