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詳細な病院見取り図/(C)日刊ゲンダイ
仲介者が激怒「証言した脱北者を横田夫妻に会わせてもいい」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154893
2014年11月13日 日刊ゲンダイ
横田めぐみさんが入院していたとされる完全隔離施設「49予防院」。そこの職員が脱北し、めぐみさんについて詳細に証言したことが日刊ゲンダイ本紙既報の報告書となった。
そこに出てくるのは信じたくない話ばかりだ。
<めぐみさんは大量の睡眠薬などを投与され、1994年4月10日に死亡し、医師1名、看護員1名、看病員5名によって、他の5遺体とともに山の中に埋葬された>
<(めぐみさんは病院職員に)同じように拉致された男性(1978年に韓国から拉致された金英男氏)と結婚した経緯や故郷の両親の話をした。夫には両親へ手紙を送り、連絡をとってくれと頼んだがダメで、その後、夫は彼女を遠ざけるようになった。夜になると、両親を呼ぶ泣き声が毎晩聞こえた>などなどだ。
これに対して、安倍首相や菅官房長官は「信憑性がない」と断じたのだが、日本政府に脱北者の存在を教え、今度の報告書作成にも立ち会っている韓国の拉致家族会代表の崔成竜会長はそうみていない。こうした脱北者を数多く支援してきたのが崔会長だからだ。少なくとも崔会長は職員の証言を信じていて、本紙にこう語っている。
「この職員の話が信用できるかどうか、マスコミの人に会わせてもいい。横田夫妻に直接紹介してもいい」
崔会長がここまで言う以上、日本政府の“門前払い”のような対応はないだろう。この職員は日本政府の拉致対策本部事務局の要請に答えて、病院の見取り図も描いている(写真)。
ひとつひとつ、こうした事柄の事実関係を確認したうえで「信憑性がない」と断じたのだろうか。ここが大きな疑問なのである。
崔会長は日本の政治家と古い交流がある。
「2006年、横田めぐみさんの夫は拉致韓国人であると発表したのは崔会長ですし、当時補佐官だった山谷えり子拉致担当相とも会っています。彼はその後、朝鮮日報記者の紹介で、安倍首相とも昼食をとっています。それだけに今回、安倍首相に“信憑性がない”と言われたことに衝撃と憤りを覚えているのです」(ジャーナリストの太刀川正樹氏)
実は、この報告書が東亜日報に報じられることを崔会長は知っていて、前もって日本政府に連絡している。対応策も話し合い、日本政府は「ノーコメント」とするはずだったという。それが「全面否定」に変わってしまったのはなぜなのか。
安倍首相が見たくない事実を封印し、北朝鮮の再調査に期待するふりをしているのだとしたら、許されない政権延命策である。
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