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野党敗北を招きかねない橋下大阪市長の参戦 衆院選で公明党へ宣戦布告
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20141113/plt1411131830006-n1.htm
維新の党の橋下徹共同代表(大阪市長)が、12月に衆院選が行われる場合、自身が出馬する可能性を示唆した。看板政策である「大阪都構想」をめぐって敵対関係となった公明党への“宣戦布告”といえる。維新は、民主党とも都構想でバトルを展開している。橋下氏の参戦は、衆院選での野党共闘を困難にし、「野党敗北」という結果をもたらしかねない。
「公明にやられたままで、人生を終わらせることはできない」「人生いつ終わるか分からない。やれるときにやらないと」
橋下氏は12日、大阪市役所で記者団の取材に応じ、衆院選出馬の可能性について、こう語り、公明党への怒りをあらわにした。
前回衆院選で、維新と公明党は選挙協力したが、その後、都構想の議論の進め方をめぐって決裂した。維新は「裏切られた」として、公明党の現職がいる大阪・兵庫の計6選挙区に、維新の対立候補を擁立する。
橋下氏は現在、公明党の大阪府本部代表、佐藤茂樹衆院議員の選挙区である大阪3区の支部長を、松井一郎幹事長(大阪府知事)は、公明党の北側一雄副代表の選挙区である大阪16区の支部長を務めている。維新の2トップが、衆院選に殴り込む公算が出てきたのだ。
これは維新にとって「もろ刃の剣」といえる。
かつてのブームが落ち着いてきたいま、維新の新人議員らは次期衆院選で厳しい戦いが予想されている。「橋下氏が参戦すればメディアに注目され、維新候補の追い風になる」(関係者)という計算だが、自民党と対抗する野党共闘にとっては悩ましい。
民主党の枝野幸男幹事長と、維新の松野頼久代表代行は12日、東京都内で会談し、選挙協力(=選挙区調整)などをめぐり協議した。
こうした動きについて、橋下氏は「今の状況では反対」と語り、松井氏も「何のプラスがあるのか。目前の選挙の損得で野合はしない」と明言した。民主党とは都構想で対立しているうえ、政策的にも距離がある。維新2トップが衆院選に出てきた場合、「大阪と国政は違う」といったダブルスタンダードは通用しなくなる。
加えて、橋下氏は今年3月の出直し選挙で再選されたばかりで、対立陣営から「府政も市政も投げ出した」といった批判を浴びかねない。このため、橋下氏は「いろいろ考えます」「選択肢はある」とも語っている。
政治評論家の浅川博忠氏は「橋下氏の参戦は五分五分だ」といい、こう続ける。
「橋下氏本人は『都構想実現に専念したい』と考えているようだが、前回衆院選で風で当選した維新議員らの要請が強いと聞いている。もし、橋下氏が名乗りを上げたら、野党共闘はさらに困難になる。小選挙区制ゆえ、前回選挙の揺り戻しはあるが、自民党が強い『1強多弱』という構図は変わらず、『野党敗北』という結果になるのではないか」
[ZAKZAK(夕刊フジ) 2014/11/13]
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