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苦戦必至の西川農相、上川法相、望月環境相/(C)日刊ゲンダイ
野党協力着々 「閣僚」「大物」「お騒がせ」自民39人落選危機
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155028
2014年11月18日 日刊ゲンダイ
18日にも解散を宣言する予定の安倍首相。「いま解散すれば負けない」と自信満々だそうだ。しかし、時間が経つにつれ、意外にも「自民は苦戦する」という見方が強まっている。早くも大物議員の落選も囁かれはじめた。
週末、一斉に選挙区に入った自民党議員は「なぜ、いま解散するのか」という説明に追われたという。支持者から突き上げられた議員も少なくない。
「自民党の県議、市議は“年末選挙”に不満を強めています。というのも、4月に統一地方選を控えているからです。衆院選のために後援会を年末にフル回転させ、来年1月からは自分の地方選をスタートさせなければならない。これでは後援会はヘトヘトになってしまう。とうとう、自民党岐阜県連は“年内の総選挙に反対する決議”を採択しています」(自民党関係者)
「自民党はそう簡単に勝てない」と囁かれはじめたのは、過去の選挙とは、まったく違う選挙戦になりそうだからだ。
「過去3回の衆院選は、自民、民主のどちらかに猛烈な風が吹いていました。05年の郵政選挙は自民党に、09年の政権交代選挙は民主党に、2年前の12年は自民党に風が吹いていた。しかし、12月14日の“年末選挙”は、どこにも風が吹いていない。過去3回と異なる状況だけに、予想外の結果になっておかしくありません」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏)
■もともと選挙に弱い
いま落選危機が囁かれている大物、有名、お騒がせ議員は39人。
現職大臣は西川公也農相(71)、上川陽子法相(61)、望月義夫環境相(67)の3人。松島みどり前法相(58)も落選が濃厚だ。
「4人に共通するのは、もともと選挙に弱いことです。4人とも09年選挙では落選。有権者に人気のない西川農相は、自民党が圧勝した前回選挙でも、次点の民主候補に1万票差まで迫られた。4人とも野党の選挙協力が成功したら当選は厳しい。なかでもスキャンダルが噴出した西川、望月、松島の3人は有権者から批判を浴び、苦戦必至です」(政界関係者)
小渕優子前経産相(40)が「政治とカネ」で辞任したこともあって、2世議員への風当たりも強くなりそうだ。
鈴木俊一氏(61)、御法川信英氏(50)、石原宏高氏(50)、越智隆雄氏(50)、橋本岳氏(40)といった落選経験者は、地盤も固めきれていない。とくに民主党の蓮舫氏(46)が参院から鞍替え出馬するとみられている東京6区の越智氏は、当選の可能性はかなり低くなりそうだ。
「自民党が予想外に苦しい戦いを強いられそうなのは、野党の選挙協力が着々と進んでいることです。しかも、中央主導ではなく、地元組織が自分たちで話し合って決めている。過去、なかったことが起きている。それだけに自民党の大物が思わぬ落選をする可能性はあります」(前出の鈴木氏)
安倍首相は「いま解散すれば負けない」と自信を強めているらしいが、そう思い通りにいくのかどうか。
落選危機を囁かれる大物議員たちは戦々恐々としはじめている。
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