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大同団結により消費税再増税を白紙撤回させる(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/580.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 11 月 16 日 16:44:18: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-ea67.html
2014年11月16日

安倍政権が消費税再増税を先送りすることを決定して衆院解散・総選挙に踏み切る。

11月19日解散、12月2日公示、12月14日投開票の日程で進行するのではないか。

消費税再増税の先送りは、アベノミクスの失敗を意味する。

何が失敗の原因であったのか。

それは、2014年の消費税率8%への引上げが間違ったということである。

この大増税を強行すれば、日本経済は撃墜されることを警告した。

そして、その通りの現実が生じた。

このために、2015年10月の消費税再増税を断念せざるを得なくなった。


私は、2015年10月の消費税再増税を決定すれば、日本経済が奈落の底に突き落とされることを警告した。

『日本の奈落』(ビジネス社)

http://goo.gl/48NaoQ

今回は、この警告が受け入れられたのだと理解する。

「過ちて改むるに憚る勿れ」

の言葉があるから、安倍政権が消費税再増税を先送りすることを決断したことは前向きに評価したい。

しかし、これは安倍政権の得点ではなく、あくまでも失点である。

経済政策運営を誤らなければ、日本経済は順調な景気回復軌道を実現していたはずであるからだ。


問題は総選挙の争点である。

消費税再増税の先送りが打ち出されたから、消費税問題は争点にならないとの声が聞かれるが、これは正しくない。

消費税再増税を先送りするためには法改正が必要になる。

年明け後の通常国会で消費税法の改定が必要になるのである。

その際に、決定的に重要なことについて、国会が判断を下すことになる。

それは、消費税再増税を

延期するのか

それとも

撤回するのか

という問題だ。

安倍政権は消費税再増税を撤回するのではない。

消費税再増税を延期するだけなのだ。

その時期は2017年4月に設定されるだろう。


今回は弾力条項が付されない可能性が高い。

これは、消費税再増税を実施することを意味する。

これに対論がある。

それは、いま計画されている消費税再増税を撤回=中止することである。

通常国会で論議される消費税法の改定は、決定的に重要な上記の内容を含むものになる。

この法改定の前に総選挙が実施される。

すなわち、主権者国民が消費税再増税実施について、

YES か NO か

判断する機会が与えられるのである。

この機会を逃す手はない。


私が消費税再増税の先送りを強く提唱してきた真の目的は、消費税再増税そのものを撤回させることにあった。

消費税再増税を先送りすれば、必ず、消費税再増税を実施する前に総選挙が実施される。

そうなれば、これまで阻害されてきた総選挙での消費税問題判断が実現する。

本年4月の消費税増税は、国民の審判=同意なしに実行されたものである。

国民が反対していたにもかかわらず、背徳の野田佳彦氏が、財務省に魂を売って、主権者を裏切るかたちで法律を制定したものである。

2012年12月の総選挙、2013年7月の参院選では、メディアが誘導して消費税増税問題を隠蔽した。

民主主義の根本が踏みにじられたのである。


しかし、今回は、安倍政権の思惑とは離れて、消費税再増税の是非が最大の争点になる。

争点にしなければならない。

そこで、消費税再増税中止を主張する候補者を295の選挙区にただ一人擁立する準備を急がなければならない。

永田町では選挙目当ての合従連衡話が広がっているが、大事なのは政策路線である。

政党を問わず、今回は、

「消費税再増税中止」

の旗を掲げて、この方針に賛同する勢力による団結を推進するべきである。

政党に任せると「政党エゴ」が表面化するから、

「消費増税中止国民会議」

のような主権者運動を展開して、この「消費増税中止国民会議」が295選挙区について、推薦候補をただ一人ずつ認定し、主権者に訴えることが望ましいと考える。


 

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コメント
 
01. 2014年11月16日 16:56:59 : NNHQF4oi2I
<<永田町では選挙目当ての合従連衡話が広がっているが、大事なのは政策路線である。

公約詐欺しかいない

 人身の入れ替えのみ


02. 2014年11月16日 17:06:00 : Omz8NpUfto

「消費税再増税中止」ではなくて、筋から云えば「消費税5%に減税」或は「消費税全面撤廃」だろう、植草さん。

いままで通り植草さんの応援を続けます。


03. 2014年11月16日 17:15:10 : YxpFguEt7k
「背徳の野田佳彦氏が、財務省に魂を売って、主権者を裏切るかたちで法律を制定したものである。」

もう総理を経験したのだし、菅直人氏、野田佳彦氏は引退したらどうか?
それには与野党とも一致して賛成することだろう。
せめてメディアには出ないでほしいものです。

植草氏、がんばってください。応援しております。


04. 2014年11月16日 17:22:46 : qpd25J8Ajs
岡田も約束とか言っているしどちらに転んでも同じ事になるだろう。

05. 2014年11月16日 17:53:37 : AGPMC1hFtg
国民が消費税だけで、野合連立に賛同するとは思えません。

カジノ賛成、川内原発再稼働賛成、個別自衛権行使賛成の民主・維新・みんな・生活には賛同しないと思います。

呆れることに社民党がぶれました。 民主党と候補者調整するそうです。 社民党は潰れるでしょう・・・
   


06. 2014年11月16日 17:55:31 : hdBgqDDytg
麻生さんが何を言おうが、ネトウヨの間では
「自民は消費税増税に反対し続けた」ことになっている

また同じように「消費税増税したのは民主」とせっせとふれまわっている

そしてまた自民以上に民主を叩いて結果的に自民を応援する自称反自民もいたりする


07. 2014年11月16日 18:59:49 : YxpFguEt7k
3者協議では、社民は1、2区で候補者を立てず、民主現職の2氏を連合香川とともに支持することを確認。3区については、民主が「県連内で協議したい」と態度を保留した。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20141115000109

3区で民主は折れるでしょう。
民主、維新、みんな、生活、社民の5党オリーブの木ですね。


08. 佐助 2014年11月16日 20:05:09 : YZ1JBFFO77mpI : WBNBGXIFfM
何回も繰り返しますが
消費税再増税を先送りしても凍結しても,世論調査で内閣支持率50%消費税の引上げ容認が過半数を越えていても、個人レベルでは自己防衛のために、消費税値上げを主張する政党への投票行動は、避けられる。だから、値上げ賛成/反対を対立軸にした選挙で、勝った政党例は、世界には一つもない。選挙で勝利してから消費税をアップした与党で,次の選挙で敗北しなかった例も一つもない。これは、左右の前頭葉脳が「建前では容認、本音では反対」を思考して、投票行動するためである。そして消費税増税して経済が発展した国家は一つもありません。


「消費税増税を一時凍結しても中小企業と農業の既得権益を奪い、自国の労働者の職を奪う」

日本は生産工場を海外に移転し、労働者の賃金を抑制したために、国内の消費市場は横ばいだったため、企業は「付加価値」を上げたいが、それよりも「利潤」の低下から自己防衛するために、偽装し腐敗し糾弾されている。それを、国家レベルでは、対症療法的、官僚的に規則と罰則を強化し、自己の不作為政策の失敗の追及から逃れようとする。そのため、消費市場の縮小を一層加速し、朝令暮改で混乱させる。

2007年後半に、恐る恐る消費者の反応をうかがう第一段階の値上げに、一斉に踏み切らせた。わかりやすく言えば「赤信号皆で渡れば怖くない」というワケである。これまでは、単独値上げすれば叩かれた。そして、競争相手から足元を掬われた。今度は、公正取引委員会が、値上げをしなかった価格破壊企業を、消費者の味方から、不正競争防止法で告発してくれる。消費者は「しかたがない」とあきらめて、「買い溜め」の自己防衛の思考と行動に反転する。そのため、小刻みの値上げは成功したように見える。この「買い溜め」思考と行動は、消費習慣をスグには変えられないために発生するのだが、バブルは消費者を「飽食・グルメ」に昇華させているから、マスコミと企業は「買い溜め」を、高額高級商品ブームのセイだと錯覚する。そのために、「怒り」から「節約」に、そして「買い控え」へと反転する過程を予知することができない。

そして、第一次石油危機の学習から、消費税増税を一時凍結すれば、石油騰貴も物価上昇も沈静化できると思い込んでいる。しかも国家の指導者も投機家も、消費者の心理の反転を読み違える。日本は中小企業と農業の既得権益を奪い、自国の労働者の職を奪い,、開発途上国を疲弊させる元凶だとして批判されるようになる。

また商品の優位性をもつ円が、円安では世界貿易の不均衡は是正できない。そしてドルとユーロの交換レートは安定しない。そのため、世界貿易は縮小せざるをえない。また日本の大企業への消費税還元や株価で儲けたカネは,後進国のインフレ投機バブルに注ぎ込まれざるをえなくなる。そのため、中国・インド・ブラジルを中心に、後進国のバブルは破裂は加速され、第二のリーマンショックになることは避けられない。世界金融恐慌はゼロ金利からスタートし消費税や金融緩和の背反事象による,このすべての危機は日本発なのである。

「アベノミクスは株と土地のバブルさえ復活すれば、すべてが好転するは妄想にスギナイ」
株と土地のバブルは永遠に継続するという神話は崩壊している。しかし「株と土地のバブルさえ復活すれば、すべてが好転する」という思考から脱出することができなかった。そのため、次々に発生する目先の処理に追われ、根本的解決が先送りされた。だから失われた十年は先送りされた十年である。

基軸通貨のフロート化で、歯止めを失った世界の通貨は膨張し、株や土地を中心に信用膨張バブルを発生させる。その空前のバブル景気を謳歌した米国と日本が、三段階の株暴落を経験し、新基軸通貨体制に移行するまで、収束復元できない。


09. 2014年11月17日 04:31:50 : YxpFguEt7k
浅井久仁臣氏
「安倍氏の挑発に乗せられてオウン・ゴールで自民党に政権を渡し、「国を壊す」事に手を貸したあなた(野田氏)の責任は重いですよ。」
https://twitter.com/asaikuniomi/status/533987562566594561

みんなそう思ってますよ。選挙で大敗した将軍は去るべし。


10. 新鮮組 2014年11月17日 12:38:36 : hYT1ZzdBhtgo2 : WA3OCMkvGU
安倍に長期政権のための政策を提案しよう
1.消費税を5パーセントに戻す
2.法人税減税を撤回
3.労働者派遣法の撤回
4.集団的自衛権の内閣閣議を白紙
安倍「これは私の内閣がいままで手がけたものばかりじゃないですか」
私「そうですよ。あなたはなにもしないほうが日本のためになるということです」

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