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安倍晋三首相の敵味方を騙す「意表を突く奇襲攻撃」は、自民・公明連立与党に必ずしも有利とは言えない(板垣 英憲)
http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/415.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 11 月 13 日 01:01:53: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/a62a2144953b38d8ed66c9dd5da4c256
2014年11月12日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「師走」を目前にして、衆院議員の先生方は、「気もそぞろ」で、早くも走り出し、それぞれの選挙区に帰っている。もはや「解散」という「大車輪」を止めることができる者は、どこにもいない。安倍晋三首相は11月9日午前、アジア太平洋経済協力会議(APEC)など一連の国際会議に出席するため、政府専用機で羽田空港から中国・北京市へ出発する直前、記者団から「解散・総選挙」について聞かれ、「解散は考えていない」と断言していた。

だが、APECを終えて、12日、ミャンマー、オーストラリアを17日までの日程で訪問するのに先立ち、今度は「解散のタイミングは何ら決めていない。私自身が言及したことは一度もない」と言い方を変えて、「解散の決意」をすでに決めていることを匂わせていた。

 ここまではっきりと言われると、衆院議員が、いても立ってもいられなくなるのは、当たり前である。時事通信社jijicomが11月11日午後9時45分、「党勉強会にわずか4人=解散風で気もそぞろ−自民」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「吹き始めた解散風に、勉強どころではない? 自民党日本経済再生本部(本部長・稲田朋美政調会長)は11日、党本部で勉強会を開いたが、開始時点で出席者はわずか4人。途中から顔を出す議員もいたが、終了時点では2人に減るありさまだった。党本部で最も広い部屋で行われた会合では、有識者から経済状況に関するヒアリングが実施された。しかし、議員らは気もそぞろの様子で、議論らしい議論は行われずじまい。机には出席者に用意されたオレンジジュースが大量に残された。政調幹部は『誰に向かって話しているのか分からなかった。皆どこに行ってしまったのか』と困惑していた」

◆安倍晋三首相の突然の「解散・総選挙の断行」は、文字通り「意表を突く奇襲攻撃」である。「敵を欺くには、味方から」と言われるように、作戦が敵に知られないようにするには、味方から欺かなくてはならない。

 だが、今回の「解散・総選挙の断行」は、11月19日解散、12月2日公示、14日投開票というタイムスケジュール的に切迫しているので、敵も味方も、準備する時間は、極めて少ない。、だから、自民・公明連立与党にとって、有利かと言えば、必ずしもそうとは言えない。

連立与党側は、「野党は、1つにまとまっておらず、統一戦線を組む時間的余裕はない」と見て、侮っているけれど、野党各党は、「非自民」「非自民・公明」という極めて大雑把な旗印で結集すれば、一気呵成に態勢を整えることは可能だ。

この点、小沢一郎代表は、かなり早い時期から、秘密工作を進めてきているので、あとは、陣営を引き締めるために「危機感」を高めることに全力を上げていく。

◆東京・永田町、平河町一帯に「解散風」が猛威を振るい始めている最中、「原発ゼロ」を掲げて精力的に活動している細川護煕元首相と小泉純一郎元首相は11月12日、大分県内の地熱発電所を視察していた。

 産経ニュースが11月12 日午後0時59分、「【解散風】衆院選『原発問題を争点に』小泉、細川両元首相、大分で地熱発電所視察」という見出しをつけて、以下のように配信した。

 「細川護煕(もりひろ)元首相は12日、衆院解散の可能性が高まっていることについて「仮に選挙があれば、原発問題はぜひ争点にすべきだ。非常に将来に影響を及ぼすことなので」と述べた。大分県の九州電力八丁原地熱発電所を視察後、記者団の取材に応じた。
 一緒に視察した小泉純一郎元首相は『選挙があろうがなかろうが、再稼働反対運動を進めていく。ただ、選挙には関わらない』と強調。解散については『専権事項なので首相が判断すればいい』と述べた」

 総選挙は、関係ないとうそぶいているけれど、一説には、この衆院解散・総選挙を仕掛けている陰のフィクサーは、この2人という話もある。


 

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コメント
 
01. 2014年11月13日 02:26:13 : DKhwYBOUus
消費増税の賛否を問うのでなく、消費増税を含めたアベノミクスと称するもので生活が豊かになったか苦しくなったかを問う選挙にすべきだよね。

豊かになったという人が多ければ増税は認めるしかないよね。

しかし、増税反対の人が入れる政党がないのでどうするんだろう。
馬鹿民主には原発対応で懲りているし、共産は連立を組まないから捨て票になるし、維新も嫌だな。


02. 日高見連邦共和国 2014年11月13日 03:10:26 : ZtjAE5Qu8buIw : HIMl0QkMWw

奇襲ってアンタ・・・。(笑)
本人不在のまま“既成事実化”して、誰の意表を突くと!?(笑)

そういうのを“テレフォン・パンチ”(打つぞ、と予告(コール)してから放つパンチ)という。
意表を突く、っつたら、へタレ首相がビビッて『解散総選挙』を打って出れない状況だろう。

・・・それも想定(予告)のうち、だが・・・(笑)


03. 佐助 2014年11月13日 12:26:07 : YZ1JBFFO77mpI : WBNBGXIFfM
軍国主義アベノミクスは,弱者の切り捨て,格差の拡大だった。弱肉強食を夢見る自民党議員や公明党議員そして有権者は25%も占めている。そして自公政権は圧倒的多数で,国会で弱肉強食の採決を強行しし続けた。そして時間と共に世界金融恐慌の足音に怯え,次第に有権者は認識することになった。

マスコミは現象の結果を原因に倒置すると,75%の対立要素と1%の対立要素も同列の原因だと錯覚される。q@to,事故や事件の発生原因は,複数要素の複合と判定し,対策に沢山の項目が羅列される。すると現象を決定する対立要素が無視されるため,過ちは繰り返される。前回の総選挙はこの過ちを繰り返したにスギナイ。そしてお化け民主党に裏切られた,そのために投票率が低下した。

今回は「消費税再増税の先送り」が対立要素として浮上している。明確なる対立要素があると投票率が上がり,30%の浮動票が3対1に逆転する。そのために与野党逆転が発生する。賞味期限が切れると政権与党にマイナス定数20%が発生する。もし野党が選挙協力すると,新たな枠組みの政権になる。

今回の隠れた対立概念の「国民に耐乏押し付ける政権反対」が選択の隠れ第一位に相当する。選挙区ごとの勝敗の予測は,対立候補の前回得票数は,約マイナス定数20%をダウン&アップさせると,当落の近似値がえられる。そして,選挙区ごとの当落の結果を全国集計すると,地滑り的な勝利を予測できる。今回は条件があり,野党の選挙協力が必要不可欠である。

2015年以降に平和的革新的なカリスマが登場すると,世界金融恐慌も多極化によって沈静化しドルの暴落も止まる。そして第二次産業革命が加速し,CO2や放射能の苦しみから脱出,素晴らしい世の中が満喫できる。もし弱肉強食政策の政権与党を有権者が選択すると,日本の地獄絵図は避けられません。あきらめるしかありません。


04. 晴れ間 2014年11月14日 00:45:07 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
日本の政治の問題は、貧乏人の政党である公明党が自民党と組んでいることです。
同じく、貧乏人の政党である共産党が、反自民の野党とは同盟せず、対立行動に終始していることです。

貧乏人であろうとなかろうと、リベラル派を結集できる政党が不在です。
民主党は、消費税増税を決め、原発再稼働に突き進みました。官僚の言いなりになり、国民主権に背を向けました。経済も放ったらかしで、株価も低迷させました。

与野党を問わず、政界が根本的に再編される以外に、次の扉は開かないのではないですか。
当面は、「脱原発、対米独立」で結集するのが最良でしょう。その後は、経済状況の改善です。新自由主義・格差社会との戦いは、対米独立の延長上にあるでしょう。



05. 2014年11月14日 01:32:36 : urgNAK717M
首相が政治を行っているわけでもなく、解散を決める権限もなく、誰かが決め、その決定を安倍はスピーカーのように言うだけということの表れです。

06. 2014年11月14日 10:03:31 : ponZPCYoMQ
>04さん

固定観念と言うのか、官僚経由のマスコミ洗脳から覚める時期では?
昔、『清き一票」と『カネがかかる』と選挙に対しての報道。

で、中選挙区(複数当選)から小選挙区(一人当選)の制度に変更
され、自民党が下野した。 後に連立で政権に返り咲いた。
日本がいろいろな例として使う米国、その米国の中間選挙で決選投票が

行われるようである。 一人の代表を選ぶ際は、過半数とする考え方が
存在している。 欧州でも報道を見ていると大統領選でなくとも行われる。
日本では、首相選で決選投票が見られる(首長選ではない)。

この首相選でやる決選投票を小選挙区に導入するれば、自公と非自公、
原発賛成と反対、靖国一神教と神仏八百万教など、有権者の権利を
代議員に一任(首相選)させることなく、有権者の選択肢が増える。

政党も決選投票が行われれば、唯我独尊を通すのか、政策妥協をやる
のか、それぞれ一選挙区の有権者の前で行われる形になる。 直ぐには
ならないが、有権者自体もお上頼り、政党頼りも脱しないとですね。


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