07. 2014年11月12日 16:50:24
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焦点:増税延期観測で海外勢が国債売り、QQE吸収で金利低下も 2014年 11月 12日 15:52 JST http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0IW0GQ20141112&channelName=topNews#a=1 1 of 1[Full Size] [東京 12日 ロイター] - 日本国債(JGB)が海外勢主導で売られている。年内解散論が広がるなか、消費再増税延期の観測が高まり、景気腰折れ回避を材料視するリスク資産選好や財政規律の緩みを材料にした売りが出ている。ただ、日銀の追加緩和で量的・質的金融緩和(QQE)が強化され、日銀の国債購入量が増加するため、売りは日銀が吸収して金利上昇の余地は小さくなり、いったん上がったところから低下していく展開を予想する声が多い。 <海外勢の株先買い・債先売り> ロイターは11日、政府が消費税率10%への引き上げを先送りする公算が出てきたと報じた。このまま再増税に踏み切ればデフレ脱却もとん挫し、結果的に税収の下振れから財政再建も進まないとの判断に傾いており、引き上げ時期を1年半先送りする案を軸に本格的な検討が進んでいるという。 ロイターの報道を受け、11日のニューヨーク外為市場では、ドル/円JPY=が2007年10月以来の高値となる116.09円に上値を拡大した。 この流れは12日の日本国債市場にも波及。長期国債先物2JGBZ4は大幅続落で始まり、中心限月の12月限は10月7日以来の146円割れとなり、10年最長期国債利回り(長期金利)JP10YTN=JBTCは0.520%と、10月10日以来の0.5%台に乗せた。年内解散論から消費再増税延期の観測が強まり、景気腰折れ回避を材料視するリスク資産選好が高まって安全資産とされる円債に短期筋からの売りが優勢となった。 11日からの日本国債市場の需給をみると、ヘッジファンドを含めた海外投資家の売りが主導したとみられている。マーケットでは「外為市場で円安が急速に進行する状況で、日経平均株価が年初来高値を更新していることを材料視した海外勢の株先買い・債先売りが見られる」(国内証券)との指摘がある。 <短期的には株高・債券安> マーケットでは、消費再増税延期が株式市場にポジティブに働くか、ネガティブに働くかについて市場参加者の意見が分かれていた。 だが、延期観測が浮上してみると、日本の景気に短期的にはポジティブと受け止められた。 みずほ証券・マーケットエコノミストの末廣徹氏は「短期的には株高、債券安のトレンドが続きそうだ」とみる。ここ数日のマーケットの動きを見ると、解散、消費再増税延期に関して、安倍晋三首相が自ら動かしていく印象を受け、政権への期待から株式が買われ、国債が売られる構図になっているという。 消費再増税延期の円債市場への影響について、RBS証券・チーフ債券ストラテジストの丹治倫敦氏は「財政に対してネガティブ・インパクトになることは間違いない。ただ、国債が増発されるかというと、来年は借換債の増発がかなり減るので、国債の資金繰りに余裕がある。即増発という話にはならない」とみている。 <QQE続く限り、一本調子の金利上昇ない> 今後の長期金利の見通しに関しては、日銀のQQEが続く限り、長期的に金利は下がっていく方向になるとの見方が多い。 「増税延期は成長戦略でもなければ、経済成長率を引き上げるものでもない。先送りされただけで、株価が一方的に上がっていくのはおかしい」(外資系証券)との指摘がある。 このため市場の一部では、株式相場の上昇の勢いが止まり始めることを想定し、日本国債の押し目買いが徐々に強まるとの声が広がっている。 こうしたファンダメンタルズからの予想とは別に、国債の需給面で金利は上がりようがない、との声も強まってきた。 ある大手銀行の関係者は、追加緩和で超長期ゾーンにおける日銀の国債購入量が3倍に増加し、「超長期ゾーン金利に猛烈な低下圧力がかかってきた。これでは、財政破たんリスクを材料に外資系が売ってきても、太刀打ちできないだろう」と述べている。 また、丹治氏は「日銀の追加緩和による国債の買い入れ額の増額が効いてくることは間違いないので、いったん金利が上昇した後に、低下余地を試していく展開になる」と指摘する。 末廣氏も「長期金利は0.5%台にすんなり乗ったが、一本調子で金利が上昇することはない。日銀オペの買い圧力が強く、0.6%は遠い」とみている。 (伊藤武文 編集:田巻一彦)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IW0GQ20141112?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true 7─9月GDP予測、2.47%に大幅下方修正=11月フォーキャスト調査 2014年 11月 12日 16:05 JST http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0IW0HL20141112&channelName=topNews#a=1 1 of 1[Full Size] [東京 12日 ロイター] - 日本経済研究センターが12日発表したESPフォーキャスト調査(民間エコノミストによる日本経済予測の集計調査)によると、7─9月の予測値は前期比年率プラス2.47%と、前月調査の3.66%から下方修正された。14年度の成長率予測も下方修正され0.18%となった。 消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は、10─12月以降3四半期程度1%割れで推移する見通しとなった。14年度は下方修正され1.10%、15年度は1.11となった。(いずれも消費増税の影響を除くベース)。 今回の調査の調査期間は、10月29日から11月5日。 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IW0HL20141112
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