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安倍晋三内閣総理大臣 消費増税延期・衆議院解散に関する記者会見(冒頭発言全文)
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/706.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 11 月 19 日 01:43:40: Mo7ApAlflbQ6s
 


 突っ込みどころ満載だが、とりあえず資料として投稿させていただくにとどめる。

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総裁記者会見
安倍晋三内閣総理大臣 消費増税延期・衆議院解散に関する記者会見
平成26年11月18日(火)19時10分
冒頭発言

本年4月より、8%の消費税を、国民の皆様にご負担頂いております。5%から8%へ、3%の引き上げを決断したあのときから、10%への更なる引き上げを、来年予定通り、10月に行うべきかどうか、私は、ずっと考えてまいりました。

消費税の引き上げは、わが国の世界に誇るべき、社会保障制度を次世代に引き渡し、そして、子育て支援を充実させていくために必要です。だからこそ、民主党政権時代、私たちは野党ではありましたが、税制改革法案に賛成いたしました。

しかし、消費税を引き上げることによって、景気が腰折れしてしまえば、国民生活に大きな負担をかけることになります。そして、その結果、税率を上げても、税収が増えないということになっては、元も子もありません。

経済は、生き物です。

昨日、7月、8月、9月のGDP速報が発表されました。残念ながら、成長軌道には戻っていません。

消費税を引き上げるべきかどうか、40名を超える有識者の皆さんからご意見を伺いました。そして、私の経済政策のブレーンの皆さんから、ご意見をうかがい、何度も議論を重ねてまいりました。

そうしたことを総合的に勘案し、デフレから脱却し、経済を成長させる「アベノミクス」の成功を確かなものとするため、本日、私は、消費税10%への引き上げを、法定通り、来年10月には行わず、18か月延期すべきである、との結論に至りました。

しかし、ここで皆様に申し上げておきたいことは、「三本の矢」の経済政策は、確実に、成果を挙げつつあります。

経済政策において、最も重要な指標。それは、いかなる国においても、雇用であり、賃金であります。

政権発足以来、雇用は100万人以上増えました。今や、有効求人倍率は、22年ぶりの高水準です。この春、平均2%以上、給料がアップしました。過去15年間で最高です。

企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、そして、消費が拡大していく。そして、景気が回復していくという「経済の好循環」が、まさに生まれようとしています。

ですから私は、何よりも、個人消費の動向を注視してまいりました。

昨日発表された7月から9月のGDP速報によれば、個人消費は、4月から6月に続き、1年前と比べ、2%以上減少しました。現時点では、3%分の消費税率引き上げが、個人消費を押し下げる「大きな重石」となっています。

本年4月の消費税率3%引き上げに続き、来年10月から2%引き上げることは、個人消費を再び押し下げ、デフレ脱却も危うくなると判断いたしました。

9月から政労使会議を再開しました。昨年、この会議を初めて開催し、政府が成長戦略を力強く実施する中にあって、経済界も、賃上げへと踏み込んでくれました。

ものづくりを復活させ、中小企業を元気にし、女性が働きやすい環境を創る。成長戦略をさらに、力強く実施することで、来年の春、再来年の春、そして、そのまた翌年の春、所得が着実に上がっていく状況を創り上げてまいります。

国民全体の所得をしっかりと押し上げ、地方経済にも景気回復の効果を十分に波及させていく。そうすれば、消費税率引き上げに向けた環境を整えることができると考えます。

そのためにも、個人消費のテコ入れと、地方経済を底上げする、力強い経済対策を実施します。次期通常国会に必要となる補正予算を提出してまいります。

財政再建についてお話しいたします。

社会保障・税一体改革法では、経済状況を見て、消費税引き上げの是非を判断する、とされています。今回は、この「景気判断条項」に基づいて、延期の判断をいたしました。

しかし、財政再建の旗を降ろすことは、決して、ありません

国際社会において、わが国への信頼を確保しなければなりません。そして、社会保障を次世代に引き渡していく、責任を果たしてまいります。

安倍内閣のこうした立場は、一切、揺らぐことはありません。

来年10月の引き上げを18か月延期し、そして18か月後、さらに延期するのではないか、といった声があります。

再び延期することは、ない。ここで、皆さんにはっきりと、そう断言いたします。

平成29年4月の引き上げについては、景気判断条項を付すことなく、確実に実施いたします。3年間、「三本の矢」をさらに前に進めることにより、必ずや、その経済状況を作り出すことができる。私は、そう決意しています。

2020年度の財政健全化目標についても、しっかりと堅持してまいります。来年の夏までに、その達成に向けた、具体的な計画を策定いたします。

「経済再生」と「財政再建」。この二つを同時に実現していく。そのための結論が、本日の決断であります。

ただいま申し上げた内容を実現するために、来年度予算の編成にあたるとともに、関連法案の準備を進め、来年の通常国会に提出いたします。

このように、国民生活にとって、そして国民経済にとって、重い、重い決断をする以上、すみやかに、国民に信を問うべきである、そう決心いたしました。

今週21日に、衆議院を解散いたします。

消費税の引き上げを18か月延期すべきであるということ。そして、平成29年4月には、確実に10%へ消費税を引き上げるということについて。そして、私たちが進めてきた経済政策、成長戦略を、さらに前に進めていくべきかどうかについて、国民の皆様の判断を仰ぎたいと思います。

なぜ、今週の解散か。説明いたします。国民の皆様の判断を仰いだうえで、来年度予算に遅滞をもたらさない、ギリギリのタイミングであると考えたからであります。

現在、衆議院において、私たち連立与党、自民党、公明党は、多くの議席を頂いております。本当にありがたいことであります。「選挙をしても、議席を減らすだけだ。何を考えているんだ」という声があることも、承知をしています。戦いとなれば、厳しい選挙となることは、もとより覚悟の上であります。

しかし、税制は、国民生活に密接に関わっています。

「代表なくして課税なし」。アメリカ独立戦争の大義です。

国民生活に大きな影響を与える税制において、重大な決断をした以上、また、私たちが進めている経済政策に賛否両論あります。そして抵抗もある、その成長戦略を、国民の皆様とともに進めていくためには、どうしても、国民の皆様の声を聞かなければならない、と判断いたしました。

「信なくば、立たず」。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。

今、「アベノミクスに対して、失敗した、うまくいっていない」というご批判があります。しかし、では、どうすれば良いのか。具体的なアイディアは、残念ながら、私は一度も聞いたことがありません。批判のための批判を繰り返し、立ち止まっている余裕は、今の日本にはないんです。

私たちが進めている経済政策が間違っているのか。正しいのか。本当に他に選択肢があるのかどうか。この選挙戦の論戦を通じて、明らかにしてまいります。そして国民の皆様の声をうかがいたいと思います。

思い返せば、政権が発足した当初、大胆な金融緩和政策に対しては、反対論ばかりでありました。法人税減税を含む成長戦略にも、様々なご批判をいただきました。

しかし、「強い経済を取り戻せ。」

それこそが、2年前の総選挙。私たちに与えられた使命であり、国民の声であると、そう信じ、政策を、前へ、前へと、進めてまいりました。岩盤規制にも、挑戦してまいりました。

あれから2年。雇用は改善し、賃金は上がり始めています。ようやく動き始めた「経済の好循環」。この流れを止めてはなりません。

15年間苦しんできたデフレから、脱却するそのチャンスを、皆さん、ようやく掴んだんです。

このチャンスを手放すわけにはいかない。あの暗い、混迷した時代に、再び戻る訳にはいきません。

デフレから脱却し、経済を成長させ、国民生活を豊かにするためには、たとえ困難な道であろうとも、この道しかありません。

景気回復、この道しかないんです。

国民の皆様のご理解を頂き、私は、しっかりと、この道を前に進んでいく決意であります。

https://www.jimin.jp/news/press/president/126548.html


 

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コメント
 
01. 2014年11月19日 02:17:40 : YxpFguEt7k
カルメン・マキ氏
「呆れた記者会見。まぁ、毎度のことだけど。あんな中味のない(というより嘘っぱちで勘違い)な安倍の話に騙されちゃう人が、やっぱりまだ少なくないのだろうか?国民の為の、じゃなくて大企業や富裕層の為の財政再建でしょ?過半数越えなかったら辞任て凄い自信だね。国民をなめきっとる!

さぁ、みんなで安倍自民を潰そう!これを逃したらほんとに日本沈没ですよ。経済再建よりまずやらなきゃいけないことがあるだろう?
忙しくても必ず選挙に行こう!自分と大切な人達の命と将来の事を見据えて投票しよう」
https://twitter.com/carmen__maki/status/534752583336734720
https://twitter.com/carmen__maki/status/534754563601883136

日本を救おう! 野党に投票だ。


02. 2014年11月19日 05:10:17 : E7WBL1cKLg
残念だな。増税して潰れる日本が見たかったのに。

03. 2014年11月19日 06:00:33 : uznWHNaoTA
国民全体に金をばらまくことこそ
最大の景気刺激策だ
だから商品券ばらまくんだろ
だったら消費税を3%に戻せば
税収はまた上がる
罪務奸凌はそれだけはしたくないだろう
民主党の土日高速1日800円
森田のアクラライン800円
効果があったろう
特定の連中に便宜を与え
票を固める、自民党政治
諸氏はそんな特定の輩なのか
ならば 安倍自民にNOだろう

04. 2014年11月19日 06:32:05 : E7WBL1cKLg
「日本を救おう、野党に投票」とか「安倍自民にNO」とか、皆様とてもまじめでよろしゅうございます。しかし、この国は今更どうあがいてもどうしようもないのです。どツボにはまっているのです。現実は直視しなくてはなりません。

05. 2014年11月19日 08:07:50 : oBiKxZx0os
>「信なくば、立たず」。国民の信頼と協力なくして、政治は成り立ちません。


特定秘密は?
集団的自衛権は?
原発再稼働は?
辺野古は?
国会議員と国家公務員の賃金上げは?
1回目の消費増税は?

勝手なことばっかり散々やってきて、今度だけ?


06. 2014年11月19日 09:42:54 : NGRW2SFHhc
メディアまで解散は総理大臣の専管事項などとしたり顔に説明するとは、全く流れに任せるもので、民主主義を形骸化させている。そもそも解散の憲法解釈はいろいろあり、今回のような無条件に近い解散は、憲法違反といってもよい。(なぜならば、無条件の7滋養活用では選挙が終わっていくらも経たないうちに解散ができることになってしまうのだから、そんなことは常識として憲法にあるはずがないのだ)このように、自衛隊の存続のような一度流れができると、法律文を越えていっているものが解散条項と見てよい。したがって、メディアは、そのことを常に国民に喚起しておく必要がある。その上で、現状の政治という流れを説明しなくてはならない。そうしないものは、勉強不足といえよう。
 国際公約とされるものも、常にこのような行政府の可能な契約行為と国会での認証ということについて、常に説明しておくことが必要であろう。

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