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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141114/plt1411141140001-n1.htm
2014.11.14
来週にも断行される見通しの衆院解散に向け、永田町は日ごとに慌ただしさを増している。選挙日程について自民、公明与党は「12月2日公示−14日投開票」が有力と見て、本格的な準備に入った。安倍晋三政権は、成長戦略の柱として「女性の活躍推進」を掲げてきたが、与野党の女性議員たちの戦いぶりはどうなのか。政治評論家の小林吉弥氏が「女の戦い」の行方を大胆予測した。
注目の予測結果は別表の通り。現職の女性衆院議員39人のうち、2012年の衆院選に比例単独で立候補した5人を除く34人を対象とし、比例復活は考慮せず、選挙区の勝敗に特化して分析した。
与野党を問わず「苦戦」の議員が目立つなか、小林氏が「当確」の太鼓判を押したのが、いずれも自民党の中川郁子氏(北海道11区)と、小池百合子氏(東京10区)、稲田朋美氏(福井1区)、野田聖子氏(岐阜1区)の4人だ。
「中川氏は、夫である故・中川昭一元財務相が築いた基盤がしっかり生きており、仮に野党が統一候補を立てても逃げ切るだろう。小池、野田両氏も地盤が非常に堅固だ。稲田氏は、行革担当相、党政調会長を歴任した活躍が地元でも評価されており、さらに票を伸ばす可能性がある」
これに対し、「苦戦」と判定された自民党女性議員は、相手候補が野党第1党・民主党の大物であるケースが多い。
菅野佐智子氏(福島3区)は玄葉光一郎前外相、大久保三代氏(宮城5区)は安住淳元財務相、高橋比奈子氏(岩手1区)は階猛副幹事長が対抗馬だ。
「菅野、大久保、高橋各氏は、民主党への大逆風が吹いた12年の衆院選でさえ、比例復活に甘んじた。今回も民主党の大物に安定感がある」
民主党の海江田万里代表と戦う山田美樹氏(東京1区)、次世代の党の平沼赳夫党首に挑む阿部俊子氏(岡山3区)の両自民党現職も、ともに「苦戦」と判定された。
「山田氏は、12年は海江田氏を選挙区での敗北に追い込んだが、今回は海江田氏に分がある。代表としてメディアでの露出も多く、『党をまとめている』というイメージも定着しているからだ。阿部氏は、勝機がないとはいえないが、超ベテランである平沼氏の地盤の強さを考慮すると、『苦戦』と判断せざるを得ない」
野党や無所属の女性議員をみると、「浪速のエリカ様」こと、維新の党の上西小百合氏(大阪7区)が「やや優勢」だったのを除き、全員が「苦戦」という結果になった。
民主党の辻元清美氏(大阪10区)は、「派手な出番がないと人気がとれないタイプの政治家だが、見せ場が少なくなり人気が下降している。対抗馬である維新の松浪健太国対委員長が先行している」と分析した。
旧日本維新の会の女性衆院議員のうち、分党後に唯一、次世代の党入りし、舌鋒鋭い国会質問が「神質問」と評判となった杉田水脈(みお)氏(兵庫6区)については、「民主党と候補者調整ができるなら勝機はあるかもしれないが、民主党は次世代との連携は考えていない」という。
新党大地の鈴木宗男代表の長女で、最年少衆院議員でもある鈴木貴子氏(北海道7区)は、「宗男氏譲りの迫力ある演説で好感度も高い。ただ、地元での宗男氏の影響力は全盛期に比べると低下しており、劣勢は否めない」とした。
一方、与野党の女性議員が激突するのが、大阪7区と新潟4区だ。
大阪7区は、前出の上西氏が「やや優勢」だったのに対し、自民党の渡嘉敷奈緒美氏が「苦戦」という情勢だ。
「上西氏は、初当選した前回衆院選で『女性候補の中で最も美しい』と評判になり、地元でも人気がある。とはいえ、今後の戦い次第で、どちらが優勢になってもおかしくない」
新潟4区では、「元ミス日本関東代表」という自民党の金子恵美氏と、宮沢洋一経産相の資金管理団体の不適切な支出について、衆院本会議で「(SMバーなど)口にするのも汚らわしい」と罵(ののし)った民主党の菊田真紀子氏がぶつかる。
「現段階では、前回の衆院選で選挙区を制した金子氏が頭一つリードしている。それでも、野党の候補一本化が成功すれば、ひっくり返る可能性もある」
「女性が輝く」戦いが、各地で繰り広げられることになりそうだ。
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