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「統一名簿だけではモノ足りない」と小沢氏/(C)日刊ゲンダイ
小沢一郎氏吠える「野党は連携でなく新党結成を決断すべし」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155062
2014年11月19日 日刊ゲンダイ
安倍首相が18日、解散・総選挙を表明した。安倍政権のやりたい放題に歯止めをかけられるかどうかは、野党の連携がカギだ。そんな中、あの“剛腕”も水面下で動いている。ただの選挙協力ではなく「新党」じゃなきゃダメだと吠えた。
小沢一郎・生活の党代表は、常々、「野党が統一戦線を組んで戦えば必ず勝てる」と主張してきた。それには、選挙区でのバッティングを避ける候補者調整などの形もあるが、この日の会見で小沢氏はこう踏み込んだ。
「『新党』という形にしないと完全な統一戦線にはならないし、国民は、ひとつの政党でないと与党に代わる受け皿とは見なさない」
一部で浮上している比例の「統一名簿」作成だけでは、物足りないという。
「新党じゃないと、(野党共闘の)意味は半減する。180ある比例議席を、ドントで野党7党で分けることになると圧倒的に自民党が有利になる」
実際、新党結成の動きはある。民主とみんなが政策協議を進めているが、みんなの浅尾代表が新党も念頭に置いた結集を口にしている。維新の橋下共同代表が民主の前原・元外相や細野・元幹事長の名前を挙げて「飛び出して新党をつくって欲しい」と呼びかけてもいる。
民主、維新、みんなの若手50人が集まり、それぞれの党の執行部に大同団結を働きかけようと確認した。「安倍政権に代わる選択肢をつくる気概をもち、大きなうねりを起こしたい」と、新党結成を視野に入れたものだ。
■1人が動けばきっかけになれる
ただ、想定される公示日(12月2日)まであと2週間しかない。現実に「新党」がつくれるのか? 会見後、記者が小沢氏に尋ねると、こう力強く語り続けた。
「やる気になれば時間をかけないでもやれる。必要なのは『決断』だけ。事務手続きは後からの話。今週中とされる解散までに決断できるかどうか、だ」
「前原さんや細野さんはその気があるやに聞いている。若い人が動いてもいい。1人が動けば、それがきっかけになる」
もっとも、小沢氏自身は新党には入らない、と言う。民主党内などにまだ“小沢アレルギー”が残っている。それを受け止め、小沢氏は「捨て身」の覚悟なのだ。
「いろいろ言う人がいるが、自分は自分(無所属)で戦える。新党に行かなくてもいい」
過去に何度も「新党」や「再編」を経験した剛腕のアドバイスは、野党幹部らに伝わるだろうか。
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