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参院で国政復帰した矢先/(C)日刊ゲンダイ
12・14 激戦区の当落と直前情勢 <大阪11区>岐阜〜東京〜山形…流浪する佐藤ゆかり氏の執念
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155129
2014年11月21日 日刊ゲンダイ
「わしらにも何が何だか分からんのですわ」――。
「政界の遊牧民」こと、佐藤ゆかり参院議員(53)の「大阪11区」鞍替え報道に自民党大阪府連の関係者もこうクビをひねる。そりゃあそうだろう。佐藤氏といえば、05年の郵政選挙で、自民党の野田聖子前総務会長の“刺客”として「岐阜1区」から出馬、比例当選を果たしたものの、09年は「東京5区」で落選。10年の参院選(全国比例)で政界に返り咲いたばかり。任期は2年も残っている。
その上、東京生まれの東京育ち。大阪に何ら縁もゆかりもない。それが突然、「落下傘」候補として出馬するというのだ。
「確かに11区の支部長は、前回、井脇ノブ子(元衆院議員)はんが落選して以降、『空席』ですわ。おそらく、それを狙ったんやろ。ただ、佐藤さんは昨年12月に山形県酒田市に個人事務所を作り、衆院山形3区からの出馬を狙ってたいうやないか。その3区支部長のイスをめぐって山形県連とゴタゴタした話も聞いとったが…。だからといって今度は大阪なんて、あまりに無節操ですわ」(府連関係者)
■片山さつき参院議員をライバル視
15年に及ぶ逃走劇を演じた福田和子さながらの流浪の旅。この執念深さの源泉は何なのか。
「彼女は郵政選挙で当選した『同期』の片山さつき参院議員をライバル視しています。特に今秋の党人事で、片山さんが外交防衛委員長に就いたのに彼女のポストは消費者問題特別委員長。“格下扱い”されてプライドを刺激されたようです。何としても衆院のバッジを着けて見返したいのでしょう」(政治ジャーナリスト)
ただ、「女のプライド」だけで勝てるほど選挙は甘くない。
「11区は『松下城下町』とも呼ばれ、パナソニック関連の社員が多い。かつては、旧松下労組出身で民主党の平野博文・元官房長官(65)が圧倒的に強かった。前回落選後の2年間、平野氏は個人集会などをマメに開いていたから、ある程度の票を集めるでしょう。前回は維新の伊東信久氏(50)が初当選。大阪で維新は強いですからね。後援会組織もない佐藤さんが今からフル活動しても当選はキツイんとちゃいますか?」(大阪府政担当記者)
流浪の旅はまだ続きそうだ。
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