48. 母系社会 2014年11月21日 15:27:43
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★今回「生活の党」は民主党に復帰することになったが、この復帰=大同団結 が成功だったと評価されるためには、民主党の自由主義者は自由主義が自滅し、 破綻したことを認めなければならない。日本や欧米の政府は、私企業である巨大銀行や巨大自動車会社の破綻を、国民 の血税を投入して救ったため、自由主義を正当化してきた<自己責任論>は、 破綻し、政治思想としての自由主義が幻想であったことを、自由主義者自身が 実証してしまった。 ★つまり、ソ連型社会主義も自滅したが、西側の自由主義も自滅した。 現在の日本は、子供たちに教え、継承させるべき<国家の大義>を失った。 ★子供たちに教えるべき<大義>を失った国家は頭が腐り、必然的に自滅する。 ●日本や西側諸国は、新しい<大義>が必要であり、それは、さしあたり・・・ 中国やロシアのような<国家資本主義>しか、あり得ないのではないか。 企業を、万一の場合は国民の血税を投入して救う企業と、そのまま放置して 破綻させる企業とに分け、部分的に<自己責任論>を再生させるしかない。 当然だが、国民の血税を投入して救う企業は、トヨタやJR、東電、都市銀行 のような巨大企業であり、これらの企業の経営には、国民が政府を媒介にして 国民を代表する企業経営の専門家を送り込み、経営に関与させる。 これは、人間の社会にとって最も大事な<大義=正義>の問題なのである。 だから、国民が政府を媒介にして経営に関与したら、却って経営が狂い、企業 は破綻しかねない事態になるというようなテクニカルな問題は排除できる。 つまり、仮にその通りであれ、日本の子供たちに教え、継承させるべき <国家の大義>なので、最優先事項である。 ★今、最も大事なのは給料の引き上げ=非正規雇用を無くし、GNPの60% を占める内需を拡大させることであるが、自由主義では政府が企業に命令する ことはできない。 ところが、中国やロシアのような<国家資本主義>=混合経済では可能である。 政府が企業に対して、圧倒的な権力を持つからである。 ●大企業は労働者を搾取して、230兆円も貯め込んでいるが、大企業が政府 を乗っ取っているので、政府は無力無能であり、法人税をもっと下げないと 企業は海外に逃げると言う。 それなら、日本は他の諸国に呼びかけて、共同で法人税が極端に安い国には 厳しい経済制裁を課し、世界の法人税率に、一定の基準を設けるべきである。 ★国民や中小企業は、政府を大企業(巨大資本)から取り戻して生活を整え、 家族、特に子供を過度の競争関係から守らないと、日本は家族という根底から 滅ぶだろう。 ★原発も問題だが、九州や四国、北海道のJRも破綻寸前。やがて、大事故を 起すだろう。JRは、元の国鉄に戻すしかない。 ●当初、イスラエルのキブツでは、女性解放の理念で女性を家庭労働から 「解放」するために、幼児が家族と過ごすのは週に一日だけという養育施設を 造ったが、それで育った子供が情緒不安定になったため、毎晩、夜は家族と 過ごすシステムに変えた。 日本の子育てサークルの経験でも、幼児は少数の大人が継続的に養育する必要 があることがわかってきた。多数の大人が、入れ替わり立ち代り幼児の面倒を みると幼児は不安になるらしい。 米国のアライアント国際大学(AIU)の臨床心理学大学院(CSPP)修士日本 プログラム名誉教授で、臨床心理学博士の西尾和美氏によると、日本の80% ぐらいの普通の家族は、既に、相当病んだ家族だという。 西尾和美氏が治療している子供は、日本のどこにでもある普通の家庭の子供。 普通の子供でも、かなり深い悩みを抱えている子供は想像以上に多い。 西尾和美氏は、最近の脳科学の研究で、古来からの日本のことわざである 「三つ子の魂、百までも」は正しいことが判明しつつあるという。 日本の資本主義は、極限の搾取社会を実現するため、女性の労働力を極限まで 搾取しようとしている。それで、政府は保育所の増設で「ゼロ歳児保育」まで 推進しようとしているが、幼児の生態は放射能と同じく、まだ良くは解明され ていない。 幼児は1歳から、1・5歳の間が特に大事らしい。できれば、3歳までは少数 の限られた大人が育てるべき。 (もちろん、実の親で無くても良い。産みの親より育ての親) 日本の資本は無力な家族から幼児を取り上げ、無慈悲にも保育所で養育させる しか選択肢が無い状態に追い込んで、無知な野党まで保育所増設に協力してい るが、これは労働者階級が敗北した結果であることに共産党や社民党は、 気付いているのだろうか。 敗北した以上、残念ながら保育所は不可避であり、不足さえしているのが現状。 しかし、「ゼロ歳児保育」は、あまりにも危険過ぎるのではないか。 ★共産党や社民党は手柄にせず、涙と共に、開所式を開催すべきである。 幼児の生態はまだ良くは解明されていない以上、「ゼロ歳児保育」は放射能と 同じであり、やがて、とてつもない規模の悲劇をもたらす可能性があるが、 放射能の被害と同じく、「ゼロ歳児保育」の被害も誰も気付かないだろう。 ★政府は保育所の増設とともに直接給付金を増やし、ゼロ歳児保育は100% 中止し、またできるだけ1歳から3歳までの幼児を保育所で養育する場合、 毎日夜は家族自身が養育することや幼児毎に担当者を決め、少数の大人が、 継続的に養育する保育環境の整備に力を入れるべきではないか。 ●人間と言う<生物種>は、資本主義のような仲間同士の生き残り競争には 耐えられず、ウツ病になるのである。 ウツ病は現代病であり、これからもどんどん増える。ついに、日本では小学生 までもウツ病になり、毎年100名もの未成年が自殺している。 子供の仕事は<あそぶこと>。 遊び優先の教育に変え、遊び疲れたら、勉強すれば良い。 ★だから、国家資本主義も暫定的体制であり、やがて克服しなければならない。 西尾和美さんのブログ http://blog.livedoor.jp/nishiokazumi/ アダルト・チルドレン 癒しのワークブック―本当の自分を取りもどす16の方法 http://www.amazon.co.jp/dp/4313860045/ref=as_sl_pd_tf_lc?tag=lvdrfree-22&camp=23&creative=231&linkCode=st1&creativeASIN=4313860045&adid=1WMAGGG4TF7CVXDPZSC1&ref-refURL=http%3A%2F%2Fblog.livedoor.jp%2Fnishiokazumi%2F JUST http://www.just.or.jp/ 21世紀家族研究所 http://www.family21.jp さいとうクリニック・家族機能研究所 http://www.iff-saitoclinic.jp/ |