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与党で3分の2もオシマイ/(C)日刊ゲンダイ
年内選挙で250議席割れ…プロが予想「安倍自民党大幅減」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154826
2014年11月11日 日刊ゲンダイ
9日の読売1面の解散記事。安倍首相周辺は、12月の年内総選挙ならば「今後の政権運営に弾みがつく」と考えているらしいが、本当にそうか。専門家の予想では、むしろ自民党は大幅に議席を減らし、安倍首相の政権運営は危うくなる。
自民党は衆議院で現在295議席あり、公明党の31と合わせ、与党で定数480の3分の2以上を持っている。
次回は1票の格差是正のための「0増5減」の適用で定数は475に減る。公明は現有のままとして、自民が285を獲得し、3分の2を維持できるかというと、そう簡単ではない。定数減となるのは、福井や高知など自民が強い選挙区だし、そもそも閣僚辞任の余波に加え、アベノミクスが“津々浦々”まで行き渡っていない現状で、10議席減程度にとどまるはずがない。
政治評論家の浅川博忠氏はこう言う。
「普通にやっても自民は現有の1割減で270前後になるとみています。民主は現有56から80台まで伸ばすんじゃないか。野党の選挙区調整が進めば、自民は250前後まで落ち込む可能性もあります」
辞任した松島前法相、09年に落選し選挙に弱い西川農相など、“問題大臣”の苦戦は間違いない。さらに前回119人も当選し、増えすぎた自民党1期生は、「民主の惜敗組に取って代わられる」(浅川博忠氏)人が続出しそう。
■野党一本化で逆転する選挙区も
民主は10月に党独自の情勢調査を行った。自民にダブルスコア近く差をつけられている選挙区が大半だったとはいうが、数ポイント差や複数の野党候補を一本化できれば逆転する選挙区も数多くあったという。
政治評論家の野上忠興氏はさらに自民に厳しい。
「自民党は野党がバラバラだと甘く見ていますが、いざとなれば小異を捨てて大同につくのが政治。野党の選挙区調整がなくても自民党は30減、調整できれば50減で250議席を切るかもしれませんよ。民主党は3ケタに乗せると思います。安倍政権の政策は、年金カットや医療費アップなど高齢者イジメです。地方の景気もメタメタ。高齢者や地方の保守層が前回自民党を勝たせ過ぎたことを反省し、お灸をすえることになるでしょう」
自民党が250前後まで議席を減らしたら政権運営はどうなるか?
「国会活動で安倍さんはますます公明党に気を使わなければならなくなります。消費税の軽減税率も迫られる。さらに『3分の2』を失うことで安倍さんの悲願の憲法改正のハードルが上がることになるでしょう」(永田町関係者)
安倍首相が追い詰められるなら国民生活にとってはプラスだ。ぜひとも早く“伝家の宝刀”を抜いて欲しいものだ。
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