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あの松島前法相が“壁の花”/(C)日刊ゲンダイ
12・14 激戦区の当落と直前情勢 <東京14区>野党一本化で“解散A級戦犯”松島みどり大苦戦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155030
2014年11月18日 日刊ゲンダイ
週末、墨田区内を歩くと先月まで見かけた松島みどり前法相(58)のポスターがすっかり剥がされていた。「うちわ問題」で辞任して4週間。松島はできるだけ目立たないよう、ひっそりと活動している。
「辞任後は大きな集まりは避け、身内の小さな会合だけに顔を出していました。さすがに解散風が吹いてきてからは、全体会合にも出るようになりましたね」(地元の自民党区議)
永田町周辺でもおとなしい。トレードマークの赤いジャケットは身に着けず、パーティーでは壁ぎわに立っている。議員会館と党本部の往復は徒歩だという。
「車だと玄関で<松島先生>と放送で呼び出されるので、マスコミに存在がバレてしまう。それが嫌なんだそうです」(永田町関係者)
■ライバルは野党統一候補へ
そんな松島前法相を尻目に、2012年選挙で敗れた前職の木村剛司氏(43)は着々と活動している。選挙区中に「再起動!」と書いた赤いポスターを張り、朝は駅頭、昼間は支援者の訪問と、地元にびっちりローラーをかけている。未来の党(現・生活)から出馬した前回は、維新も民主も候補を擁立し、共倒れしたが、今回は他の野党は擁立を見送る見通し。木村氏は生活を離れ、民主党の支援を受ける「野党統一候補」として戦うことになりそうだ。
「一昨年の都議選の時、木村さんは生活の党ながら、民主党候補を積極的に支援し、『野党の選挙協力の形をこの都議選で作りたい』と言っていました。そうしたこともあり、民主党との関係は悪くありません」(民主党関係者)
木村氏が「野党統一候補」となれば、ますます松島前法相は厳しくなる。松島氏はもともと選挙は強くない。09年の落選組で、9万608票を獲得した前回も、民主・維新・生活の票を足すと9万9923票と、野党が一本化していれば負けていた。今回はそれに加えて“ダブル辞任”の批判にもさらされる。
「言ってみれば、ダブル辞任が解散のきっかけを作ったようなものですからね。松島さんはA級戦犯ですよ。街頭演説は謝罪から入らざるを得ない。無党派層を相手に大々的にアピールすることはできないので、コアな支持者を固めるしかない。安倍首相はおろか、党の幹部だって応援には来ないと思う。孤立無援の戦いになるでしょう」(自民党関係者)
閣僚経験者の落選が、いよいよ現実になりそうだ。
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