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日本とイスラム国の関係のカギを握る中田元教授に注目せよ
http://www.amakiblog.com/archives/2014/11/23/#003004
2014年11月23日 天木直人のブログ
解散・総選挙ばかりに目を奪われているが、あの北大生のシリア渡航未遂事件に関連し、極めて重要な報道が立て続けに行われた。
一つはきょう11月23日の読売新聞が掲載した驚愕のスクープ記事だ。
すなわちイスラム国に参加しようとした北大学生のシリア渡航を手伝ったとして警視庁公安部の捜査を受けていたイスラム研究者の中田考元教授が、イスラム国兵士から暗視スコープなどの調達を求められていたことが、捜査関係者への取材でわかったというのだ。
公安警察が通信記録を解析した結果、そのイスラム国の兵士は中田元教授に対し、暗視スコープ以外にも日本車の部品や現金の調達も依頼していたという。それらを北大生に運ぶように依頼していたという。
もう一つは、きのう発売された週刊ポスト12月5日号に掲載された中田元教授のインタビュー記事だ。
それによると中田元教授は1992年から94年の間、サウジアラビアの日本大使館に専門調査員として勤務していたという事実だ。
専門調査員を辞めた後も外務省は中田元教授に対しイスラム諸国との外交の協力を依頼していたという事実だ。
この二つの報道が示した事は、何か。
それは中田元教授こそ、よくも悪くも、日本の対イスラム国外交のカギを握る可能性を持った重要な人物であるということだ。
日本政府と外務省が、はじめから極秘裏に田中元教授をうまく活用していたら、日本はイスラム国との関係において、米国やイスラエルよりはるかに有利な立場に立てる可能性があった。
しかし、ここまで報道されてはもはや手遅れだ。
米国やイスラエルは田中元教授が勝手な真似をすることを許さないだろう。
日本は田中元教授を危険人物として封印するほかはない。
またひとつ、日本政府と外務省は、対米自立外交のチャンスをみすみす失った。
無策、無能の故に、大きな失態をおかしたということである(了)
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