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2014年11月21日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆小沢一郎代表は、次期総選挙(11月21日衆院解散、12月2日公示、14日投開票)に備えて、水面下に深く潜って「統一戦線編成」に向けて工作を進めてきた。このなかで、みんなの党(浅尾慶一郎代表)が19日に解党し、山内康一(比例北関東)、中島克仁(比例南関東)両衆院議員が20日、民主党に入党を申請して受け容れられたのに続いて、小沢一郎代表率いる生活の党のメンバーが、民主党入りすることが決まった。
産経新聞は11月20日午後6時45分、「生活の党、小沢氏除き全員民主入りの方向 衆院解散目前に急転」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「衆院は21日午後の本会議で解散される。「12月2日公示−14日投開票」の日程で行われる衆院選に向け、与野党各党は事実上、選挙戦に突入する。第2次安倍晋三政権が発足してから約2年。これまでの政権の経済政策『アベノミクス』の評価が最大の争点となる。政府は21日午前の閣議で解散詔書を決定。午後の衆院本会議で伊吹文明議長が解散詔書を朗読し、解散を宣言する。自民党は25日に、公明党は来週中に公約を決める。自公両党とも円安対策や地方創生などが中心になりそうだ。公明党は消費税再増税の際の軽減税率導入を前面に訴える。野党各党も公約の策定を急いでいる。一方、解党が決まったみんなの党の山内康一(比例北関東)、中島克仁(比例南関東)両衆院議員は20日、民主党に入党を申請した。また、小沢一郎代表以外の生活の党議員が民主党入りする方向となったことも同日、分かった。民主党は正式に入党申請があれば受け入れる方針だ。最大の焦点は、維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)が衆院大阪3区から立候補するかどうかで、党内には最終的に出馬に踏み切るとの見方が強まっている」
生活の党には、衆院議員7人、参院議員2人の計9人がいる。このうち、小沢一郎代表の側近である鈴木克昌代表代行(幹事長、衆院比例東海ブロック選出)、村上史好衆院議員(衆院比例近畿ブロック選出)ら数人が20日午後、小沢一郎代表の指示に従い、離党届を提出して、民主党に合流した。小沢一郎代表の水面下の工作が功を奏して、みんなの党、生活の党が、民主党に合流、「統一戦線」編成が進んでいるということだ。
◆小沢一郎代表は、維新の党も「統一戦線」に糾合してもらいたい。その大前提には、橋下徹共同代表が、総選挙に出馬することが、何としても不可欠である。そのうえで、維新の党が民主党に合流すれば、自民・公明連立与党に互角で対抗できる。このため、小沢一郎代表は、今年5月ごろから、橋下徹共同代表と会い、説得してきた。
スポーツ報知が11月17日午前11時15分、「東国原氏、橋下氏後継に浮上!」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「橋下徹大阪市長(45)=維新の党共同代表=と松井一郎大阪府知事(50)=同幹事長=が年内に想定される次期衆院選に出馬した場合の後継候補として、東国原英夫・前宮崎県知事(57)の擁立が検討されていることが16日、分かった。維新の党は2人が出馬し、市長、知事を辞職した場合のダブル選挙に備え、“後がま”候補選びに着手。知名度が高く、知事としての実績もある東国原氏が浮上した。市長、知事のどちらかは、未定。 松井氏は16日、出馬可否について『やるときは2人でやる』と橋下氏と歩調を合わせることを強調し、後継候補擁立については「さまざまな方から意見もあり、考えている」と述べた。東国原氏は次期衆院選で、大阪などの小選挙区で公明候補への“刺客”としての擁立も検討されているが、本人は慎重な姿勢。15日のテレビ番組では、「ないです」と出馬を否定していた。東国原氏は、県産品PRなど宮崎県知事として実績を残し、1期で退任。11年4月の都知事選に出馬したが、落選した。その後は維新の政策作りに関わった。12年12月の衆院選では旧日本維新の会から比例近畿で出馬、当選。旧太陽の党との合流による内部対立で昨年12月に離党し議員辞職したが、その後、維新は旧太陽系と分党しており、東国原氏の復帰自体に大きな支障はないとみられる。タレント時代から東国原氏は、橋下氏と近い関係にあり、維新の看板政策・大阪都構想についても『歴史に残る取り組み』と評価していた。衆院議員辞職の際、『地方自治に取り組みたい』とも話していた東国原氏。この日までに取材に応じ、後継候補案について『事実関係が分からないので、何ともコメントのしようがありません』としたが、維新ツートップの出馬検討には『野党再編の起爆剤になる』とエールを送っていた」
小沢一郎代表は、「オリーブの木」に「非自民党・公明党」の旗印を掲げて、野党統一戦線を編成しようと唱えるとともに、水面下で懸命に工作してきた。安倍晋三首相が、衆院解散・総選挙を断行することが現実化することになり、お尻に火がついた野党各党が、敗北・消滅の危機を感じて、ようやく政策論争を止めて、とにかく「統一戦線」への参加を最優先に考え、待ったなしで「1つにまとまろう」と覚悟してきたのである。
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