http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/712.html
Tweet |
「アベノミクスは失敗ではない」と言うが…/(C)日刊ゲンダイ
予想外数値に“演出”の声も GDPショック「仕掛けられた罠」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/index/news
2014年11月19日 日刊ゲンダイ
17日の“GDPショック”で東京株式市場は大暴落。さすがに消費増税賛成派も黙らざるを得なくなった。民間予測をはるかに下回る数値に、永田町界隈では「年率マイナス1.6%は、安倍政権の“演出”じゃないの」と不穏な噂も飛び交っている。
7−9月期の実質GDPの民間予測は平均でプラス2.4%だったが、ふたを開けてみれば2期連続のマイナス成長。世間のムードは一気に「とても増税なんて」に流れてしまった。きょうにも増税先送りを表明する安倍首相にすれば、都合のいい展開ともいえる。民間の予測通りだったら、先送りする必要がなくなるからだ。
「GDPショックで自己チュー解散のおぜん立てが整ったわけですが、あくまで、正確性に欠ける1次速報です。来月8日に2次速報が発表されますが、そこで上方修正されれば、株価も上昇するでしょうし、14日に予定されている投票前に有権者にアピールできます。『安倍政権はそれを狙っているんじゃないか』なんてうがった見方をする市場関係者も少なくありません」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
1次速報がアテにならないのは、言うまでもない。有名なのは09年7―9月期の実質GDPで、1次速報が4.8%で、2次速報は1.3%に下方修正、確報がマイナス1.9%。6.7ポイントもの開きが出た。
「GDPの速報値は、報告ベースである『民間設備投資』の数字をいじれば、カンタンに“手心”を加えられます。安倍首相が昨年秋に消費税8%を決めた時を見ても分かる。4−6月期の1次速報は2.6%、2次速報で3.8%に上方修正され、景気回復を演出して消費増税が決定された。その後発表された改定値は1.1%と、半分以下まで凋落。“かさ上げ”したことは明々白々ですよ」(経済評論家・菊池英博氏)
数字のトリックにだまされてはいけない。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK174掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。