http://www.asyura2.com/14/senkyo174/msg/412.html
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http://31634308.at.webry.info/201411/article_9.html
2014/11/12 23:54
同じマスコミでも、こうまで違うのかとあきれてしまう。
公平に見て国民一般の考えは、何故急な解散なのか?という感情だろう。消費税増税の先送りが解散の理由とされているが、以前、小泉元首相が「郵政改革」の信を問うた時とは、ずい分差がある。国民の大多数が消費税増税は反対であり、別に信を問う必要もない。
朝日新聞は、この件で以下の社説を書いている。解散には大義はないと述べている。
政治と増税―解散に大義はあるか
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p
政権は7〜9月のGDPを判断のよりどころにすると言い、それが与野党の共通認識となってきた。その数字が明らかになる前のこの騒ぎである。増税に反対の世論が強い中、これに逆らうことは難しいという政局的な判断が先に立ったのかと疑わざるを得ない。
「原発再稼働や集団的自衛権の関連法整備が控える来年に衆院選を戦うのは厳しい」「野党の選挙準備がととのっていない今が有利だ」
まさに党利党略。国民に負担増を求めることになっても、社会保障を将来にわたって持続可能にする――。こうした政策目標よりも、政権の座を持続可能にすることの方が大切だと言わんばかりではないか。
安倍首相の本心はまだ不明である。だが、民主主義はゲームではない。こんな解散に大義があるとは思えない。
毎日新聞も以下の社説のように、解散論は「あざとい」と述べている。
社説:早期解散論 その発想はあざとい
http://mainichi.jp/opinion/news/20141112k0000m070138000c.html
政権与党が税率引き上げの環境を整える努力を尽くさず、しかも増税に慎重な世論に乗じて選挙にまで利用しようという発想が感じられる。民意を問う大義たり得るか、今の議論には疑問を抱かざるを得ない。
経済動向が不透明なうえ、公明党との調整が難航必至の安全保障法制の整備も控えるなど、与党には来年以降の政権運営を危ぶむ見方があるようだ。増税先送りを奇貨として、世論の追い風をあてこんだ解散論とすれば、あざとさすら感じる。
朝日も毎日も見識のある評論である。社説にあるように、まさに党利党略である。その考えに、公明党がポチのように従順に従い、選挙の準備に入るように示唆したという。それほどまでに政権にいることが、いろいろな意味で得だということだ。
これに対して、やはり自民党べったりの御用新聞である読売新聞は、全く予想外に、解散で信を問えと述べている。『国民の信任を改めて得ることで、重要政策を遂行するための推進力を手に入れようとする狙いは、十分に理解できる。』と書かれているように、十分に理解出来ると述べている。この新聞社は、何とかと言う主筆がいなくならない限り、こんな社説しか書けない哀れな新聞社である。
安倍首相も堕ちたものだ。こんなことでお天道様が許すなら、神様の力はない。
衆院解散検討 課題を掲げて信任を求めよ
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/20141111-OYT1T50152.html
倍首相が衆院解散・総選挙を検討している。国民の信任を改めて得ることで、重要政策を遂行するための推進力を手に入れようとする狙いは、十分に理解できる。
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