http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/600.html
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当選が確実となり支持者とバンザイで喜ぶ翁長雄志氏(中央)=16日午後8時10分、那覇市壺川の選挙事務所:沖縄タイムス
新知事に翁長氏当選 辺野古反対に支持、移設計画影響も
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-234610-storytopic-122.html
2014年11月16日 琉球新報
任期満了に伴う第12回県知事選は16日、投票が行われ、無所属新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)が当選した。翁長氏は知事選で最大の争点となった米軍普天間飛行場の返還・移設問題で、名護市辺野古への移設反対を前面に打ち出し、普天間の5年以内の運用停止を掲げて移設推進を唱えた無所属現職の仲井真弘多氏(75)=自民、次世代推薦、無所属新人で元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)、無所属新人で元参院議員の喜納昌吉氏(66)との激しい選挙戦で幅広い支持を集めていた。
翁長氏の得票数は36万820票、仲井真氏は26万1076票、下地氏は6万9447票、喜納氏は7821票。
選挙戦で翁長氏は、普天間の閉鎖・撤去や垂直離着陸輸送機オスプレイの配備撤回を求めた2012年の県民大会実行委共同代表を務めた経緯などから、全市町村長や県議会全会派が県内移設断念などを求めて署名した「建白書」の理念実現、保革の枠を超えた「オール沖縄」で基地問題の解決に取り組む必要性を訴えた。
政党の推薦を受けずに出馬したが、県政野党の社民、共産、社大各党や生活の党などが全面支援。仲井真氏の辺野古埋め立て承認を批判して自民党から除名処分を受けた保守系の那覇市議団も全面的に選挙戦を支えた。
辺野古移設計画をめぐり政府は、8月に埋め立て工事に向けた海底ボーリング調査を開始。「仲井真知事から埋め立て承認を得た」(菅義偉官房長官)として選挙結果にかかわらず移設作業を推進する構えを見せているが、翁長氏は埋め立て承認の取り消しや撤回も検討する考えを示しており、移設計画の行方にも大きく影響しそうだ。
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沖縄知事に翁長氏当確【動画あり】
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=90830
2014年11月16日 沖縄タイムス
第12回知事選は16日投票され、無所属・新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)の初当選が確実となった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が最大の争点となった知事選で「辺野古新基地は絶対に造らせない」と主張した翁長氏が当選し、普天間飛行場辺野古移設への「反対」の県民意思が示された。
自民出身の翁長氏は保守・革新の枠組みを超えて知事選に挑んだ。翁長氏の当選で辺野古沖で進む国の移設工事の進捗しんちょくに影響を与えるのは必至ひっしだ。日米両政府が沖縄の民意にどう向き合うのか、今後の県との対応が焦点になる。
3選を目指した仲井真弘多氏(75)が敗れたことで稲嶺恵一前知事から続く16年の自公体制の県政が崩壊。知事選の結果は、年内に想定される衆院総選挙にも大きな影響を与えそうだ。
沖縄タイムスなどの出口調査などを基に情勢調査などを総合的に分析した結果、翁長氏の当選確実と判断した。
翁長氏が当選 沖縄県知事選挙2014
仲井真弘多氏「想定外の結果だ」沖縄知事選2014
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本土に辺野古NO 「沖縄の誇り」翁長氏に託した
http://www.asahi.com/articles/ASGCG5FF0GCGTPOB00K.html
2014年11月16日23時38分 朝日新聞
沖縄の答えは「辺野古ノー」だった。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画の是非が争点となった沖縄県知事選。前那覇市長の翁長雄志氏(64)が掲げた「移設阻止」の旗に、多くの県民が思いを託した。
「県民が私たちより先を行っていた。そこにたどりついて、沖縄の政治が動き出した」。支援者ら約200人が集まり、当選を喜ぶ指笛や三線(さんしん)が鳴り響く那覇市の集会場で、翁長氏は選挙戦をこう振り返った。
「ウチナーンチュ(沖縄の人)の誇りを持ち、オール沖縄で、歴史の一ページを開こう」。ヤマト(本土)に対峙(たいじ)する沖縄――という翁長氏が描いた構図が広く県民の共感を得た。
「イデオロギーよりアイデンティティー。保革を乗り越えるという姿勢が示せた」。翁長氏があげた勝因の一つだ。「オール沖縄」を結実させたという自負を背景に「基地問題の解決、自立経済の発展、アジアの中の沖縄を視野に入れ、頑張りたい」とも語った。
早い段階から翁長氏に出馬を求めてきた名護市選出の県議、玉城義和氏は語る。「辺野古移設への怒りの広がりに加え、党派を超えた沖縄の結集を主張してきた翁長氏だから、ここまでまとまった」
父は旧真和志(まわし)市(現那覇市)の市長、兄は副知事を務めた政治家一家に育ち、自民党那覇市議、県議、県連幹事長を歴任。県内保守政界の王道を歩み、県議時代の1999年には県内移設推進の決議を主導した。
選挙戦を通じ、代名詞となった感のある「オール沖縄」。その着想は、那覇市長3年目の2003年の著書に垣間見える。
〈県民全てが心をひとつにしなければ沖縄の政治、経済は成り立たない〉〈現在のように『右』や『左』という風に県民同士がいがみ合うような政治を展開すると、沖縄の将来は危うい〉。「県民党」という理想を口にし出したこの頃、移設推進の発言は姿を消していった。
普天間問題での大きな転機は、「最低でも県外」を掲げる鳩山政権が誕生した09年。辺野古移設反対の機運が県内で盛り上がるのと軌を一にして、自らも反対を唱え始めた。10年に開かれた県外移設を求める県民大会では共同代表を務め、壇上で拳を突き上げた。
13年には、41市町村を取りまとめて安倍晋三首相に辺野古断念を求める「建白書」を渡し、移設反対運動の象徴的存在となった。
今回の選挙では、県内各地に足を運び、集会や街頭演説でこう繰り返した。
「基地を挟んで県民が左右に分かれてののしり合って、それを上から見て笑っている人がいませんか」
「沖縄の誇り」というフレーズが、決まって後に続いた。(山岸一生)
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沖縄県知事選
立候補者数 4 投票率 64.13% 開票終了
http://www.nhk.or.jp/okinawa2/senkyo/#4700_0000008119,
○当選 翁長 雄志
無 新 64歳
360,820 票
仲井真弘多
無 現 75歳 当選2回
261,076 票
下地 幹郎
無 新 53歳
69,447 票
喜納 昌吉
無 新 66歳
7,821 票
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