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2014年 11月 14日
テニスATPファイナル、予選ラウンド第3戦。錦織は棄権したラオニッチに代わって出場したフェレールに、2−1で勝利し、準決勝進出を果たした。(^^)v
<約1千万円の報酬を払って、補欠の選手を現地で待機させているっていうのがファイナルのスゴイところだよね。(@@)>
フェレールは、ファイナルに5大会連続出場、昨年は3位まで上がったこともある、今年夏前までは、まさに格上だった選手で。錦織は、先日のパリOPでも準決勝で接戦を演じで、ギリギリで勝利したばかり。
錦織は昨日も出だしはサーブがイマイチ&ミスも多く、1セットめをとられてイヤ〜な展開だったのだけど。2→3セットめと調子を取り戻して行って、3セットめには多彩なショットを見せ、やりたい放題で6−1と圧勝。(何か3セットめは「きゃ〜、まさに格上の戦い方だわ〜」とやけに頼もしく見えたりして。)もしこの3セットめのようなプレーができれば、準決勝や決勝でも超好調なジョコビッチやフェレールとも5分に戦いができるかも!?(・・)
今試合のように、少し力をセーブしていいから、しっかり打点を意識して、ともかくファースト・サービスを入れて欲しいぞ!・・・で、ガンバです。 o(^-^)o
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さて、解散風が吹いている永田町でも、何とか野党に調子を上げて、一強の安倍自民に総選挙で迫って欲しいところ。<今回、勝つのは難しいものの、1セットぐらいとっておいて、次の総選挙では、逆転しないとだわ。(・・)>
そして、ここで、安倍自民に迫るには、多弱の野党がいかに選挙協力という形で、共闘できるかにかかっている。(@@)
<何と「週刊文春」のシミュレーションによれば、野党の選挙協力が最もうまくいった場合、自民党は232議席にとどまり、単独過半数を割る可能性さえあるんだって! (・o・)>
先に言えば、mewは、野党がみんなで政策を合わせる必要はないと思うのだ。<もうそんな時間もないしね。^^;>
ただ、「安倍自民の政権運営や政策には問題が多い」「このまま安倍自民の一強体制を許したら、日本はとんでもない国になる&国民の生活はボロボロになるぞ」という危機感を共有して、ともかく自民独走を阻止するために、ここはお互いに譲歩してでも、選挙協力をしなければならないと。
また、自分たちの党の議席を増やすためにも、今度は、12年末の総選挙のように、野党同士で足を引っ張り合って、自民党を利することだけは避けるべきだという共通認識を持って、積極的に選挙協力をして欲しいという思いでいっぱいだし。
それこそが、今、野党が日本を救うためにできる最大の共闘体制だと思うのである。(**)
<もし野党各党の中に、選挙協力に異論を唱える幹部(渡辺とか橋下とか?)がいたなら、mewは、今回は、そういう人は無視、軽視、カットしてしまっても構わないとさえ、思っている。
今はまさに「日本がアブナイ」時ゆえ、それがわからない人、持論に固執して身勝手な意見を主張するような政治センスのない幹部は、野党界の風上に置いておけないので、チャイしちゃってもいいと思うです。(・・)>
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そもそも安倍自民党が、12年末の衆院選で圧勝した大きな要因は、多数の野党がバラバラのまま同じ選挙区で戦ったため、「与党vs.野党」の形を作れれば負けなかったであろう自民党候補を、次々と勝たせてしまったことにある。(-"-)
『前回2012年衆院選の小選挙区の得票データを分析してみると、驚くべき事実が分かる。自公は325議席の圧勝だったが、野党が候補者を一本化していたら、なんと自公は113選挙区で敗北していたのである。(日刊ゲンダイ14年11月13日)』
それでおいしい思いをした安倍自民党は、また2匹目のドジョウを狙って、ここで選挙をしておけば、まだ内閣や党の支持率も(株価も?)そこそこ高いし、野党の共闘体制も調っていないので、圧勝できると踏んで、年内解散の道を選んだようなのだけど・・・。
ここに来て、野党幹部の間では「このままでは、前回の轍を踏むことになる」と、「何とかできる範囲でいいから選挙協力をしよう」という認識が広がっており、前向きに協議を行なう動きが出ている。(++)
『政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏がこう言う。
「前回選挙で自公が圧勝したのは、他党が候補者を一本化できなかったことによる“敵失”です。事実、自民党の得票率は平均3割程度にすぎず、横ばいでした。永田町では<選挙をするなら、野党が準備不足の今しかない>ともっともらしく語られていますが、前回のように自民党政権へ戻そうという追い風があっても得票はその程度だったのです。野党が一本化できれば、ひっくり返る選挙区は数多くありますよ」(同上)』
* * * * *
それに、安倍自民は電撃解散をすることで、野党に共闘体制を作る時間を与えないようにと考えたのかも知れないけど。mewは、逆に、時間がないことが、プラスに働くのではないかと思っている部分がある。(・・)
<最初に書いたように、もう政策がどうのとか、グダグダ言っている時間もないしね。(~_~;)>
『「選挙協力は時間をかければ進むというものじゃない。むしろ時間をかけるほど、それぞれの政党の候補者擁立が決まり、候補者調整が難しくなる。でも、いま解散になったら、候補者の決まっていない空白区も多いから野党の候補者調整は比較的スムーズにできる。なにより、野党の幹部は“乱立したら勝てない”という危機感を共有しています」(政界関係者)(日刊ゲンダイ14年11月12日)』
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実際、民主党の枝野幹事長らの執行部は、早速、維新やみんなの党の幹部と接触して、何とか選挙協力できる選挙区を一つでも増やそうと、奮闘努力し始めている。(++)
今回の衆院選では、小選挙区が5つ減り、295の選挙区で争われることになるのだが。前回、大惨敗を喫した民主党は、現段階では、130の選挙区でしか候補者が確定していない。つまり、残り160選挙区で、他の野党と譲歩し合って、候補者を決め得る余地があるのだ。^^;
民主党が12年まで政権与党であったことを考えると、本来であれば、できるだけ全ての小選挙区に候補者を擁立すべきなのだろうし。実際のところ、もし来年春以降に選挙が行なわれたなら、少なくとも200選挙区に擁立するつもりでいたのではないかと思うのだけど。
幸いに「時間がない」ことから、今回は欲張ることなく、前回落選した議員の復活をメインに考えて、比例も含めて、100〜150議席ぐらいに回復させることができれば恩の字だと考えている様子。
<何分にも民主党は、小選挙区で現職209人を含め267人の候補者を小選挙区で立てて、27議席しかとれず。比例30人と合わせて、57人しか当選しなかったからね〜。(>_<)>
野党第一党の民主党がガツガツせず、大局観を持って、野党各党に歩み寄る姿勢を見せれば、選挙協力の協議もスムーズに進む可能性が大きくなる。(・・)
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維新の江田代表や松野国会幹事長も、野党として、国会でも安倍自民党と対峙して行く姿勢を示して民主党と共闘体制をとっており、選挙協力の重要性をきちんと認識しているし。
野党再編への参加に意欲を示しているみんなの党の浅尾代表も、民主党や維新との選挙協力に前向きな立場なのだけど・・・。
折角、幹部同士がいい形で話し合いを始めて、具体的に選挙区の調整を行なおうとしている中、ネックになっている困ったちゃんが2人いるのである。
維新の橋下代表と、みんなの渡辺前代表だ。(-"-)
で、今回は民主党と維新の選挙協力に焦点を当てて書きたいと思うです。(・・)
<ちなみに自民党との連立、連携に固執している渡辺氏は、他の野党と選挙協力をして、自民党と対決すること自体、反対しているです。^^;>
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橋下代表は、もともと保守派ゆえ、左派的な組合を好まない傾向にあるのだけど。6年余りにわたって、大阪府や大阪市の首長として、役場の職員の労組と戦いを繰り広げて来たこともあって、いまやすっかり労組嫌いになっている様子。
<ましてや、安倍首相と同じ日本会議系超保守派の松井幹事長は、「サヨクの組合は悪の巣窟、潰すべきだ」ぐらいに思っている感じがあるからね〜。^^;>
それゆえ、橋下氏は野党再編や選挙協力に関しても、「労組の支援を受けている民主党とは一緒にやれない」と言い続けているし。
東京で民主党と維新の幹部が勝手に協議を進めていることも気にくわないようで。『橋下氏は幹部会で「大阪都構想で戦っている立場からすると、国会議員側が和気あいあいとやるのは受け入れ難い」と異議を唱えた』という。(産経新聞14年11月13日)
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ただ、実のところ、橋下氏が、民主党を目の敵にしている最大の理由は、同党が大阪の府議会&市議会で、橋下氏&大阪維新の会が実現を目指している「大阪都構想」に反対の立場を貫いているということにあるのだ。(~_~;)
何度も書いているように、橋下氏は今、国政のことにはほとんど関心はなくて。ともかく自らの悲願&大目標である「大阪都構想」の実現をすることに、勢力を費やしている状況にあるのだが。
大阪の地方議会では、野党である自民党や民主党は、都構想に反対の立場をとっており、先月末には、野党が反対に回ったため、都構想案が否決されたばかり。^^;
しかも、野党は近時、橋下市政や大阪維新に対する攻撃を強めているだけに、民主党は橋下市長にとっては、大天敵なのである。(@@)
『「このまま大阪都構想を葬り去っていいのか」。政策の金看板に掲げる都構想の協定書(設計図)議案を否決された橋下徹大阪市長(大阪維新の会代表)は27日の本会議後、記者団の前でぶぜんとした表情を崩さず、協定書議案を再提出する意向を改めて表明した。(中略)
「都構想は議会の判断に左右されるような問題ではない」。野党市議が前回の統一地方選で得た総票数が当時の有権者数に占める割合が32%だったことに言及し、「たかだか32%の支持しか得ていないのに最終決定権を持つというのはおこがましい」とボルテージを上げた。(産経新聞14年10月27日)』
『維新の党共同代表の橋下徹氏(大阪市長)は13日、衆院選に向けた民主党との選挙協力について「僕が代表である以上はできない」と改めて否定的な見解を示した。大阪府内で維新と民主は維新の看板公約である大阪都構想などをめぐって対立を深めており、「(協力なんて)辻元清美さん(大阪10区)とできない」と強調した。(同上)』
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他方、橋下氏と松井氏は、安倍首相や菅官房長官をはじめ、安倍官邸の一部スタッフとは懇意の仲で。松井氏は菅氏らと、密に連絡をとっているようだし。年に何回かは、橋下氏と松井氏と2人そろって、安倍首相や菅官房長官と会談を行なっているような状況にあるのだけど・・・。
<橋下氏は、安倍首相&自民党に、大阪都構想やカジノ設置に協力して欲しいという思いが強い。超保守派の松井氏は、かつて安倍氏に維新の党首になることを要請したほどの安倍シンパ。>
とはいえ、橋下氏らにとって、大阪の地方行政&議会においては、自民党も敵だし。しかも、ここが面白いところで。橋下氏は、公明党も大敵視しているのである。^^;
公明党は、前回の衆院選で、橋下市政に協力することと引き換えに、近畿圏で維新の選挙協力を得て、全員当選している。(維新は公明党候補が出馬する6つの選挙区で候補者の擁立を控えたのよね。)
ところが、大阪の公明党の地方議員団は、大阪都構想に関して、橋下市長&維新のやり方があまりに強引&拙速だとして、協力を拒む姿勢をとったことから、橋下氏が『公明党が裏切った」として激怒することに。
次の衆院選では、公明党の候補者潰しに走ると宣言するに至ったのである。(@@)
橋下氏は、今でもその意気込みが変わっていないようで。先週の会見でも、こんな発言をしていたという。(~_~;)
『維新の党の橋下共同代表は「(解散した場合、自身の立候補は?)いろいろ考える。(否定はしない?)いろいろ考える。選択肢はいろいろ」と述べた。(中略)
橋下共同代表は「公明党にやられたので、このままでは人生を終わらすことはできない。あす、あさって死ぬかもしれないし、やれるときにやらないと」と述べた。
2年前の総選挙で、当時、日本維新の会は、大阪都構想への協力を得るため、公明党への対抗馬を擁立しなかった。しかし、公明党はその後、都構想に反対する立場に転じた。
橋下共同代表は「やられたらやり返す。1回やっておかないと」と述べた。
解散・総選挙で「倍返し」する意気込みの橋下共同代表は12日、大阪、兵庫の6選挙区で、公明党に対立候補を立てる方針を明言した。(FNN14年11月12日)』
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橋下市長や&松井知事、大阪維新の会が、都構想を含め、地元の大阪でどのような主張を行なおうと、mewは「お好きにどうぞ」と思うだけだし。(大阪の住民が判断すべきことなので。)
彼らが、自分たちの構想にこだわって、大阪内での選挙の仕方をアレコレ考える分には、文句を言う気はないのだが・・・。
解散総選挙は、全国規模の国政に関するものだし。もしここで自民党を圧勝させることがあれば、安倍政権のさらなる暴走を招く危険性が大きいだけに、mewとしては、「橋下くんなんぞの個人的な目標や身勝手な見解には構ってはいられない」という感じがあって。
もし橋下氏が、民主党との選挙協力に、あまりゴチャゴチャとナンクセをつけるようであれば、「維新の国会議員団は、いざとなったら、橋下氏を切るぐらいの気持ちで、大阪以外の選挙協力を進めて行っちゃえ!」と思い始めていたところがあった。(・・)
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それに維新は前回の衆院選で、54人の当選者を出したと言っても、小選挙区では14しか勝っていないのだし。そのうち11人は大阪の選挙区で当選しているわけで。全国の小選挙区では、ボロ負けしているのである。^^;
しかも、維新は5月に次世代と分党したため、結いの党と合流した後も、衆院議員が42名しかおらず。先月、次期総選挙の候補者を公募すると発表したばかりで、現職議員(+再出馬する落選者)以外の選挙区に関しては、全くと言っていいほど、選挙準備ができないような状況にあるし。
おまけに旧自民党のベテラン議員がほぼ全て次世代に移ってしまい、地方組織や選挙対策の力も弱体化しているし。大阪はともかく、全国的には橋下人気が低下していることから、もしこのまま維新単独で戦ったら、さらに議席を減らすおそれがあるという。^^;
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で、さすがの橋下氏も、維新の現状を理解してか(まあ、もともと現実主義者だし、計算が働く人ゆえ?)チョット折れて来たようで。13日になって、民主党との選挙協力は否定したものの、空白や競合区での候補者の調整には応じる姿勢を示したとのこと。(・・)
『維新は13日、東京と大阪のテレビ会議による執行役員会を開催。松井一郎幹事長(大阪府知事)は会合後、民主党との選挙協力について「無理だ」と明言。ただ、「与党を利する戦いにならないよう(自民党と野党の)一対一の直接対決をやれるようなものはつくれる」と記者団に語り、共倒れを避けるための「候補者調整」には応じる考えを示した。(時事通信14年11月13日)』
『橋下氏は労組排除を掲げる立場に加え、看板政策の大阪都構想に民主党大阪府連が反対していることから、民主党との選挙協力に否定的だったが、今回、「与党を利するような対応は取らない」と方針転換した。ただ、両党候補の相互推薦など高いレベルの協力は見送り、共通公約も作らない。
13日現在で、全295小選挙区のうち、民主党は134人、維新の党は67人を擁立予定で、30選挙区で競合している。両党は今後、選挙区の変更などで可能な限り競合区を減らし、共倒れを避ける考えだ。30選挙区のうち7選挙区では現職同士が重なっているが、松井氏は会議後、記者団に対し、「比例復活の場合は、地元に浸透していないのに無理にやるより、違うところで戦う方が勝利が見えてくればそっちじゃないか」と述べ、情勢次第では民主党に選挙区を譲る可能性に言及した。(読売新聞14年11月13日)』
mewとしては、民主党と維新が候補者を調整するだけでも、自民党はかなりやりにくくなる&だいぶ選挙結果が変わって来るのではないかと思うし。もしこれで、みんなや生活、社民などとも幅広く候補者の調整を行なうことができれば、さらに野党側の当選者が増える可能性が大きくなるわけで・・・。
野党幹部は、時間がないことをうまく活かして、小さなことにはこだわらず、積極的に選挙協力(候補者調整)を進めて行って。で、安倍首相に、野党をナメて、安易に解散を決めて失敗したと言わせて欲しいと。そして、安倍政権の崩壊をきっかけを作って欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)
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