http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/859.html
Tweet |
健さんのように信念貫く…安倍首相解散語った(1)
http://www.hochi.co.jp/topics/20141122-OHT1T50021.html
「アベノミクス解散」は義理が重たい『唐獅子牡丹解散』―。12月2日公示、同14日投開票の総選挙に向けて衆議院が解散された21日夜、安倍晋三首相(60)はスポーツ報知のインインタビュータビューに応じた。「伝家の宝刀」と称される解散に踏み切った思いを、訃報が伝えられたばかりの俳優・高倉健さん(享年83)の主演映画「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」(1966年)の劇中歌に重ねた。(北野 新太)
―事実上の選挙戦に突入しました。今の心境を。
「政治家にとって選挙はいつも命懸け。相手も命懸けで来る。油断した方が負けます。武者震いと同時に身の引き締まる思いです」
―最大の争点は。
「野党は失敗したと言い、我々はこの道しかないと言っているアベノミクスこそ最大の争点です」
―何をどう訴えます?
「2年間の成果、これから景気の好循環の実感をお届けしていくと」
―勝敗ラインは。最初に掲げた「過半数」は弱気すぎやしません?
「いやいや弱気じゃなくて、衆院選はまず過半数が与野党の勝敗の分岐点であるということ。全員当選を目指し、全員(国会に)帰ってきて再び一緒に仕事をするための陣頭指揮を執っていきますよ」
―国民は解散に批判的と世論調査が示しています。あらためて大義は。
「選挙ではなく政策を進めるべきという声は十分に認識しております。ただ税制において重大な変更を行った分、国民に信を問わなければなりません。マニフェストに書いていなかったこと(消費増税の先送り)をやるならば。私の信念です」
―2005年に小泉純一郎元首相が主導した「郵政解散」での成功体験が念頭にあるのでは。
「小泉元総理は勝負師として我々のカリスマですが、私は小泉純一郎ではありません。私は私の信念に従いました」
―『アベノミクス解散』と命名しましたが、副題を付けるなら…。
「『この道しかない解散』です。景気を回復し、デフレから脱却する。経済成長と財政再建の両方を達成していくという困難な道ですが、この道しかないんです」
―18日の解散宣言のほぼ同時刻に、高倉健さんの訃報が届きました。
「本当に残念です。『鉄道員(ぽっぽや)』、『八甲田山』、任侠(にんきょう)映画で健さんの雄姿を見て憧れてきました。任侠映画での若い健さんは、いろんな困難に耐えて耐えて最後に正義の刃(やいば)を振った。その後、年齢にふさわしい演技をしていく姿にも憧れました。年輪を重ねた渋い、重厚な演技をもっと見たかったですね」
―ドスを片手に敵陣に一人で乗り込む健さんは、批判の中で解散という「伝家の宝刀」を抜いた総理と重なるような…。
「健さんの歌った『義理と人情をはかりにかけりゃ 義理が重たい男の世界』という歌(『唐獅子牡丹』)がありましたね。私は総理として解散を選び、衆院議員全員のクビを切りました。一昨年の総選挙をともに戦ってやっと議席を得た仲間や、3年以上落選していてやっと復活した仲間のクビを切らなければなりませんでした。情においてはつらいものがありましたが、税制を変えた以上は選挙をやるのが王道だ、という信念でした」
◇
野党は「ダメよ〜ダメダメ」…安倍首相解散語った(2)
http://www.hochi.co.jp/topics/20141122-OHT1T50027.html
「アベノミクス解散」は義理が重たい『唐獅子牡丹解散』―。12月2日公示、同14日投開票の総選挙に向けて衆議院が解散された21日夜、安倍晋三首相(60)はスポーツ報知のインインタビュータビューに応じた。「伝家の宝刀」と称される解散に踏み切った思いを、訃報が伝えられたばかりの俳優・高倉健さん(享年83)の主演映画「昭和残侠伝 唐獅子牡丹」(1966年)の劇中歌に重ねた。(北野 新太)
―最近ではテニスの錦織圭選手のツアー・ファイナルでの健闘も印象に残ります。たしか総理はテニスを…。プレーヤー目線としてどうです?
「プレーヤー目線…というのはあまりに僭越(せんえつ)ですけど、同じ山陰(首相は山口、錦織は島根出身)なんですよね。地方から飛び出して、あの天才ジョコビッチ(セルビア)と…。美しい故郷を持ちながら活躍の場は世界。これからの若者の象徴です。(徳島出身で)ノーベル賞を受賞した中村修二さんもですが、地方の時代のスタートと思っております」
―あと旬と言えば、流行語大賞にノミネートされた「日本エレキテル連合」(お笑いコンビ)など、まさか知りま…。
「知っておりますよ!」
―彼女たちの言葉で言うと、野党はやはり…。
「解散を批判し『ダメよ〜ダメダメ〜』って言っているところがダメなんですよ。野党は解散しないと政権を取れない。野党時代の我々は政権を熱望したので、敗れた次の日から選挙準備を始めました。それが政権を持っていた政党の矜持(きょうじ)です。今の政権には任せていられない、取り返す、解散しろ、となるべきなのに解散を『ダメよ〜ダメダメ〜』なんて言うのがダメなんです」
―維新の党共同代表の橋下徹さん(大阪市長)が小選挙区で出馬したら、大阪での与党の脅威になるのでは。
「橋下さんはディベートも強いし、華のある政治家だと思いますけれども市長の職責もある。出るか出ないかは橋下さんが決められることですね」
[スポーツ報知 2014/11/22]
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK174掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。